イノさんの文箱 (2007/08/31)
平成19年8月7日
JETRO(日本貿易振興会)に輸出振興強化を求めます
輸出入のバランスが取れて居る事が国としての望ましい姿ですが一時輸出が急増した事からJETROはこのところ輸出よりも輸入に力を入れる傾向がありましたが資源の乏しい日本にとっては輸出立国は国是であって徒に輸入振興の旗振りなどJETROにして貰いたくありません。
何と言っても現在の日本の経済成長を支えて居るのは安定した世界経済を背景とした好調な輸出である事を我々は再認識する必要があります。
中国の経済成長を齎しているのは7年連続で20%以上の伸びを続けて居る輸出で2004年には中国の輸出額は日本を抜いて世界第3位でその額は110兆円を超えて居ます。 因みに日本は第4位で75兆円になって居り第1位のドイツの輸出額128兆円の半分程度になって居ます。 米国は現在第2位ですが今年は中国に抜かれ第3位に転落する事は間違いありません。
日本は引続き経済成長を保つ為には何としても輸出拡大を図らなければ経済発展は相対的に低下する事からJETROも初心に戻って輸出振興に力を入れて貰いたいと願って居ます。
先進国の中で外国人観光客が一番少ない日本ですが美しい景色が一杯あり又見るところは沢山ありますし大きなお祭りも各地で行われます。 日本食ブームで日本料理の味を知った外国人達には本場の日本食を食べて貰いたいと言う事で小泉政権時代に小泉さん自身がPRの為にコマ-シャルに出演したりと観光客誘致の為の努力を続けて来た甲斐があってこのところ外国人観光客が増えて来て居ます。
2007年の上半期の訪日外国人客の数は394万人と昨年同期比12%も増えたと国際観光振興機構が先日発表しましたが今後も増え続けて欲しいものです。
観光客急増の原因には最近の円安もありますし韓国や中国等アジア諸国の経済発展と所得増があると思いますが前述の「ビジット・ジャパン・キャンペ-ン(VJC)」と言う官民一体の活動の成果も大きいと思われます。
訪問外国人の中で最も多かったのはお隣の韓国で前年同期比23%増の122万人そして2位が台湾の67万人続いて中国の43万人で中国からの来訪者数も昨年比13%増になって居ます。
先進国ではやはり米国からが多く40万人ですがこれは昨年比1.8%減と唯一減少して居ますが米国から中国への旅行者が増えて居る事を考えると米国人の関心が日本から中国に移って居る結果と思われます。
未だ10万人台と少ないオ-ストラリアは6万人台と更に少ないフランスと並んで今期は2桁増になって居る事から今後この両国からの観光客は更に増えると思われます。
JETROには国際観光振興機構と手を組んでその出先機関に輸出振興活動のみならず観光客誘致に力を入れて貰いたいと願って居ます。 外貨を稼がなければ日本は生きて行けないと言うことを再認識する必要があるのです。
井上 出
* * * * *
平成19年8月8日
東大は変化し世界の東大になる
小宮山宏(62才)東京大学総長の話を聞き東大がアジアの片田舎の地方大学から世界の東大に変化して行くであろうと言う確信を持ちました。
国際的な調査機関が発表した世界の大学ランキングでは東大は最近13~19位を上下して居り一流大学の仲間入りをさせて貰えません。 併し小宮山氏は東大史上初のアクションプラン(行動計画)を発表し「世界の頂点を目指す!!」と宣言しました。
現在東大は本郷・駒場・千葉の柏と3箇所にキャンパスを持ち教職員数約9,000人、大学生と大学院生を併せた学生数は29,000人の大部隊です。 この大学を改革し米国のハ-バ-ド大学を抜くと言う夢を小宮山氏は語るのです。 そしてその話を聞いて居ると実現の可能性を感じるのですから不思議です。
目標はあくまでも高く、そしてその目標を機会ある各に沢山の人に語る事で自分を追い込み目標達成の可能性を高める事が出来ると何かの本で読んだ事がありますがこれは大事な事で私も今迄の人生をこの様に行動して来ました。 未だ夢半ばですがこれからも努力を続けたいと思って居ます。 小宮山氏のメディアへの露出度は高くハーバードを抜くと言う目標を語り続けて居ますがこれは正にそんな考えがベ-スにあると思われます。
非英語圏の大学としては既にトップに近いと言っても外国からの留学生の数は先進諸国の大学に比較すると極端に少ない事は外国での人気の低さを表わして居ます。 奨学金や授業料免除と言う乙波をする事によって外国からの留学生を増やすと共に住居費の高い東京で暮せる様外国人用のゲストハウスを本郷と柏のキャンパス内に建てる計画もあると言う事で着々と布ホは打って居る様です。
小宮山氏の手腕に大いに期待したいと思います。
井上 出
* * * * *
平成19年8月7日
発明王国愛知県
愛知県では名古屋中心に数々の実にユニ-クな製品が続々と生れて居る事は皆様も御承知だと思いますが先ずその筆頭は豊田織機でありトヨタ自動車でしょう。 我々の周囲を見廻しても中華料理店に欠かせない回転式丸テ-ブルがありますし又パチンコもそうです。 古くはカラクリ人形も愛知県生まれとの事。
先日来名古屋の細川裕文さんから名古屋生れの食べ物や風俗他について御紹介頂いて居ますがこれは愛知県の人々が昔から秀れた発明能力を持って居られるからである事は間違いありません。
愛知県には発明クラブが沢山あり老若男女が集い日夜発明に精出して居るとの事でその数は日本一だそうです。 小学校でも理科の時間の多くを発明に費やして居ると言う事でその成果として小学校の日本発明コンクール入賞者の3/4に当る28人が愛知県出身者です。 これは大変な事です。
特に刈谷市が愛知県の中でも一番発明の盛んな土地との事で次々とユニ-クな発明が生れて居るとの事です。 発明・ヒラメキ日本NO.1は刈谷市と言う事になって居ます。
細川さんから名古屋の喫茶店の事は色々御聞きして居ましたがその名古屋はやはり喫茶店の数では日本NO.1だそうで1人当り年間17,402円も喫茶店で飲み食いして居ると言うのですから驚きです。
モーニングサービスは各喫茶店が競い合う事から超お得との事なので名古屋に行く機会がありましたらホテルの朝食ではなく喫茶店のモ-ニングサ-ビスを食べてみたいと思って居ます。
小倉ト-スト(あんこを乗せたト-スト)シロノワ-ル(クロワッサンにソフトクリ-ムを乗せた物)そしてあんかけスパゲッティ-にコ-ヒ-ぜんざいそして極め付きは八丁味噌アイスとの事。
以上はテレビの特集からの拾い書きですが創造性に欠けると言われる最近の若者には愛知県の人達に学んで貰いたいと思います。
井上 出
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平成19年8月8日
インドネシアの熱帯雨林消滅の危機
バイオジ-ゼルの原料としてパ-ムヤシの実が注目され需要が急増した為パーム油の価格は遂に従来価格の2倍になって終いました。
その結果パーム油世界最大の産出国であるインドネシアでは熱帯雨林をパームヤシ畑にする動きが加速し熱帯雨林が急激に消滅して居り果たしてこの様な動きがCO2削減になるのかどうか大きな疑問を生んで居ます。
インドネシアの熱帯雨林が生み出す酸素量は膨大なものでブラジルに次ぐと言われて居たにも拘らずブラジル同様急速に進む農地への転用によって酸素の供給量は急減して居るのです。
先進国に於ける自動車が生み出すCO2を削減する為のパ-ム油の増産が逆にCO2の増加あるいは酸素産出量の減少を招いて居る事は大きな問題でバイオエタノ-ル生産も廃材や最近キリンビールが開発したビール生産の折の副産物である麦芽の皮等を原料として利用したプラントを生産の中心としトウモロコシや砂糖キビから作るエタノールに代えて政府が補助金を出して育てなければならない分野だと考えます。
井上 出
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平成19年8月9日
後発薬の普及で医療費負担軽減を!!
先進諸国の中で後発薬(特許切れの類似薬)の使用比率は信じられない位低く、製薬会社と病院・医院との癒着が最大の原因です。
後発薬の使用比率が先進諸国並になれば年間約1兆円の医療費削減が可能と言われて居るにも拘らず特別に患者側から要求しない限り先発薬が処方されて居るのが現状です。
政府は医療費削減策の一環として後発薬がある場合例え先発薬を処方しても後発薬の給付額までしか認めず差額は患者の負担とする案を検討中と言う事ですからこれが実施されれば後発薬の普及が進むであろうと期待して居ます。
製薬会社はこの様な動きに対し先発薬の改良薬と称する新薬を続々と市場に投入して居りあまり効果に違いの無い新薬を先発薬以上の価格で販売し始めて居ます。 これでは逆に医療費が増える様になる事から後発薬を普及させる為に知恵を絞る必要があります。
同時に製薬会社と医師との癒着にメスを入れる時期であり製薬会社からのリベ-トや接待を禁止する立法が求められています。 高齢社会に突入した日本では医療費の削減が急務なのです。
井上 出
JETRO(日本貿易振興会)に輸出振興強化を求めます
輸出入のバランスが取れて居る事が国としての望ましい姿ですが一時輸出が急増した事からJETROはこのところ輸出よりも輸入に力を入れる傾向がありましたが資源の乏しい日本にとっては輸出立国は国是であって徒に輸入振興の旗振りなどJETROにして貰いたくありません。
何と言っても現在の日本の経済成長を支えて居るのは安定した世界経済を背景とした好調な輸出である事を我々は再認識する必要があります。
中国の経済成長を齎しているのは7年連続で20%以上の伸びを続けて居る輸出で2004年には中国の輸出額は日本を抜いて世界第3位でその額は110兆円を超えて居ます。 因みに日本は第4位で75兆円になって居り第1位のドイツの輸出額128兆円の半分程度になって居ます。 米国は現在第2位ですが今年は中国に抜かれ第3位に転落する事は間違いありません。
日本は引続き経済成長を保つ為には何としても輸出拡大を図らなければ経済発展は相対的に低下する事からJETROも初心に戻って輸出振興に力を入れて貰いたいと願って居ます。
先進国の中で外国人観光客が一番少ない日本ですが美しい景色が一杯あり又見るところは沢山ありますし大きなお祭りも各地で行われます。 日本食ブームで日本料理の味を知った外国人達には本場の日本食を食べて貰いたいと言う事で小泉政権時代に小泉さん自身がPRの為にコマ-シャルに出演したりと観光客誘致の為の努力を続けて来た甲斐があってこのところ外国人観光客が増えて来て居ます。
2007年の上半期の訪日外国人客の数は394万人と昨年同期比12%も増えたと国際観光振興機構が先日発表しましたが今後も増え続けて欲しいものです。
観光客急増の原因には最近の円安もありますし韓国や中国等アジア諸国の経済発展と所得増があると思いますが前述の「ビジット・ジャパン・キャンペ-ン(VJC)」と言う官民一体の活動の成果も大きいと思われます。
訪問外国人の中で最も多かったのはお隣の韓国で前年同期比23%増の122万人そして2位が台湾の67万人続いて中国の43万人で中国からの来訪者数も昨年比13%増になって居ます。
先進国ではやはり米国からが多く40万人ですがこれは昨年比1.8%減と唯一減少して居ますが米国から中国への旅行者が増えて居る事を考えると米国人の関心が日本から中国に移って居る結果と思われます。
未だ10万人台と少ないオ-ストラリアは6万人台と更に少ないフランスと並んで今期は2桁増になって居る事から今後この両国からの観光客は更に増えると思われます。
JETROには国際観光振興機構と手を組んでその出先機関に輸出振興活動のみならず観光客誘致に力を入れて貰いたいと願って居ます。 外貨を稼がなければ日本は生きて行けないと言うことを再認識する必要があるのです。
井上 出
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平成19年8月8日
東大は変化し世界の東大になる
小宮山宏(62才)東京大学総長の話を聞き東大がアジアの片田舎の地方大学から世界の東大に変化して行くであろうと言う確信を持ちました。
国際的な調査機関が発表した世界の大学ランキングでは東大は最近13~19位を上下して居り一流大学の仲間入りをさせて貰えません。 併し小宮山氏は東大史上初のアクションプラン(行動計画)を発表し「世界の頂点を目指す!!」と宣言しました。
現在東大は本郷・駒場・千葉の柏と3箇所にキャンパスを持ち教職員数約9,000人、大学生と大学院生を併せた学生数は29,000人の大部隊です。 この大学を改革し米国のハ-バ-ド大学を抜くと言う夢を小宮山氏は語るのです。 そしてその話を聞いて居ると実現の可能性を感じるのですから不思議です。
目標はあくまでも高く、そしてその目標を機会ある各に沢山の人に語る事で自分を追い込み目標達成の可能性を高める事が出来ると何かの本で読んだ事がありますがこれは大事な事で私も今迄の人生をこの様に行動して来ました。 未だ夢半ばですがこれからも努力を続けたいと思って居ます。 小宮山氏のメディアへの露出度は高くハーバードを抜くと言う目標を語り続けて居ますがこれは正にそんな考えがベ-スにあると思われます。
非英語圏の大学としては既にトップに近いと言っても外国からの留学生の数は先進諸国の大学に比較すると極端に少ない事は外国での人気の低さを表わして居ます。 奨学金や授業料免除と言う乙波をする事によって外国からの留学生を増やすと共に住居費の高い東京で暮せる様外国人用のゲストハウスを本郷と柏のキャンパス内に建てる計画もあると言う事で着々と布ホは打って居る様です。
小宮山氏の手腕に大いに期待したいと思います。
井上 出
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平成19年8月7日
発明王国愛知県
愛知県では名古屋中心に数々の実にユニ-クな製品が続々と生れて居る事は皆様も御承知だと思いますが先ずその筆頭は豊田織機でありトヨタ自動車でしょう。 我々の周囲を見廻しても中華料理店に欠かせない回転式丸テ-ブルがありますし又パチンコもそうです。 古くはカラクリ人形も愛知県生まれとの事。
先日来名古屋の細川裕文さんから名古屋生れの食べ物や風俗他について御紹介頂いて居ますがこれは愛知県の人々が昔から秀れた発明能力を持って居られるからである事は間違いありません。
愛知県には発明クラブが沢山あり老若男女が集い日夜発明に精出して居るとの事でその数は日本一だそうです。 小学校でも理科の時間の多くを発明に費やして居ると言う事でその成果として小学校の日本発明コンクール入賞者の3/4に当る28人が愛知県出身者です。 これは大変な事です。
特に刈谷市が愛知県の中でも一番発明の盛んな土地との事で次々とユニ-クな発明が生れて居るとの事です。 発明・ヒラメキ日本NO.1は刈谷市と言う事になって居ます。
細川さんから名古屋の喫茶店の事は色々御聞きして居ましたがその名古屋はやはり喫茶店の数では日本NO.1だそうで1人当り年間17,402円も喫茶店で飲み食いして居ると言うのですから驚きです。
モーニングサービスは各喫茶店が競い合う事から超お得との事なので名古屋に行く機会がありましたらホテルの朝食ではなく喫茶店のモ-ニングサ-ビスを食べてみたいと思って居ます。
小倉ト-スト(あんこを乗せたト-スト)シロノワ-ル(クロワッサンにソフトクリ-ムを乗せた物)そしてあんかけスパゲッティ-にコ-ヒ-ぜんざいそして極め付きは八丁味噌アイスとの事。
以上はテレビの特集からの拾い書きですが創造性に欠けると言われる最近の若者には愛知県の人達に学んで貰いたいと思います。
井上 出
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平成19年8月8日
インドネシアの熱帯雨林消滅の危機
バイオジ-ゼルの原料としてパ-ムヤシの実が注目され需要が急増した為パーム油の価格は遂に従来価格の2倍になって終いました。
その結果パーム油世界最大の産出国であるインドネシアでは熱帯雨林をパームヤシ畑にする動きが加速し熱帯雨林が急激に消滅して居り果たしてこの様な動きがCO2削減になるのかどうか大きな疑問を生んで居ます。
インドネシアの熱帯雨林が生み出す酸素量は膨大なものでブラジルに次ぐと言われて居たにも拘らずブラジル同様急速に進む農地への転用によって酸素の供給量は急減して居るのです。
先進国に於ける自動車が生み出すCO2を削減する為のパ-ム油の増産が逆にCO2の増加あるいは酸素産出量の減少を招いて居る事は大きな問題でバイオエタノ-ル生産も廃材や最近キリンビールが開発したビール生産の折の副産物である麦芽の皮等を原料として利用したプラントを生産の中心としトウモロコシや砂糖キビから作るエタノールに代えて政府が補助金を出して育てなければならない分野だと考えます。
井上 出
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平成19年8月9日
後発薬の普及で医療費負担軽減を!!
先進諸国の中で後発薬(特許切れの類似薬)の使用比率は信じられない位低く、製薬会社と病院・医院との癒着が最大の原因です。
後発薬の使用比率が先進諸国並になれば年間約1兆円の医療費削減が可能と言われて居るにも拘らず特別に患者側から要求しない限り先発薬が処方されて居るのが現状です。
政府は医療費削減策の一環として後発薬がある場合例え先発薬を処方しても後発薬の給付額までしか認めず差額は患者の負担とする案を検討中と言う事ですからこれが実施されれば後発薬の普及が進むであろうと期待して居ます。
製薬会社はこの様な動きに対し先発薬の改良薬と称する新薬を続々と市場に投入して居りあまり効果に違いの無い新薬を先発薬以上の価格で販売し始めて居ます。 これでは逆に医療費が増える様になる事から後発薬を普及させる為に知恵を絞る必要があります。
同時に製薬会社と医師との癒着にメスを入れる時期であり製薬会社からのリベ-トや接待を禁止する立法が求められています。 高齢社会に突入した日本では医療費の削減が急務なのです。
井上 出