平成19年3月19日
「Tさん受賞作品について」
人種問題を扱った「YELLO FELLAS」はシゲさんも未だ見て居られないとの事ですがアリゾナ映画祭で銀賞を獲得された作品となると私も拝見したいと思います。
学生時代にもモントリオ-ル国際映画祭で入賞されたと言うのですから才能疑いなしでこれからが楽しみですね。
御長女もABCに居られ麻薬撲滅のドキュメンタリ-でエミ-賞を受賞されたとなるとそんなDNAが流れて居る事間違いありません。
特にTさんは演技者としても才能を持って居られコメンテ-タ-としても秀れた方ですから機会がありましたら一度御会いしたいと願って居ます。
井上 出 (07/03/19受信)
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平成19年3月19日
「元国連事務総長代理明石康氏を囲む食事会出席の感想」
先週木曜日に日本イスラエル商工会議所(JICC)主催の食事会に出て来ました。 今回は明石康さんを囲んで世界の平和について語り合いました。 NHK解説委員の出川典恒氏他出席者は皆国連の活動に対し厳しい意見を述べて居られました。
イラクの現況は果して改善し平和を取り戻す事が出来るかどうかと言う事については悲観的な意見が多くイランやシリアの介入が状況を悪化させて居る事からこの2ヶ国の協力なくしては平和回復は不可能と言うのが結論でした。
明石氏は現在もスリランカ平和構築担当日本政府代表として引続き世界平和の為に貢献されて居ますが、国連在職中に軍縮担当事務次長としてカンボジア暫定統治機構・旧ユ-ゴスラビア担当として実績を残された事からその折の裏話も含めた平和活動の難しさを聞かせて頂きました。
明石氏は27才の時日本人として初めて国連職員として採用されたと言う事で当時は全く国連に入る事等考えても居なかったにも拘らず偶然の出会いがその後30年近くも国連で活躍される事になったと言う事でした。
国連の平和活動は賽の河原の石積みの様なもので折角平和を取り戻しても直ぐに又元に戻って終う。 平和構築よりも平和維持の方が数倍も大変だと語って居られました。
民族紛争・宗教間の争いは当事者同士の話し合いによって解決も出来るが民族間・宗教間の対立を煽って自分達の卑しい欲望を達成しようとする輩の存在が問題を複雑にし又その解決を困難にして居るとして色々な具体例を上げての話には人間の汚い欲の深さを改めて認識させられました。
日頃雑事に追われ周囲の見えない私にとっては世界の平和とか人類の幸福と言う大きなテ-マについて考える機会を与えられた事に感謝する貴重な時間でした。
井上 出 (07/03/19受信)
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平成19年3月19日
「介護を必要とする受刑者達の急増問題について」
先週日米の刑務所問題についてメ-ル差し上げましたが3月14日付日経夕刊によれば要介護の受刑者の数が日本では増え続けて居りその為に刑務所としては対応に頭を抱えて居るとの事です。
広島県尾道市の尾道刑務支所では約400人の収容者のうち50人が60才以上で要介護の受刑者で平均年令74才と言う事でその数は年々増え続けて居るそうです。
要介護受刑者のうちの半数は服役二度目以上で身寄りがなく、身元引受人もない為仮釈放が認められない人達も居り又出所しても罪を犯し戻って来る人も多いとの事で娑婆よりも刑務所の方が住み易いと言う状況が生れて居るのです。
「刑務所が彼等にとってパラダイスになってはいけない」と言う尾道刑務所の林次長の発言があったと言うのですがこんな状況が再犯要因になって居る可能性が高い様に思われます。
尾道刑務所では廊下中央に歩行補助用手摺りを取り付けたり浴室の蛇口をプッシュ式にしたりナ-ス・コ-ルに似た様な装置を付けたり更には単独室(個室)を原則にしたりと至れり尽くせりだと言うのですから設備もサ-ビスも悪い無料老人ホ-ムよりはるかに快適と言う事になる訳で果たしてここまでやるべきか疑問になります。 食事も特別食が提供されて居るそうです。
他の先進国の刑務所事情は判りませんが受刑者達がパラダイスの様な環境の中で老後の暮しを楽しむと言うのは誰が考えてもおかしな話ですがこんな刑務所が更に建設されるそうです。
井上 出 (07/03/19受信)
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平成19年3月16日
「頭が曇天模様」
大変面白い表現で上手に仕掛ければ流行語になるかもしれませんね。 こんなユニ-クは発想が出来る間は心配ないですね。
「四日間の奇跡」と言う映画は知りませんがこのところ日本映画は元気で西洋(含アジア)映画よりも興行成績が良いと言う事なので日本の映画業界も様変わりです。
前述の映画の事は判りませんが最近は小さなプロダクションが作る映画が増えて居ます。 そしてその中には難解な物も結構あるのです。
我々の年になると額に皺を寄せて見る様な映画は避けた方が良いかもしれません。 兎に角楽しい笑いに満ちた映画が精神衛生上も良い様に思います。 そんな事から最近は「トラさん」シリ-ズや「釣馬鹿日誌」シリ-ズ等を見てゲラゲラ笑って居ますがこれが私にとってはストレス解消の特効薬の様に思われます。
PTSDではないかと言う自己診断をして居られる様ですがこれは今日本でも注目されて居る病気で集中力を欠く子供達は皆その疑いがあるとして結構PTSDの薬を飲んで居る子供が居る様です。 こんな新しい病気が次々と出て来るのは何故なのでしょうか?
先日ラジオドクタ-の話を聞いたのですが昔は幼児のアトピ-等皆無に近かったとの事。 最近は強いアレルギ-反応を起す子供達も増えて居ますしそばを食べて死亡した例もあり人間は段々抵抗力が無くなって来て居る様です。
私達が子供の頃はテレビだとかゲ-ム機等ありませんでしたから学校から帰って来るとランドセルを玄関に放り出し原っぱに飛び出し太陽の下で走り回ったものですが今の子供達は家の中でピコピコやって居ますから身体に良い訳がありません。 精神衛生上も問題です。
最近の子供達が身体が弱いのは太陽光線を充分浴びて居ない事にあるのではないか等と何の医学的な裏付けもなく親御さん達に機会ある度に外で遊ばせる事を奨めて居ますが植物同様人間にも太陽光は必要だと私は信じます。
今沖縄が移住先として人気があり人口が増え続けて居ますが、先日もTVのドキュメンタリ-番組でアレルギ-やアトピ-そして花粉症で苦しんで居た子供達が沖縄で暮す様になってから毎日外で真黒になって遊び回って居る中に健康を取り戻し友達と遊ぶ事に喜びを見出しゲ-ム遊びをしなくなったと親が語って居ましたがSONYをはじめNINTENDO他のゲ-ムは世界中の子供達を毒して居ると私は考えます。
そして新しい市場開拓と称して今度は老人を対象にしたゲ-ムを開拓中だと言うのですから金儲けの為なら何でもありのゲ-ムメ-カ-には自分達のゲ-ムが世界中の子供達の健全な成長を阻害して居ると言う自覚が無いのですから救いがありません。 筆頭のSONYは盛田さん存命ならゲ-ム等作らせなかった事でしょう。
老人が1人で部屋の中でピコピコやって居る様な情景は見たくないですし健康にも良くありません。 大人も子供も出来るだけ屋外に出て太陽光を浴びる事が健康を保つ上で一番大事な事だと私は信じて疑いません。
井上 出 (07/03/19受信)
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平成19年3月20日
「細川裕文さんからの投稿」
細川さんのメ-ルからは何時も私の知らない世界の情報を沢山頂いて居ます。 信じられない程多くの資格を持って居られるだけあって色々な分野にわたって広い知識を持って居られる事には毎度感心します。
町田の富澤商店が有名な食材店とは知りませんでした。 料理の鉄人達御用達の店との事ですから名古屋でも間違いなく成功する事でしょう。 名古屋人は品質に煩いと言う話はイスラエルのダイヤモンド取扱い業者から聞いた事がありますが食物についても厳しいのでしょう。
明治期から戦前にかけて輸出されたノリタケの陶器が「オ-ルド・ノリタケ」と呼ばれ希少価値があるとの事、私の外国の友人達はその事を知って居て私に自慢して居たのでしょう。 恐らく手造りでもう今では作れない様な物なのでしょう。
ノリタケが明治の初期にニュ-ヨ-クで開店した骨董品、陶器輸出業がスタ-トだったとの事ですがセイコ-が時計の輸入商服部商店としてスタ-トした事と重なり明治期の各業界の活発な動きが想像されます。 進取の精神に富んだ若者達が次々と色々な分野に参入して行ったのでしょう。 ノリタケのアウトレットショップは是非のぞいてみたいと思います。
ル-セント・タワ-に続いて岐阜シティタワ-43と中部地区は実に元気がありますね。 トヨタが牽引車になって居るのでしょうがこんな活動も企業の社会的責任の一環であって他の大企業も見習って貰いたいと思いますが同時に派遣社員を使ってコスト削減を図りその結果としてリコ-ル続出の最近のトヨタには猛省を促したいと思います。
細川さんは歴史家ですから諸行無常と盛者必衰の道理を説いて居られるのだと思いますが金総書記も人間には寿命があると言う事を認識し他人を思い遣る心を取り戻して欲しいと心から願います。 極端な臆病者だと元側近が語って居ましたが飛行機も怖くて乗れないと言うこの男に「地獄に落ちるぞ!!」と脅す事が一番効果があるかもしれません。
拉致事件解決は彼の意思次第なのですから何とか1日も早く拉致した日本人のみならず韓国をはじめ他国の拉致された人達全てが釈放される様願って居ますが恐らく何か大きな問題があるのではないかと思われます・ 頑なに拉致された人達の釈放を拒否し「問題は既に解決済だ」などと繰り返し主張する裏には釈放する事によって国際的に問題になる様な大きな人権問題がある様に私には思えてならないのです。
それにしても米国は全く頼りになりませんね。拉致問題解決に協力すると言いながら簡単に金総書記の個人口座と言われて居るマカオの銀行口座閉鎖を解除して終いましたが米国にとっては日本の拉致問題などどうでも良い事で核爆弾が北朝鮮から米国本土に飛んで来ない様になればそれで充分と言う事なので日本など眼中にないのです。 米国は自国の利益が最優先だと言う事を改めて認識させられました。
井上 出 (07/03/19受信)