Tuesday, October 07, 2008

延命治療

平成20年10月7日 

【延命治療について】

どこの病院にも植物人間状態で意識もなく生命維持の為に沢山のチューブにつながれて生き続ける患者さんが居られます。 そして高齢化が進めば更にこの数は増えて行く事は間違いありません。

当初は患者さんの御家族の方々は意識が無くても生きて呉れて居るだけで嬉しいと思って居ますがそれが長期化すると見舞いに行く回数も段々減り遂には生命維持装置をはずし患者さんを楽にしてあげたいし又自分達も看病から解放されたいと思う様になります。

併し今の日本の法律では簡単に生命維持装置をはずす事は患者自身がその意思表示をして居ない限り不可能なのです。 そして敢えて延命治療を中止すると医師も処罰の対象になって終うのです。

唯でも大都市ではベット数が不足して居るにも拘らず今後この様な患者さんが増えると若い人達が入院ベットを確保する事が困難になり最近も頻発して居る救急病院盥回しの結果死亡すると言うケ-スが増え続けます。

回復の可能性のない患者に対しては延命治療を中止し安らかにして上げれる様な仕組みを早急に作る必要があると私は考えるのですが皆さんはどの様にお考えですか?

井上 出

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