冬を迎える自動車業界
平成20年7月31日
【自動車業界冬の時代に突入】
石油値上りは全ての産業に大きな影響を与え続けて居ますが特に世界の自動車業界は完全に冬の時代の入ったと居えましょう。 日本でも自動車の販売台数はマイナスに転じ生産台数の大幅減少は世界NO.1のトヨタも例外ではありません。
石油急騰は世界の景気減速を招き自動車でもガソリン消費量の多い大型車は売れなくなり各自動車メーカーは燃費効率の良い小型車の生産にシフトして居ますが原材料も高騰して居り軒並み減収減益を強いられて居ます。
米調査会社J.D.パワ-・アンド・アソシエイツの予測では2008年の米国に於ける新車販売台数は前年比12%減の1,420万台に落ち込むと言うのですから大変な事態です。
欧州の自動車市場も冷え込んで居りルノー社は今年の1月から6月の半期決算は一応増収増益との事ですが今年後半の売上見通しは悪くそれに備えて全従業員の10%に相当する5,000人を解雇すると発表しました。
先進国に於ける自動車販売の減少は今後も続きその回復は当分見込めないと言うのが各メ-カ-の予測です。 以上最近の自動車業界について御伝えしました。
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