上昇する石炭価格
平成20年4月16日
【石炭価格1年で2.5倍に上昇】
鉄鉱石の値上りも急ですが石炭価格はこの1年間に何と2.5倍になりました。
その結果日本産の石炭も採算が取れるレベルに達した事から三井鉱山は石炭の新しい鉱区を開発する方針を固めたと言うニュースがありました。
私は石炭に関しては日本は全面撤退して居たと思って居たのですが北海道には8ヶ所も残って居り細々と生産を続けて居たと知りました。
そして何と年間140万トンも生産して居たのです。
最近の石炭の世界市場価格は1トン$140前後ですが中国やオ-ストラリアから運ぶ訳でこのところの海上運賃の高騰は更に国産石炭生産を勇気付ける事になります。
日本の年間石炭消費量は約1億7,000万トンですから140万トンの国内生産分は全需要の1%にも達しませんが取敢えずは生産倍増を図り全需要の2%目標に増産計画に入るとの事。
併し新しく開発される炭鉱は露天掘りに限定し投資額を最小に押える方針との事です。
オーストラリア産の石炭が輸入先国ではNO.1で続いて中国になりますが、オーストラリアは水害の被害そして中国は雪害で共に生産量が大巾に落ち込んで居る事も石炭価格急騰の原因です。
天然資源の少ない日本ですが石炭の埋蔵量は多い事から石炭の高値が続く事で北海道のみならず九州の炭鉱の復活もあり得るかもしれません。
廃鉱になった炭鉱町は全国に数多く存在しそのいずれも貧しい年寄りの町になって終って居る事から炭鉱再開で元気を取り戻して貰える様願って居ます。
井上 出
【石炭価格1年で2.5倍に上昇】
鉄鉱石の値上りも急ですが石炭価格はこの1年間に何と2.5倍になりました。
その結果日本産の石炭も採算が取れるレベルに達した事から三井鉱山は石炭の新しい鉱区を開発する方針を固めたと言うニュースがありました。
私は石炭に関しては日本は全面撤退して居たと思って居たのですが北海道には8ヶ所も残って居り細々と生産を続けて居たと知りました。
そして何と年間140万トンも生産して居たのです。
最近の石炭の世界市場価格は1トン$140前後ですが中国やオ-ストラリアから運ぶ訳でこのところの海上運賃の高騰は更に国産石炭生産を勇気付ける事になります。
日本の年間石炭消費量は約1億7,000万トンですから140万トンの国内生産分は全需要の1%にも達しませんが取敢えずは生産倍増を図り全需要の2%目標に増産計画に入るとの事。
併し新しく開発される炭鉱は露天掘りに限定し投資額を最小に押える方針との事です。
オーストラリア産の石炭が輸入先国ではNO.1で続いて中国になりますが、オーストラリアは水害の被害そして中国は雪害で共に生産量が大巾に落ち込んで居る事も石炭価格急騰の原因です。
天然資源の少ない日本ですが石炭の埋蔵量は多い事から石炭の高値が続く事で北海道のみならず九州の炭鉱の復活もあり得るかもしれません。
廃鉱になった炭鉱町は全国に数多く存在しそのいずれも貧しい年寄りの町になって終って居る事から炭鉱再開で元気を取り戻して貰える様願って居ます。
井上 出
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