Monday, March 24, 2008

中国の汚職

平成20年3月24日

【中国人の汚職体質に変化なし】

今迄にも中国全土に蔓延して居る汚職問題を何度かお伝えしましたが役人による汚職は全く減る兆しを見せずむしろ増えて居る現状です。 汚職とたかりは日常的に行われて居るのです。

ジャ-ナリストの莫邦富(モ-バンフ)氏が役人達の豪華な宴会について何かに書いて居ましたが何処に行っても豪華なレストランが沢山あり毎日山海の珍味を提供し何処も常に満席で予約困難状態です。

日本に比較すれば安いのですがそれでも1人2~3,000円は普通でチョットした豪華な宴会となると4~5,000円もするのです。 一般の人には手が届かない値段でも社用族(これが一時の日本の様に多い)にとっては問題にならないのです。 役人の汚職に加え企業の役員連中の間にも汚職は増え続けて居ますがそれは低賃金が原因で役職に就くと自分の給料の何倍も時には何十倍もの予算を自由にする事ができる為皆私腹を肥やす事に一生懸命なのです。

公務員の汚職件数が2007年1年間だけでも40,752人に達したと中国最高人民検察院が公表しましたがこれはそのほんの一部で公務員の全てが何らかの形で汚職に手を染めて居るのです。

今中国政府は地方の開発に取り組んで居ますが開発にともない役人と開発業者は例外なく手を組み賄賂の遣り取りが行われて居るのです。 こんな中国には再度の革命が必要だと私は考えます。

井上  出

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