イノさんの文箱 (2007/03/16)
平成19年3月15日
「農民達による国を覆すような革命の起きる可能性が高まりつつある中国」
先日のメ-ルでも御伝えしましたが中国政府発表でも1日240件の暴動が全土で発生して居ます。 所得格差は都市部と内陸の奥地の農村部との間で今迄以上に急速に拡大して居り農民達の反政府活動は過激になって来て居ます。
中国南部の湖南省永州珠山鎮で今回発生した暴動は路線バスの一方的な値上が暴動の発端で値上と言っても従来の運賃に対し1.6~2.5倍と言う法外な如何にも中国らしい利用者を無視した値上巾で住民達が抗議集会を開いたところ群集が次々と増え始め最終的に1万人にも達しそれを排除する為に警察が出動し警察車輌や路線バスなど14台が燃やされ住民の中に死者や怪我人が大勢出たと言うのです。
日頃から政府に不満を持つ人達が何らかの切掛けで直ぐに大きな暴動に発展して終うのです。 暴動発生の原因NO.1は農地を一方的に取り上げられ何の補償も受けられない事に対する抗議であり、続いて公務員による汚職です。
これ又中国政府発表ですからその何倍も現実には汚職は存在する事は間違いありませんがその中国政府によれば年間4万人以上が汚職などで立件されたと言うのです。 従って実数は何十万人と思われます。
都市部でもその区画整理の為に住民に対し強制立退きを迫り従わなくても強制取り壊しがあちこちで行われて居り抗議すれば直ちに拘束されて終うのです。 そして監獄では看守達による虐待によって沢山の人が命を奪われて居る現実があるのです。
大部前にNHKのドキュメンタリ-番組で見たのですが地方から役人の腐敗摘発や不当に土地を奪われた事件を政府に直訴すべく大勢の農民が全国から北京に集まって来て居たところ当局は社会不安を招くとして活動家や陳情者を次々と拘束して居ました。 又それ等陳情者達の地元からは役人共が北京に出て来て陳情阻止の為に陳情者達を逮捕し地元に連れ戻して居る場面もありました。
全国で起きて居る公務員による不法な農民に対する弾圧や搾取そしてワイロの要求に対し農民達は結局は泣き寝入りしなければならないと言う状況が全く改まる事なく続いて居るにも拘らず中国政府はその様な国民の不平不満の解決に動く気配はないのです。
宇宙開発や軍備拡張に湯水の様に予算を注ぎ込んで貧困層を顧みない中国政府の終焉は意外に近いのではないかと私は考えます。
井上 出 (07/03/16受信)
* * * * *
平成19年3月16日
「民営刑務所とそのあり方に物申す」
以前にもお伝えしましたが米国では民営刑務所はかなり昔から存在して居ますが日本同様犯罪者の増加で全ての刑務所が満杯でコソ泥や軽犯罪者は入れるところが無い為に取調べが終ると直ちに放免と言う有様でこんな事も犯罪が増えて居る理由ではないかと言われて居ます。
日本の刑務所が新設されたのは1983年の北海道月形刑務所が最後でそれ以来14年振りで新しい刑務所しかも民営刑務所第1号が山口県美祢市に完成し4月から業務開始するそうです。
公開入札の結果警備会社最大手のセコムが落札し運営するのですが収容受刑者数は男女各500人でその管理には約250人の刑務官と民間職員が50/50の比率で配置されると言う事ですから受刑者4人当り1人の職員になる訳で人件費だけでも大変な費用が掛る事になります。 これ全て税金で賄われる訳で実に無駄な出費です。
しかもこの民間刑務所は従来のコンクリ-ト塀は廃止され赤外線センサ-の付いた素通しのフェンスのみ。 又居室の窓は強化ガラスになり鉄格子はなし。 そしてドアには内側にノブがあり自由時間には受刑者達が自由に出入出来ると言うのですから驚きます。
米国の刑務所の中には(州によって違いますが)オレゴン州のポ-トランド刑務所の様に高層ビルで仰望も良く個室にはカラ-テレビがありジムまで完備と言うそれこそホテル並の豪華な設備のところもありこれが刑務所かと思う様なところもありますがどうも日本もそんな方向に向きつつある様に思われます。
今年は10月に栃木県さくら市と兵庫県加古川市にそして来年10月には島根県浜田市にそれぞれ民営刑務所が開設されると言うのですがそれでも増え続ける犯罪者を収容し切れないと言うのですから国としても頭の痛いところです。
このところ受刑者による刑務官への脅迫事件や担当官に金を渡して特別な待遇を受けたり禁止の携帯電話を持込ませたりと言う事件が続いて居ますが一部民間人が運営を担うと言う事になるとこんな事件が今迄以上に増えるのではないかと心配です。
受刑者の人権を守ると称して食事の質を上げろとか面会の機会を増やせとか言う意見もある様ですが刑務所は犯罪者達に反省の機会を与えるところで私は高い塀と鉄格子は必要で食事にしても臭い飯であるべきだと思います。
米国やカナダの刑務所では模範囚になると週末に女房やガ-ルフレンドと一夜を過す事まで出来ると言う事ですからこうなると刑務所ではありません。 そんな事にならない様刑務所は二度と入りたくない場所であり続けるべきだと私は考えます。
井上 出 (07/03/16受信)
「農民達による国を覆すような革命の起きる可能性が高まりつつある中国」
先日のメ-ルでも御伝えしましたが中国政府発表でも1日240件の暴動が全土で発生して居ます。 所得格差は都市部と内陸の奥地の農村部との間で今迄以上に急速に拡大して居り農民達の反政府活動は過激になって来て居ます。
中国南部の湖南省永州珠山鎮で今回発生した暴動は路線バスの一方的な値上が暴動の発端で値上と言っても従来の運賃に対し1.6~2.5倍と言う法外な如何にも中国らしい利用者を無視した値上巾で住民達が抗議集会を開いたところ群集が次々と増え始め最終的に1万人にも達しそれを排除する為に警察が出動し警察車輌や路線バスなど14台が燃やされ住民の中に死者や怪我人が大勢出たと言うのです。
日頃から政府に不満を持つ人達が何らかの切掛けで直ぐに大きな暴動に発展して終うのです。 暴動発生の原因NO.1は農地を一方的に取り上げられ何の補償も受けられない事に対する抗議であり、続いて公務員による汚職です。
これ又中国政府発表ですからその何倍も現実には汚職は存在する事は間違いありませんがその中国政府によれば年間4万人以上が汚職などで立件されたと言うのです。 従って実数は何十万人と思われます。
都市部でもその区画整理の為に住民に対し強制立退きを迫り従わなくても強制取り壊しがあちこちで行われて居り抗議すれば直ちに拘束されて終うのです。 そして監獄では看守達による虐待によって沢山の人が命を奪われて居る現実があるのです。
大部前にNHKのドキュメンタリ-番組で見たのですが地方から役人の腐敗摘発や不当に土地を奪われた事件を政府に直訴すべく大勢の農民が全国から北京に集まって来て居たところ当局は社会不安を招くとして活動家や陳情者を次々と拘束して居ました。 又それ等陳情者達の地元からは役人共が北京に出て来て陳情阻止の為に陳情者達を逮捕し地元に連れ戻して居る場面もありました。
全国で起きて居る公務員による不法な農民に対する弾圧や搾取そしてワイロの要求に対し農民達は結局は泣き寝入りしなければならないと言う状況が全く改まる事なく続いて居るにも拘らず中国政府はその様な国民の不平不満の解決に動く気配はないのです。
宇宙開発や軍備拡張に湯水の様に予算を注ぎ込んで貧困層を顧みない中国政府の終焉は意外に近いのではないかと私は考えます。
井上 出 (07/03/16受信)
* * * * *
平成19年3月16日
「民営刑務所とそのあり方に物申す」
以前にもお伝えしましたが米国では民営刑務所はかなり昔から存在して居ますが日本同様犯罪者の増加で全ての刑務所が満杯でコソ泥や軽犯罪者は入れるところが無い為に取調べが終ると直ちに放免と言う有様でこんな事も犯罪が増えて居る理由ではないかと言われて居ます。
日本の刑務所が新設されたのは1983年の北海道月形刑務所が最後でそれ以来14年振りで新しい刑務所しかも民営刑務所第1号が山口県美祢市に完成し4月から業務開始するそうです。
公開入札の結果警備会社最大手のセコムが落札し運営するのですが収容受刑者数は男女各500人でその管理には約250人の刑務官と民間職員が50/50の比率で配置されると言う事ですから受刑者4人当り1人の職員になる訳で人件費だけでも大変な費用が掛る事になります。 これ全て税金で賄われる訳で実に無駄な出費です。
しかもこの民間刑務所は従来のコンクリ-ト塀は廃止され赤外線センサ-の付いた素通しのフェンスのみ。 又居室の窓は強化ガラスになり鉄格子はなし。 そしてドアには内側にノブがあり自由時間には受刑者達が自由に出入出来ると言うのですから驚きます。
米国の刑務所の中には(州によって違いますが)オレゴン州のポ-トランド刑務所の様に高層ビルで仰望も良く個室にはカラ-テレビがありジムまで完備と言うそれこそホテル並の豪華な設備のところもありこれが刑務所かと思う様なところもありますがどうも日本もそんな方向に向きつつある様に思われます。
今年は10月に栃木県さくら市と兵庫県加古川市にそして来年10月には島根県浜田市にそれぞれ民営刑務所が開設されると言うのですがそれでも増え続ける犯罪者を収容し切れないと言うのですから国としても頭の痛いところです。
このところ受刑者による刑務官への脅迫事件や担当官に金を渡して特別な待遇を受けたり禁止の携帯電話を持込ませたりと言う事件が続いて居ますが一部民間人が運営を担うと言う事になるとこんな事件が今迄以上に増えるのではないかと心配です。
受刑者の人権を守ると称して食事の質を上げろとか面会の機会を増やせとか言う意見もある様ですが刑務所は犯罪者達に反省の機会を与えるところで私は高い塀と鉄格子は必要で食事にしても臭い飯であるべきだと思います。
米国やカナダの刑務所では模範囚になると週末に女房やガ-ルフレンドと一夜を過す事まで出来ると言う事ですからこうなると刑務所ではありません。 そんな事にならない様刑務所は二度と入りたくない場所であり続けるべきだと私は考えます。
井上 出 (07/03/16受信)
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