Friday, December 07, 2007

禁固刑43000年 (2007/12/07)

平成19年12月7日

【禁固4万3千年の刑】

皆さんの御記憶にあると思いますが2004年にスペインのマドリ-ドで起きた列車同時爆破テロ事件では191人の死者が出ました。 

その犯人達3人の中2人はモロッコ人そして残る1人はスペイン人でこの連中にマドリ-ド国家法院でようやく判決が言い渡されました。 

何処の先進国でも裁判には時間が掛りますがスペインも例外ではありません。 

そしてモロッコ人2人にはそれぞれ4万2,922年と4万2,924年の刑がスペイン人には禁固3万4,715年の刑が確定したとの事です。

これだけをみると死ぬ迄刑務所に入れて置けると思うのですがスペインの国内法では実際に刑に服するのは最長40年となって居ると言う事ですからこの連中は191人も殺して置きながら40年後には大手を振ってシャバに出て来るのですから刑としては軽すぎると思いますが死刑廃止国ではこんな大罪を犯しても40年しか収監出来ないのですから犯罪抑止効果は弱く再発防止にはなりません。 困ったものです。

井上  出

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