Wednesday, June 13, 2007

イノさんの文箱 (2007/06/12)

平成19年6月12日

誇り高きカナダ人

カナダにG8のメンバーの資格があるであろうかと言う御意見ですが私は充分資格があると思います。

 米国人の哲学の影響で「大きい事は良い事だ!!」と言う考え方が日本にも広まりましたが唯大きいだけで財政的に大赤字の米国や日本の方が資格に欠けると思う位で長年にわたり黒字を続けて居るカナダは立派なものだと思います。

誇り高きカナダ人と言う事で想い出すのはBURLINGTON / ONTARIOに昔あったCHAIN SAW用のSAW CHAIN(チェインソー用のソーチェイン)のメーカー SABRE SAW CHAIN社のGM MR. JACK SALVISBURG の事です。 

私はこの人からBUSINESSに際しどの様に人と接すべきかと言う事を一緒に旅をする事で教えて貰いました。

残念ながら癌で20年も前に亡くなり前述のSABRE社も倒産して終いましたが私は彼から時間を守る事が大事である事そして常に笑顔を保つ事の大切さを叩き込まれました。 

私のBUSINESSの師匠と言えます。 その彼が事ある度にアメリカとカナダを比較し如何にカナダの方が優れて居るかと良く聞かされました。 

そんな事から彼も誇り高きカナダ人の1人だったと思います。

確かに中国やインドが将来加わりG10になる可能性は高いと思いますがカナダがはずされる可能性は限りなく小さいと私は考えます。 

カナダのサンドオイルの埋蔵量は中近東全体の石油の埋蔵量の数倍もあると言われて居ますからロシア同様将来石油最大の産出国となる事は間違いないと思いますし国としても更に豊かになる事は疑いのないところだと思います。

G8は積山さんが言われる様にお金持クラブの年1回の慰安旅行と言う見方もあるでしょう。 併しこの慰安旅行を通じて各国首脳が友情を育む事が出来ればそれは充分に意味のある事で世界平和にもつながって行くと私は考えます。

井上  出     (07/06/12受信)

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