Thursday, November 06, 2008

魚の流通

平成20年11月6日 

【魚の流通を変えたい】

以前にもお伝えしましたが魚の流通は仲買人を何人も通す為に漁師の手取りは平均して小売価格の3割に過ぎません。 政府は漁業支援と言う事で重油代金値上り分を補助金と言う形で出して埋めて居ますがその前に流通にメスを入れ漁師の手取りを少なくとも4割に上げる必要があります。

漁師の平均手取りが小売価格の30%平均とお伝えしましたが今旬の秋刀魚(サンマ)の宮城県釜石の秋刀魚船の最近の手取りはキロ当たり50円となり一匹当たり10円にもなって居ません。

東京のス-パ-に並んで居る秋刀魚はこのところ値段が下がって居ますがそれでも1匹80円前後して居ますから何と浜値の8倍になって居ます。 庶民の魚であり秋の味覚の王様である秋刀魚を2匹100円位で販売して貰いたいと思いますが現状では難しい様です。

農作物は生産者の手取りが小売値の4割平均ですから少なくともその位になる様政府は流通改善の為の特別委員会を設けて取り組んで貰いたいと思います。

井上 出

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