死刑執行
平成20年10月27日
【死刑執行について】
鳩山邦夫法相が在任中に連続的に死刑を執行した事に対し批判もあった様ですが理由も無く唯徒に死刑執行を引き延ばして来た歴代の法相こそ責められるべきで朝日新聞の様に鳩山氏を死神呼ばわりするのはお門違いです。
私が常務理事をして居る文教人懇談会と言う異業種交流会には鳩山邦夫代議士も時々出席するのですが死刑執行命令に署名する時の何とも言えない複雑な気持を語って居ましたが辛い仕事だと思います。
併し法相を拝命した以上死刑執行は重要な仕事の1つですから今後も法相は規定に従って執行命令を出して貰いたいと考えます。
10月5日付読売新聞に日本に於ける死刑執行方法について詳しい記事がありましたが明治15年以来絞首は死刑の執行方法として行われ現在に至って居ると知りました。 私は最近は電気椅子であろうと想像して居たのですが今でも死刑囚は刑場の中心にある踏み板の上に立たされ首にロープを巻かれ別室の刑務官3人が一斉に執行ボタンを押すとその中の1つと連動した踏み板が下方に開き死刑囚は落下し自分の身体の重みで首の骨が折れ呼吸が止まるとの事です。
瞬時に意識を失う為に本人は苦痛を感じないと言うのですが平均で約15分間心臓は動き続けると言うのですから残酷な話です。
電気椅子やガス室での執行が主流であった米国は1980年代から苦痛が少なく人道的として薬物注射が主流との事ですが日本もボチボチ執行方法を見直す時期が来て居る様に思います。
井上 出
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