Thursday, July 20, 2006

イノさんの文箱(2006/07/19)

「山田さんは房総へ」

猫屋敷さん今後は蛍屋敷さんになるのでしょうか? 女房と畳以上に新しい程良いと言うのは新居だそうで、山田さんは田園生活を満喫して居られる事でしょう。 房総半島と言うと都心からだと随分遠いところの様な認識があったのですが、東京駅八重洲口からバスで50分の距離と知り驚いて居ます。 都心で渋滞に巻き込まれれば30分位アット言う間ですから信じられない近さです。 シゲやさん次回御帰国の折には一緒に御邪魔してみませんか? 鉄道の半分の所要時間でしかも料金1,500円で途中の景色も楽しめるとは山田さん良い場所を選ばれたと思います。

野口一さんのメ-ル内容は全くその通りで、今細川裕文さん御推選の幻冬舎から出て居る「ゴ-マニズム宣言、いわゆるA級戦犯」を読んで居ますが、東京裁判は勝者アメリカが日本は悪と言う前提で事後法によって裁いたもので完全に無効です。

民間人(非戦闘員)を原爆によって大量殺戮した米国こそ裁かれなければならず、又その犠牲者に対して米国は補償をしなければならないにも拘らず謝罪の言葉もないのですから許せません。 原爆にしても人体実験をする為2種類の違った原爆を投下して居る事は日本人をモルモット扱いした絶対に許されない大罪であって、日本は今からでも正式に米国に対し抗議し犠牲者に対する補償を要求すべきだと私は考えます。

日中戦争にしても中国人工作員によって仕組まれた開戦だった事は明白であり、その中国が靖国神社参拝問題で日本に抗議したり首脳会談をボイコットする等許されるものではありません。 次期首相が誰か判りませんが「長い物には巻かれろ」と言う様な弱腰外交では日本の未来はありません。 主張すべきところは明確にそして強力に相手に伝える姿勢が望まれます。

支那と言う呼称は日本人をJAPと呼ぶ様な差別語とは違います。 石原慎太郎ではありませんが堂々と使って良いと思うのですが如何ですか? 戦後の自虐教育によって日本人は卑屈になって居ます。 第二次世界大戦は米国に仕掛けられた戦争である事も日米の調査によって明らかであり、その戦犯として一方的に裁かれ死刑にされた東條英機他のA級戦犯と呼ばれる人達は犠牲者だと私は信じて居ます。

井上  出    (06/07/19)

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「スペシャル・オリンピックス」

知的障害者のオリンピックについて大部前に御紹介した事がありますが、米国大統領ジョン・ケネディの妹が障害者であった事からケネディ家の自宅の庭を障害者達に開放する事から始まった世界的な組織で日本でも昨年世界大会が開催されました。

参加者全員が表彰台に上り全員がメダルを貰う事が出来ると言うオリンピックで、この催しが障害者達を勇気付け又家に閉じ籠るのではなく積極的に外に出る切っ掛けを与えると言う事で大変意義のある大会でした。

その日本支部の設立から大会運営迄を先頭に立って推進したのが現NPO法人「スペシャルオリンピックス日本」名誉会長の細川佳代子さんで、この人こそ今や御主人以上に輝いて居る元首相の細川護熙氏夫人なのです。

確か大学で細川氏と知り合い結婚したと記憶して居ますが細川家と言えば大変な名門で結婚してから随分贅沢な生活をしたであろうと思って居たのですが、先日「人生の最大のボランティアは夫との結婚だった」と言う見出しで日経のマイ・バランスと言う欄に細川女史の談話が紹介されて居ましたので読んで見ると大変な貧乏生活を強いられたと知り驚きました。

細川女史によれば幼い頃から慈善事業やボランティア活動に携わり、大学時代はゴルフ場でアルバイトをして稼いだお金をボランティア活動に充てて居たと言うのですからその奉仕の精神は並み大抵の物ではなかった事が判ります。

細川氏と婚約した頃細川氏は親に勘当されてまで出馬した初めての選挙に落選し浪人中で結婚指環の予算は2万円だったとの事。 結婚後は細川氏の実家の敷地内にある古い神社の休憩所が新居で、壊れた壁や屋根の修理で借金まみれで世間で想像する様な「優雅な生活」とは程遠い貧乏暮しだったそうです。

借金を返済しても又選挙で借金とお金に余裕があったためしがなかったと言う事から前述の「人生の最大のボランティアは夫との結婚だった」と言う発言になったのでしょう。

今も細川女史は知的障害者へのスポ-ツ指導そして競技会開催と言った活動を通して知的障害者への無関心を取り払うべく活躍して居ますが、同時にNPO法人「世界の子供にワクチンを日本委員会」の理事長としても忙しい毎日を過して居るとの事。

こんな苦労を喜んで受け入れる有能で心優しい人が居る事を知り心が洗われる様な気持になりました。

井上  出    (06/07/19)

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