Wednesday, November 21, 2007

イノさんの文箱 (2007/11/21)

平成19年11月21日

【水の摂り過ぎは危険】

米国で起きたペットボトルの水を持ち歩き四六時中水を飲み続ける若者のスタイルは最近では日本でも良く街で見掛ける様になりました。 何故水を頻繁に飲まなければならないのかとかねてから大変疑問に思って居たのですがAQUAHOLIC(アクアホリック)と言うアルコール中毒に似た症状が起き大量の水を飲んで居るにも拘らず「もっと飲みたい」と言う焦燥感に似た症状を呈する事が原因と知りました。

そして水を飲みすぎると (1)細胞機能の低下 (2)意識の混濁 (3)方向感覚の喪失 (4)昏睡 等の症状が出る事があると言うのですから特に若い人達には水の飲みすぎに注意する様警告を発したいと思います。

我々シニア世代に対しては心筋梗塞・脳梗塞と言う死亡原因の中でも大変多い血栓症の予防に水分を沢山摂る事を医師は奨めますがこれも量が多過ぎると前述の様な症状を生む事から水の摂取も程々にする必要があるのです。

中国では2000年の昔から水を摂り過ぎると体内の水分が充分排出されず体内に溜り種々の害をもたらすとしてこの事を「水毒」として戒めて来て居ますが中国の古代医学から学ぶべき事がまだ沢山ある事を再認識しました。

水はあくまでも運動・労働・入浴・サウナ等で汗を流した後に補給すると言う事にしないと水毒に陥る訳で出来れば冷たい水ではなく身体を温め利尿作用もある紅茶・生姜茶・ハ-ブティ-・昆布茶等で水分補給する事を石原結實(イシハラ・ユウミ)と言う医学博士で自然療法研究家は100冊を超える著書の中で奨めて居ます。 水の飲み過ぎには注意しましょう!!

井上  出

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平成19年11月21日

【メタボリック・シンドロ-ム(内臓脂肪症候群)】

男はウエストが85cmを超えたら御用心と言う事なので私はスレスレです。 併し85cmを超えてもお腹の周りに脂肪が沢山付いて居なければ健康に全く問題はない訳で個人差は大きいのです。

お腹の周囲の内臓に脂肪が付着すると高脂血症や高血圧他の症状を生み更には心筋梗塞や脳梗塞を惹き起こす事から特にウエストが太くならない様「メタボリック・シンドロームに御用心」と最近マスメディアが頻繁に取り上げ警告を発して居るのです。

男性は85cmなのに何故女性は90cmなのか皆さん疑問に思って居られると思いますが日本肥満学会・日本動脈硬化学会他合計8つに及ぶ学会が集ってメタボリック・シンドロームの診断基準を設けたのですが女性が90cmである理由は(1)皮下脂肪が男性より多い事(2)子宮等の内臓が場所を取って居る事が上げられます。

四大生活習慣病は(1)肥満 (2)高脂血症 (3)高血圧 (4)糖尿病 ですが予防には (1)運動 (2)食事制限(3)禁煙 が必要で最も効果的なのは運動と言われて居ます。

私はスポーツクラブに入って居ますが全くジムには行かず専らサウナとマッサージ通いです。 ジムに行って身体を動かす事が一番と判って居ても本来怠け者ですからジムには足が向きません。 更に悪い事に通勤に車を使って居る事から一日に歩く量は極端に少なく友人の万歩メーターを借りて計ったところ1日3,600歩前後しか歩いて居ませんでした。

そこで一念発起してオフィスではエレベータ-を使わずに階段を昇り降りする事にして1ヶ月位頑張ってみましたが少しは体重も落ちて来た様です。 どうぞ皆様も出来るだけ足を使う様お奨めします。

井上  出

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