イノさんの文箱(2006/07/23)
「中国に於ける男女のバランスの崩れは将来大きな社会問題を生みます」
今迄にも何度か中国の一人っ子政策が男女の出産比率に大きな影響を与えて居る事を御伝えして来ましたが、状況は悪化して居り2020年には配偶者を得られない男性の数が3,000~4,000万人に達するであろうと言う予測迄出て来ました。
2000年に行われた第5回人口調査では女児100人に対し男児117人でしたが既にその数字は120人に達して居る事間違いありません。
超音波検査によって男女の性別が判る様になった為都会では女児と判ると堕胎して終うのです。 そして農村では昔日本でも行われて居た様な間引きに加え女児が出産すると殺害すると言う事が頻繁に行われ、小さな池から女児の遺体が数百体も発見されたと言う信じられない様な話も伝わって来て居ます。
ジャ-ナリストの莫邦富氏によれば中国政府もこの事に重大な関心を持ち都会で胎児選別を告発した人には中国政府が奨励金を出す事になったと言うのですが、紅包(袖の下)を貰うと医者は男女の性別を伝える代りに妊婦に「建設銀行(あるいは招商銀行)に口座がありますか?」とさりげなく尋ねると言うのです。 建設銀行は男児の事で招商銀行は女児を意味すると言う事の様です。
都会中心に男女比率は更にゆがんで行くと莫氏は心配して居ます。 一方日本では一人っ子の場合は女児を好む傾向があります。 それは老後女児の方が身の回りの世話をして貰うのに気を遣わなくて済む事と女児の場合両親の近くに住んだり又頻繁に里帰りしたりして呉れる上、二世代同居の場合娘の方が好ましいし又両親と上手く行って居ると言う事が背景にある様です。
江戸時代には江戸に於ける男女比率は人によっては男3人に女1人と言う説もある位女性が少なかった為女性は大事にされる一方、女性と触する事の出来ない男達によって吉原をはじめ江戸中に沢山あった遊郭が大繁盛した訳で、中国がそんな事になる可能性が出て来たのではないかと心配して居ます。
井上 出 (06/07/23)
* * * * *
「世界の国々の名前を漢字で表字出来ますか」
米国、加奈陀(カナダ)、伯刺西爾(ブラジル)位迄は何とか判るとしても東南アジアとなるとお手上げです。 下記の国々の名前を読める人は少ないと思います。 回答は下にありますので先づは腕試しをしてみて下さい。
(1) 爪哇
(2) 新嘉坡
(3) 暹羅
(4) 馬来
(5) 比律賓
(6) 緬甸
ヨ-ロッパの国々は比較的楽だと思いますが仏蘭西、伊太利、独逸(独乙)、西班牙(スペイン)、葡萄牙(ポルトガル)、希臘(ギリシャ)、土耳古(トルコ)、この辺になると読めなくなって終います。
さて東南アジア各国の当て字の読み方は下記の通りです。 (1)ジャワ (2)シンガポ-ル (3)シャム(泰国の事です) (4)マレ- (5)フィリピン (6)ビルマ
都市名に至っては読めない物が殆んどです。 泰国の首都バンコックは盤谷でこれは単なる当て字ですが、ポルトガル(葡萄牙)は葡萄酒を日本に最初に持込んだ国である事からこんな漢字になったのでしょう。 名前の由来を調べたら間違いなく博士号が取れますね。
井上 出 (06/07/23)
* * * * *
「喫煙について」
米大手ホテルチェ-ンのマリオット・インタ-ナショナルは7月19日にマリオットグル-プの全てのホテルは9月から全面禁煙にすると発表しました。 従来は喫煙可能の客室が全体の約1割あったのですが殆んどの客が禁煙の部屋を求める為完全禁煙に踏み切ったとの事です。
従って日本人旅行者で煙草を止められない人達は下記ホテルには宿泊出来ません。 そして若し禁を破って喫煙すると大変なペナルティ-が掛る事を承知して置く必要があります。
該当するマリオットグル-プホテルは下記の通りです:
「マリオット」
「リッツカ-ルトン」
「ルネッサンス」
合計2,300軒全てが対象になります。
煙草は嗜好品ですから吸いたい人は吸えば良いですが、他人に迷惑を掛けないと言うル-ルは守って貰いたいと思います。 日本は未だ愛煙家が多い為にレストランでも分煙が充分行われて居ないとこが多く紫煙が漂って来るケ-スが多いのですが、是非完全分煙化もしくは禁煙にして貰いたいと思います。
日本の寿司屋に分煙とか禁煙の店はまづありません。 一杯やって煙草を吸って刺身や寿司を摘まむと言うパタ-ンは今も主流なので、私の友人の外国人達で寿司の好きな連中は寿司屋へ行くと風の流れをチェックし煙が来ない席を選ぶと聞き私もそんな防衛策を立てて居ます。
随分昔の事になりますがロサンゼルスへ出張した折レストランで禁煙席をお願いしますと言ったところロサンゼルスのレストランは全て禁煙ですよと笑われた事がありますが、先進国の中で一番喫煙者の多い日本も政府が掲げる観光立国を目指すなら先づレストランの完全禁煙からはじめる必要があると思います。
井上 出 (06/07/23)
今迄にも何度か中国の一人っ子政策が男女の出産比率に大きな影響を与えて居る事を御伝えして来ましたが、状況は悪化して居り2020年には配偶者を得られない男性の数が3,000~4,000万人に達するであろうと言う予測迄出て来ました。
2000年に行われた第5回人口調査では女児100人に対し男児117人でしたが既にその数字は120人に達して居る事間違いありません。
超音波検査によって男女の性別が判る様になった為都会では女児と判ると堕胎して終うのです。 そして農村では昔日本でも行われて居た様な間引きに加え女児が出産すると殺害すると言う事が頻繁に行われ、小さな池から女児の遺体が数百体も発見されたと言う信じられない様な話も伝わって来て居ます。
ジャ-ナリストの莫邦富氏によれば中国政府もこの事に重大な関心を持ち都会で胎児選別を告発した人には中国政府が奨励金を出す事になったと言うのですが、紅包(袖の下)を貰うと医者は男女の性別を伝える代りに妊婦に「建設銀行(あるいは招商銀行)に口座がありますか?」とさりげなく尋ねると言うのです。 建設銀行は男児の事で招商銀行は女児を意味すると言う事の様です。
都会中心に男女比率は更にゆがんで行くと莫氏は心配して居ます。 一方日本では一人っ子の場合は女児を好む傾向があります。 それは老後女児の方が身の回りの世話をして貰うのに気を遣わなくて済む事と女児の場合両親の近くに住んだり又頻繁に里帰りしたりして呉れる上、二世代同居の場合娘の方が好ましいし又両親と上手く行って居ると言う事が背景にある様です。
江戸時代には江戸に於ける男女比率は人によっては男3人に女1人と言う説もある位女性が少なかった為女性は大事にされる一方、女性と触する事の出来ない男達によって吉原をはじめ江戸中に沢山あった遊郭が大繁盛した訳で、中国がそんな事になる可能性が出て来たのではないかと心配して居ます。
井上 出 (06/07/23)
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「世界の国々の名前を漢字で表字出来ますか」
米国、加奈陀(カナダ)、伯刺西爾(ブラジル)位迄は何とか判るとしても東南アジアとなるとお手上げです。 下記の国々の名前を読める人は少ないと思います。 回答は下にありますので先づは腕試しをしてみて下さい。
(1) 爪哇
(2) 新嘉坡
(3) 暹羅
(4) 馬来
(5) 比律賓
(6) 緬甸
ヨ-ロッパの国々は比較的楽だと思いますが仏蘭西、伊太利、独逸(独乙)、西班牙(スペイン)、葡萄牙(ポルトガル)、希臘(ギリシャ)、土耳古(トルコ)、この辺になると読めなくなって終います。
さて東南アジア各国の当て字の読み方は下記の通りです。 (1)ジャワ (2)シンガポ-ル (3)シャム(泰国の事です) (4)マレ- (5)フィリピン (6)ビルマ
都市名に至っては読めない物が殆んどです。 泰国の首都バンコックは盤谷でこれは単なる当て字ですが、ポルトガル(葡萄牙)は葡萄酒を日本に最初に持込んだ国である事からこんな漢字になったのでしょう。 名前の由来を調べたら間違いなく博士号が取れますね。
井上 出 (06/07/23)
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「喫煙について」
米大手ホテルチェ-ンのマリオット・インタ-ナショナルは7月19日にマリオットグル-プの全てのホテルは9月から全面禁煙にすると発表しました。 従来は喫煙可能の客室が全体の約1割あったのですが殆んどの客が禁煙の部屋を求める為完全禁煙に踏み切ったとの事です。
従って日本人旅行者で煙草を止められない人達は下記ホテルには宿泊出来ません。 そして若し禁を破って喫煙すると大変なペナルティ-が掛る事を承知して置く必要があります。
該当するマリオットグル-プホテルは下記の通りです:
「マリオット」
「リッツカ-ルトン」
「ルネッサンス」
合計2,300軒全てが対象になります。
煙草は嗜好品ですから吸いたい人は吸えば良いですが、他人に迷惑を掛けないと言うル-ルは守って貰いたいと思います。 日本は未だ愛煙家が多い為にレストランでも分煙が充分行われて居ないとこが多く紫煙が漂って来るケ-スが多いのですが、是非完全分煙化もしくは禁煙にして貰いたいと思います。
日本の寿司屋に分煙とか禁煙の店はまづありません。 一杯やって煙草を吸って刺身や寿司を摘まむと言うパタ-ンは今も主流なので、私の友人の外国人達で寿司の好きな連中は寿司屋へ行くと風の流れをチェックし煙が来ない席を選ぶと聞き私もそんな防衛策を立てて居ます。
随分昔の事になりますがロサンゼルスへ出張した折レストランで禁煙席をお願いしますと言ったところロサンゼルスのレストランは全て禁煙ですよと笑われた事がありますが、先進国の中で一番喫煙者の多い日本も政府が掲げる観光立国を目指すなら先づレストランの完全禁煙からはじめる必要があると思います。
井上 出 (06/07/23)
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