Friday, October 17, 2008

銭湯あれこれ

平成20年10月17日 

【銭湯の想い出】 

銭湯が庶民の間で普及したのは江戸時代ですがその後日本全国に広がり公衆浴場としては単なる入浴する場所と言うだけではなく庶民の社交場であった事は皆さん御存知の通りです。 又子供達にとっては学習(社会勉強)の場所でもありました。

江戸時代には「二階風呂」と呼ばれる物も出現し入浴の後囲碁を打ったり談笑したりして前述の様な社交場としても利用されたと言う事です。 最近の公衆浴場の中には同様の付属施設のあるところも出て来て居り江戸時代に戻って居る様に思われます。

最近はマンション住まいの人が増え銭湯の利用者が激減した為1995年に全国に10,000軒以上あった銭湯は2006年には6,300軒になりました。 10年間で1/3が姿を消したのです。

私の誕生日は10月10日なのですがこの日は「1010」と並べて「せんとう」と読み銭湯の日になって居ます。 そんな訳で私は銭湯大好き人間で子供の頃は内湯はあったのですが友達と良く銭湯に行き潜って遊んだものです。

そして一番の思い出は小学校高学年の折行われたマラソン大会(秋でしたが)に出場しゴ-ルインした後梨を1個づつ貰いそれを齧りながら全員で学校近くの銭湯に行って大騒ぎした事です。

くりからもんもん(入墨)の小父さんと熱さ比べをしたり、浴槽が女湯とつながって居た事から潜水して女湯に闖入したりと沢山の想い出があり銭湯が減り続けて居る事を淋しく思います。

井上 出

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