Tuesday, July 24, 2007

イノさんの文箱 (2007/07/23)

平成19年7月23日

利益至上主義の日本企業と拝金主義の台頭

中国の段ボ-ル入り肉饅頭のニュ-スはTV局のやらせだったと言う発表がありましたが当局の圧力で事実が隠蔽された可能性も消し切れません。 中国の水道は河川の汚染によって飲用には適せず皆蒸留水を飲んだり水道水を煮沸した上で沈殿物を取り除いた後に上澄みを飲むのですがその水道水をそのまま瓶詰をして飲料水として販売して居た業者が居たり、腐敗を押える為に食品に使用禁止の防腐剤を使ったりと食の安全が不安視される様になった中国の食品ですが日本も五十歩百歩です。

先日の北海道の食肉加工業者の問題以前に不二家の期限切れ原料使用問題がありましたし今度はマルハの子会社である「北州食品」が賞味期限切れの原料約2.3トンを混ぜた業務用ネギトロ材料「マグロすき身」を長い間ス-パ-等に出荷して居た事が判明しました。

最近の拝金主義の流れが各企業に利益至上主義的な考えを浸透させ悪いと知りながら日本中の工場で不正が行われて居るのです。 そしてこの発見の為には内部告発しかないのです。

自分が勤めて居る会社の不正を告発する事は自分の職場を失う事にもつながる事から仲々勇気ある行動を取る事は難しいと思いますが不正は悪であり犯罪であると自覚し今後も職場で起きて居る不正は摘発して欲しいと思います。 それにしても日本人の倫理感とか正義感は何処に行って終ったのでしょうか? 実に悲しく思います。

井上  出     (07/07/23受信)

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平成19年7月23日

ラジオ退潮に歯止め

午後11時20分から始まるNHKラジオの「ラジオ深夜便」が2%近い聴取率を上げ全国で225万人のリスナ-を獲得し更に増え続けて居ると言うのはラジオの復権の萌しと思われます。

唯問題はリスナーの多くが60~80才の年配者と言う事で若者のラジオ離れは続いて居ます。 NHKですから広告は打てませんが団塊世代の大量定年退職を切っ掛けに更にリスナーの数が増えると思われる事から何か仕掛けて見たいと思うのですが良いアイディアが湧きません。

御存知と思いますがラジオ放送は1920年にアメリカのピッツバ-グのKDKA局が草分けと言われて居り日本では1925年の東京放送局(JOAK)が最初との事。 そしてJOAK開局時の聴取契約者数は3,500軒に過ぎなかったと言うのですから恐らく当時は受信機も高価だったろうと思われます。

井上  出     (07/07/23受信)

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平成19年7月23日

デジタル・ラジオとは?

欧米では既に大きく展開され若者の間でも人気上昇中のデジタル・ラジオなるものが生れたと知りました。 日本でも2011年からこの地上デジタル音声なるものが本放送開始になるとの事です。 未だ受信機は発売されて居らず目下開発中と言う状況で欧米に大きく遅れを取って居る様です。

従来のラジオと地上デジタルラジオと何処が違うかと調べてみたところ下記の違いが判明しました。

(1) 高音質。
(2) 自動車や列車等高速で移動中でも安定して受信出来る事。
(3) 多チャンネル。
(4) データ放送や画像放送の可能性。
(5) デジタル通信との連携のし易さ。

目から入る映像ではなく耳からだけ入る情報によって単に受信するだけではなく想像力を働かせる事によって若者の想像力が培われる事に期待したいと思います。

井上  出     (07/07/23受信)

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平成19年7月23日

久保昌彦さんからの投稿拝読しました。 刑務所内の受刑者の待遇と死刑廃止論に対する久保さんの御意見に私も賛同します。 他人の命を奪ったからには死をもって償うのは当然の事です。 併し殺人でも犯人に同情すべき点があればこれは考慮に入れ無期他減刑処分にする事もあり得ましょう。  

併し先日来話題になって居る母子殺害事件はその犯人に同情の余地は全くありません。 母親を殺害した後犯して居る上幼児を残虐な方法で殺害して置きながら母親を犯した事は「生き返ると思って犯した」と言い幼児殺害については「抱き上げたら腕から落ちて終った」等と言い逃れをして居るのですから許せません。 ところがこの大嘘付きの犯人を21名からなる弁護団を結成し弁護している連中が居るのですから救いがありません。 売名行為と思われますがこんな弁護士連中は退場して貰わなければ仏が浮ばれません。

最近民間によって作られた刑務所は下手な老人ホームよりも居住環境が良くこれでは久保さんが言われる様に犯罪者は極限の状態に置く事により反省の気持も湧くと言う観点から言うと償いの気持も薄れましょう。 人権保護の立場から刑務所の居住環境を改善すると言うのが最近の流れですが他人の人権どころかその命までも奪った様な連中を甘やかしてはいけないのです。

井上  出     (07/07/23受信)

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