細川投稿拝読、ラジオリスナーの事 (2007/07/30)
細川裕文さんからの投稿拝受しました。
(1) 食糧の自給率と食の安全について
食糧の自給率を上げる事は近い将来起きるであろう世界規模での食料不足に備える為に何としても必要です。 食の安全は今回の中国製食品の相次ぐ品質問題によって再び日本人の最大関心事となりましたが日本の食品メーカーによる賞味期限切れ原料の使用は後を絶ちません。 メ-カ-の利益至上主義的な動きに対してはそれぞれのメーカーの従業員の方々による厳しい監視と告発をお願いしたいと思います。
(2) オタク族のパワー
細川さんからの沢山の情報のお陰で私も結構オタク族通になった事から今迄気付かずに居たのですが周囲に結構オタク族が居る事が判りました。 趣味に生きる人達は全てオタク族でこれからは更に増えると思います。 新しいメイドカフェが名古屋にオープンしたとの事ですが紅茶党の私ですから「MIGNON CAFE」で細川さん御推薦の名古屋一番の味を楽しみたいと思いますがチョット遠過ぎますね。
(3) 青春18切符
古希を迎えた私でも購入出来ると言う得々切符が何と青春18と言うのは嬉しいですね。細川さんの様に毎日忙しくして居られる方が時間を見付けて東京・伊勢そして神戸と飛び回って居られる様子に唯々脱帽です。 大変な行動力でこれは恐らく生れ付きの物であろうと思います。
細川さんの各地の名産の御紹介に鈍行での旅をトラさんの様に楽しみたいと思います。 気の向くままに下車をして見物をしたり温泉に入ったり美味しい物を食べたりそんな旅をしてみたいものです。 足腰が丈夫な間に実現したいと思って居ます。
(4) 日本人の活字離れについて
細川さんの言われる様に情報を発信する側にも活字離れの原因はありましょう。 オタク族はシッカリ本を読んで居るとの事ですが一般的流れとしては活字離れは進んで居ます。 TVの無い時代に育った私達の世代は想像力が豊かである事は間違いありませんし又皆ロマンティストです。 映像で育った世代は現実的で夢が無いと言うのが我々の見方です。
私は若い人に会うと必ず「貴方の夢は何ですか?」と聞くのですが90%以上の人が答えられません。 良し悪しは別として私達が若い頃は皆夢を持って居ました。 殆んどが元帥や大将を夢見たものです。 どんな夢でも良いと思います。 今の若い人に大きな夢を持って生きて欲しいと心から願って居ます。
井上 出 (07/07/30受信)
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平成19年7月30日
ラジオリスナ-の事
確かにタクシ-やトラックの運転手はラジオリスナ-の大きなパ-センテ-ジを占めて居ると思われますが7月23日の私のメ-ルでもお伝えした様にNHKの午後11時20分から始まる「ラジオ深夜便」の聴取率が上昇中でリスナーの多くが60~80才の年配者達と言う事ですからリスナーが運転者によって代表されると言う事ではないと思います。
私はこのところ歯医者通いをして居ますが歯医者さんの中にはラジオを一日中付けて治療をしながら聴いて居る人が結構居る様です。 今迄随分あちこちの歯医者に掛りましたが上野にある歯医者は美人の看護婦さんを2人置いてムードミュージックを流し家具類も高価な物を揃えて居ました。 腕は悪くないと言う事で3度程通ったのですが4回目に急用で約束をキャンセルしたところキャンセル料を請求されました。 そんな話は聞いて居なかったので支払いを拒否し以降行って居ませんが日本にもこのところこんな医者が居ると知り驚きました。
短波放送のリスナ-は確かに「ながら族」とは違い真剣に集中して聴いて居ると思います。 「BCL」が和製英語の略称とは知りませんでした。 山田さん、積山さん、上野さんがファンであったと知り皆さんをとても身近に感じます。
野邑俊彦さんが発行して居る「読むBCL」は私も購読させて頂いて居ますが読者の多くは恐らく当時の中学生達が中心ではないかと愚考します。 箱根へ行くと有線放送しかありませんからラジオ日経を聞く事が多いのですがシゲさんが「カナダ ジス ウィーク」を放送して居られた頃には53万人ものリスナ-が居たと知りました。
哲郎 さんの「ザ ラウンドアップ」の放送を25万人もの人が聴いて居たと言うお話に驚きました。間違いなく有名人ですが肌の色での差別がCBC内にもある事を残念に思いますがこれが現実なのです。 米国と経済力で肩を並べたと威張ってみても日本人をイエロ-モンキ-と呼ぶ連中が北米に多い事を我々は認識する必要があります。
人種偏見は根強く残って居り我々の目の玉の黒い間には到底解消しません。 逆に米国に於ける黒人やヒスパニックに対する差別や偏見は最近強くなって来て居ると言う人達も居り、同じ人間でありながら肌の色の違いによって差別する人間の心の貧しさを悲しく思います。
井上 出 (07/07/30受信)