Friday, July 20, 2007

牧師の旅、原発問題 (2007/07/19)

平成19年7月19日

村松勝三牧師さんの旅のお話

村松牧師さんの旅行記拝読しました。 健常者には判らない色々な問題があるにも拘らず車椅子の人を連れてカナダの東端にまで行かれた村松牧師の心の優しさに触れる事が出来感動しました。

鈴木幸子さんとドリスさんとの長いペンパルとしてのお付き合いそして共に御主人をしかも同じ肝臓癌で亡くされたと言う話に神の導きによる二人の深いつながりを感じました。 54年間の長きにわたってペンパルとして文通を続けお互いの人生を支え合って来たと言うお話には心を打たれました。

ハリファックスには日本水産の基地があり私の大学時代の友人が勤務して居た事もあり知って居ますがそれこそ冬になると南極並の厳しい自然環境になるところで日本で言えば網走番外地の様なところですから訪問したのが6月の暖かい時期で良かったと思います。

仏蘭西のアカ-ディア地方から来た人達が入植した町がケントビル、そして英国軍に追い出されてニュ-オリンズに移って行ったアカ-ディアン達はニュ-オリンズでケ-ジン・クッキングなる美味しい料理を生みスパイシーで食欲をそそる料理に育て上げたのですが私は特に胡椒をたっぷり掛け黒く焼いたBLACKEN STAKEが大好きです。

それにしても素晴しいお話で映画化して沢山の人達に幸子さんとドリスさんの友情物語を知って貰いたいと思います。 私に文才があれば小説にまとめたいと思うのですが無理ですから一肌脱いで頂けないものでしょうか? 心洗われる美しいお話が聞けて幸せを感じて居ます。

井上  出     (07/07/19受信)

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平成19年7月20日

原発からの放射能漏れの問題

マグニチュ-ド6.8程度で東京電力柏崎刈羽原発6号機で使用済み燃料プ-ルの水があふれ施設内の排水溝を通じて放射能物質を含んだ水が海に流れ出したと言うニュ-スには愕然としました。 東電によれば流れ出た水は微量の放射性物質を含んで居たにすぎず又量は推定で1.2立方メ-トル程度。 又流れ込んだ周辺の海水の放射能の推定値には異状がない事を確認したと言うのですが当事者による発表等全く信用出来ません。 その後の調査で主排気筒からも放射能物質が大気中に出た事も判明しました。 水漏れの際に経済産業省原子力安全・保安院は直ちに職員を派遣し検査すべきでしたが東電からの報告を受けたに過ぎません。 こんな事で安全の確認が出来るはずはありません。

3月の能登半島地震でも北陸電力志賀原発1号機でプールから水があふれ出た事故があったと言うのにその後原子力安全・保安院は何の手も打って居ないのです。 これは怠慢としか言い様がありません。

柏崎刈羽原子力発電所周辺には他の発電所同様放射線量をインタ-ネットでリアルタイムに公表するシステムがあるのですが、これが地震で故障し測定結果を見る事が出来なくなったと言うのですから各発電所の設備の再点検と地震対策を直ちに行わせる必要があります。

事故を隠蔽しようとする動きは過去にもあちこちの発電所で指摘されたのですが今回の放射性物質を含んだ水が海に流れ出た事故も発生は昼過ぎであったにも拘らず国への報告は午後7時と言うのですから過去の問題から何も学んで居ない事になり周辺住民の不安を煽る事になりましょう。

発電所の耐震設計の見直しと安全対策そして隠蔽体質を改めさせる事を政府主導で即時実行させなければなりません。

今のところ日本はテロリスト達の対象にはなって居ないと言われて居ますが今後の政府の政策や国際紛争介入(自衛隊派遣他)の結果ターゲットになる可能性は充分にありますがテロ対策はどの原発も全く手付かずで無防備状態です。 恐らく世界に存在する原発施設の中で一番外部からの侵入者を阻止する為の対策が甘い国だと思います。

耐震問題と併せテロ対策は急務でテロによって日本中が汚染される様な事態にならない様政府部内に対策本部を設置し即行動を起す必要があるのです。

井上  出     (07/07/19受信)

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