イノさんの文箱 (2007/06/28)
平成19年6月27日
大場さんからの投稿について
(1) フィリピンの問題点
御指摘の様にフィリピンにとって最大の外貨を稼ぐ産業は人的輸出で他国に例を見ない程沢山のフィリピン人が世界中に輸出(?)されて居ます。 平均年収でUS$1,800/家庭と言うのですから月収1万円強これで時には1ダ-スの子供を抱えて暮さなければならないのですから大変です。 平均と言う事は貧しい家庭はそれ以下ですから大都市にはスラムが広がって居りサンダルさえ買って貰えず裸足で子供達は走り回って居るのです。
大家族制のフィリピンでは年長者を大事にしますし又カトリック教徒が多い事もあり心優しい人が殆んどでそんな事もあって世界中で特にフィリピン人の家政婦や介護士そして看護士は歓迎され高い評価を得て居ます。 男性は今中近東の建築現場で沢山働いて居り暑さに強い事から高温下でも良く働きこれ又評価を得て居ると聞きます。
この国の最大の問題点は一握りの特権階級が政治家と結び付いて利権がらみで大儲けをして居る事です。 次が人口問題でカトリックでは産児制限を認めませんし又堕胎を許可しませんから貧しいにも拘らず子沢山と言う事で子供達に教育の機会すらも与えられないと言う家庭が多いのです。 汚職と人口問題を解決しない限りフィリピンに明るい未来はありません。 好戦的なイスラム教徒の増加も大きな問題です。
(2) 子供家畜論
大場さんが言われる様にこれは極論ですが体罰は時には必要だと思います。 大場さんも御子さんを育て上げられた過程でキチント説明をした上で体罰を与えたと言って居られますが今の親は先ず子供に手を上げる事はないのです。 一方で幼児虐待事件が頻発して居り何ともバランスの取れない状況が今の日本です。
我々の年代の者が同窓会等で集まると当然の事ながら教師の事が話題に上ります。 そして一番人気があるのは体罰を与え一緒に泣いて呉れた教師なのです。 感情に駆られて手を上げるのではなく何故体罰を与えなければならないかを説いた後に行うと言う事がとても大事なのです。
欧米ではスパンキングと称して子供のお尻を叩く体罰が一般的でしたがこれは前述の様に感情の赴くままに顔や頭を叩くのではなく冷静に体罰を与える上で大変意味があると思うのですが最近はこのスパンキングが幼児虐待だとして罪になるのですから日本のみならず先進諸国でも体罰を受けた事のない善悪の判断の付かない子供が増えて居るのです。
(3) 日本人の生産性が低い状況について
大場さんが言われる様にサービス産業(含事務職)の事で大部屋的雰囲気の中で仕事半分雑談半分と言う古くからの日本の机を並べて仕事をするオフィスの形も生産性低下の原因であろうと思われます。 来客があると近くの喫茶店に案内し無駄な時間を過した経験は私もサラリ-マン時代に持って居ます。 昼間ダラダラ仕事をして夜仕事をして残業代を稼ぐと言うパタ-ンにも問題があります。 時間内にキッチリ仕事をすると言う習慣を日本人は身に付ける必要があります。
井上 出 (07/06/28受信)
* * * * *
平成19年6月28日
バンク-バ-の人口は周辺都市を加えても200万人ですか。 インド人のTAXI DRIVERは随分出鱈目な数字を教えて呉れたものです。 彼によれば全人口600万人の中200万人がインド人と言う事でしたが知らない人は信じて終います。 御存知の様に空港からSURREYに行く道筋にはインド人居住区が多く又SURREYにはインド人が沢山住んで居ますから彼の言う事を信じ込んで終う人も多いでしょう。 併しインド人の数は確実に増えて居る様に思われます。
日本からの移民によって栄えたバンクーバーのパウエル街やオップンハイマ-公園が廃れて終って今は廃墟に近い状態と御聞きし残念に思います。 ユダヤ人と日本人は色々な面で共通点があると言われて居ますが結束力に関しては驚く程大きな違いがありますね。 数千年も離散して居たにも拘らず自分達の国を持つ為に世界中のユダヤ人が結束し膨大な資金を集め国を再興させたのですから大変な事です。 大和民族にはこんな真似は出来ず永遠に再興等出来ない事は間違いありません。
廃墟化の傾向は世界の大都市の全ての日本人街に見られます。 ロサンゼルスのLITTLE TOKYOも今は廃墟とまではいきませんが実に淋しいもので何とか客を呼び戻すべく有志が集まって色々努力して居る様ですが全く効果なくいずれは消えて行くのではないかと思われます。
移民に対する日本からの派遣社員や駐在員の態度が高慢であり又一種の差別感情が存在して居る事は私も良く知って居ます。自分達はエリ-トであり移民は日本を逃れて来た人達だと言う意識が根底にあるからだと誰かが言って居たのを想い出しました。
白人に対してはヘラヘラするが黒人やヒスパニックそしてアジアの発展途上国の人達には優越感一杯で見下すと言う日本人の情けない習性は昔程ではないにしても根強く残って居りこれと移民に対する感情は似た様なものなのでしょう。
今でも関西では特殊部落民出身者(同和)との結婚に反対したり差別をする習慣が強く残って居ますが同じ日本人同士でもこんな差別があると言う事は日本の長い差別の歴史が今でも根強く残って居ると言う事で悲しい事です。
イギリス人やイラン人にも外国で自国民に出会うとお互いに接触を避ける傾向があるとの事ですが日本人程ではないだろうと思います。 交通機関が発達し世界がドンドン小さくなって来て居るのですから差別や偏見をなくすべく努力をする必要がありますね。
井上 出 (07/06/28受信)
大場さんからの投稿について
(1) フィリピンの問題点
御指摘の様にフィリピンにとって最大の外貨を稼ぐ産業は人的輸出で他国に例を見ない程沢山のフィリピン人が世界中に輸出(?)されて居ます。 平均年収でUS$1,800/家庭と言うのですから月収1万円強これで時には1ダ-スの子供を抱えて暮さなければならないのですから大変です。 平均と言う事は貧しい家庭はそれ以下ですから大都市にはスラムが広がって居りサンダルさえ買って貰えず裸足で子供達は走り回って居るのです。
大家族制のフィリピンでは年長者を大事にしますし又カトリック教徒が多い事もあり心優しい人が殆んどでそんな事もあって世界中で特にフィリピン人の家政婦や介護士そして看護士は歓迎され高い評価を得て居ます。 男性は今中近東の建築現場で沢山働いて居り暑さに強い事から高温下でも良く働きこれ又評価を得て居ると聞きます。
この国の最大の問題点は一握りの特権階級が政治家と結び付いて利権がらみで大儲けをして居る事です。 次が人口問題でカトリックでは産児制限を認めませんし又堕胎を許可しませんから貧しいにも拘らず子沢山と言う事で子供達に教育の機会すらも与えられないと言う家庭が多いのです。 汚職と人口問題を解決しない限りフィリピンに明るい未来はありません。 好戦的なイスラム教徒の増加も大きな問題です。
(2) 子供家畜論
大場さんが言われる様にこれは極論ですが体罰は時には必要だと思います。 大場さんも御子さんを育て上げられた過程でキチント説明をした上で体罰を与えたと言って居られますが今の親は先ず子供に手を上げる事はないのです。 一方で幼児虐待事件が頻発して居り何ともバランスの取れない状況が今の日本です。
我々の年代の者が同窓会等で集まると当然の事ながら教師の事が話題に上ります。 そして一番人気があるのは体罰を与え一緒に泣いて呉れた教師なのです。 感情に駆られて手を上げるのではなく何故体罰を与えなければならないかを説いた後に行うと言う事がとても大事なのです。
欧米ではスパンキングと称して子供のお尻を叩く体罰が一般的でしたがこれは前述の様に感情の赴くままに顔や頭を叩くのではなく冷静に体罰を与える上で大変意味があると思うのですが最近はこのスパンキングが幼児虐待だとして罪になるのですから日本のみならず先進諸国でも体罰を受けた事のない善悪の判断の付かない子供が増えて居るのです。
(3) 日本人の生産性が低い状況について
大場さんが言われる様にサービス産業(含事務職)の事で大部屋的雰囲気の中で仕事半分雑談半分と言う古くからの日本の机を並べて仕事をするオフィスの形も生産性低下の原因であろうと思われます。 来客があると近くの喫茶店に案内し無駄な時間を過した経験は私もサラリ-マン時代に持って居ます。 昼間ダラダラ仕事をして夜仕事をして残業代を稼ぐと言うパタ-ンにも問題があります。 時間内にキッチリ仕事をすると言う習慣を日本人は身に付ける必要があります。
井上 出 (07/06/28受信)
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平成19年6月28日
バンク-バ-の人口は周辺都市を加えても200万人ですか。 インド人のTAXI DRIVERは随分出鱈目な数字を教えて呉れたものです。 彼によれば全人口600万人の中200万人がインド人と言う事でしたが知らない人は信じて終います。 御存知の様に空港からSURREYに行く道筋にはインド人居住区が多く又SURREYにはインド人が沢山住んで居ますから彼の言う事を信じ込んで終う人も多いでしょう。 併しインド人の数は確実に増えて居る様に思われます。
日本からの移民によって栄えたバンクーバーのパウエル街やオップンハイマ-公園が廃れて終って今は廃墟に近い状態と御聞きし残念に思います。 ユダヤ人と日本人は色々な面で共通点があると言われて居ますが結束力に関しては驚く程大きな違いがありますね。 数千年も離散して居たにも拘らず自分達の国を持つ為に世界中のユダヤ人が結束し膨大な資金を集め国を再興させたのですから大変な事です。 大和民族にはこんな真似は出来ず永遠に再興等出来ない事は間違いありません。
廃墟化の傾向は世界の大都市の全ての日本人街に見られます。 ロサンゼルスのLITTLE TOKYOも今は廃墟とまではいきませんが実に淋しいもので何とか客を呼び戻すべく有志が集まって色々努力して居る様ですが全く効果なくいずれは消えて行くのではないかと思われます。
移民に対する日本からの派遣社員や駐在員の態度が高慢であり又一種の差別感情が存在して居る事は私も良く知って居ます。自分達はエリ-トであり移民は日本を逃れて来た人達だと言う意識が根底にあるからだと誰かが言って居たのを想い出しました。
白人に対してはヘラヘラするが黒人やヒスパニックそしてアジアの発展途上国の人達には優越感一杯で見下すと言う日本人の情けない習性は昔程ではないにしても根強く残って居りこれと移民に対する感情は似た様なものなのでしょう。
今でも関西では特殊部落民出身者(同和)との結婚に反対したり差別をする習慣が強く残って居ますが同じ日本人同士でもこんな差別があると言う事は日本の長い差別の歴史が今でも根強く残って居ると言う事で悲しい事です。
イギリス人やイラン人にも外国で自国民に出会うとお互いに接触を避ける傾向があるとの事ですが日本人程ではないだろうと思います。 交通機関が発達し世界がドンドン小さくなって来て居るのですから差別や偏見をなくすべく努力をする必要がありますね。
井上 出 (07/06/28受信)
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