バイオ燃料 (2007/07/25)
平成18年7月25日
バイオ燃料のこと
地球温暖化に歯止めを掛ける為にCO2(二酸化炭素)発生の元凶と言われる自動車に使われて居るガソリンをエタノ-ルに切換える動きが世界中で進行中です。
併しこの動きは先日も御伝えした様に主原料であるトウモロコシやサトウキビのみならず全ての農作物の価格上昇を招いて居り特に発展途上国の貧しい人達の食生活に大きな影響を与えて居ます。
加えてエタノール生産の為に費やされるエネルギーを考えると果してどれだけCO2削減に効果があるのか疑問になって来ました。
植物が成長過程でCO2を吸収すると言う事から注目されて居る訳ですがガソリンの代替エネルギ-として今後CO2削減の中心的存在になるかどうかと言う点については大変疑問があります。
2005年度の全米再生可能燃料協会(RFA)の調査によればエタノ-ル生産量ではやはり米国が世界NO.1で42億6千4百万ガロン
続いてブラジルの42億2千7百万ガロンとこの2ヶ国で世界全体の約3/4を占めて居ます。
3位は中国の10億4百万ガロン
そしてインドが4億4千9百万ガロンになって居ます。
昔から欧州ではディ-ゼル車が人気でこのところ更に人気が高まり2台に1台はディ-ゼル車になるのではないかと言われて居ます。
一方日本ではトラックのディーゼルエンジンが吐き出す黒煙と粉煙がディ-ゼルエンジン不人気の原因になって居り仲々普及しませんがCO2の排出量はガソリンエンジンと比較すると低くクリ-ンだと言われて居ます。
そのディ-ゼルエンジン用としてインドネシアやマレ-シアで生産されて居るパ-ム油(棕櫚の木から抽出した油)が注目されはじめたとの事でこれはトウモロコシやサトウキビよりも代替燃料として将来性がある様に思われます。
いずれにしてもCO2はその排出量を削減するだけではなく既に存在するCO2を地球上から減らす為の努力を植林のみならず科学的に吸収分解する方法を考案しなければなりません。
地球温暖化は地球の破滅を意味して居る事を我々は改めて自覚する必要があるのです。
井上 出 (07/07/25受信)
バイオ燃料のこと
地球温暖化に歯止めを掛ける為にCO2(二酸化炭素)発生の元凶と言われる自動車に使われて居るガソリンをエタノ-ルに切換える動きが世界中で進行中です。
併しこの動きは先日も御伝えした様に主原料であるトウモロコシやサトウキビのみならず全ての農作物の価格上昇を招いて居り特に発展途上国の貧しい人達の食生活に大きな影響を与えて居ます。
加えてエタノール生産の為に費やされるエネルギーを考えると果してどれだけCO2削減に効果があるのか疑問になって来ました。
植物が成長過程でCO2を吸収すると言う事から注目されて居る訳ですがガソリンの代替エネルギ-として今後CO2削減の中心的存在になるかどうかと言う点については大変疑問があります。
2005年度の全米再生可能燃料協会(RFA)の調査によればエタノ-ル生産量ではやはり米国が世界NO.1で42億6千4百万ガロン
続いてブラジルの42億2千7百万ガロンとこの2ヶ国で世界全体の約3/4を占めて居ます。
3位は中国の10億4百万ガロン
そしてインドが4億4千9百万ガロンになって居ます。
昔から欧州ではディ-ゼル車が人気でこのところ更に人気が高まり2台に1台はディ-ゼル車になるのではないかと言われて居ます。
一方日本ではトラックのディーゼルエンジンが吐き出す黒煙と粉煙がディ-ゼルエンジン不人気の原因になって居り仲々普及しませんがCO2の排出量はガソリンエンジンと比較すると低くクリ-ンだと言われて居ます。
そのディ-ゼルエンジン用としてインドネシアやマレ-シアで生産されて居るパ-ム油(棕櫚の木から抽出した油)が注目されはじめたとの事でこれはトウモロコシやサトウキビよりも代替燃料として将来性がある様に思われます。
いずれにしてもCO2はその排出量を削減するだけではなく既に存在するCO2を地球上から減らす為の努力を植林のみならず科学的に吸収分解する方法を考案しなければなりません。
地球温暖化は地球の破滅を意味して居る事を我々は改めて自覚する必要があるのです。
井上 出 (07/07/25受信)
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