外国人介護士
平成20年8月1日
【インドネシアからの介護福祉士】
インドネシア保健省は7月24日に日本への介護福祉士の派遣総数が当初募集枠以下の224人になったと通報して来ました。 又派遣時期は当初の7月末から8月初旬にずれ込むと言うのです。
日本はインドネシアから今後2年間に看護師/介護福祉士を最大1,000人受け入れたいとインドネシア側に申し入れて居るのですが現地の募集担当者はどうもあまり協力的ではない様です。
その理由は日本側から大学卒あるいは看護学校卒業者に限るとか日本滞在は最大3年間でその間に勉強して日本で介護福祉士の資格を取らなければそれ以上の滞在は認めないとか条件が大変厳しい事にあります。 因みに介護福祉士の合格率は日本人でも50%と言う事なので合格は難しいと思われます。
しかも日本の受け入れ側も日本語を6ヶ月間勉ばせたり専門知識を教えたりと言う費用が50~60万円も1人当り掛る事から即戦力にならない者を受け入れるメリットがないと言う事で仲々簡単に引受けて呉れないと言う現実もあります。
日本が本当に海外から看護師/ 介護福祉士を受け入れ現在の医療機関の人手不足を解消しようと望むならば政府としてインドネシアやフィリピンに養成の為の学校を開設し来日前に基本的な日 本語と看護/介護の為の知識を修得させた上で受け入れる様な体制を作らない限り有能な人材を必要な人数外国から獲得する事は困難に思われます。
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