Wednesday, November 28, 2007

イノさんの文箱 (3007/11/27)

 平成19年11月27日

「ブラック フライデ-」拝読しました。 感謝祭に始まってクリスマスに至る迄の商戦は日本とは比較にならない程の売上高で一年の1/4の売上を1ヶ月で達成すると言うのですから何処のデパ-トもショッピングモールも買い物客で一杯と思われます。

私も米国のクリスマス前の買物客で一杯のデパートやショッピングモールを何度も訪れた経験がありますのでその賑わいは良く判ります。 今年はサブ・プライムローンの影響で売上は大巾に落ちるであろうと言う見方をするエコノミストも居る様ですが私は殆んど影響は出ないと予測して居ます。

先日米国で年収$35,000以上の家庭を無作為に抽出聞き取り調査をしたところ「昨年と同じ位の買物をする予定だ」と言う家庭が殆んどだったとの事。 又今年はウォールマ-ト他大手ス-パ-が昨年以上の値引攻勢に出た事から薄型テレビを購入する事を検討中の家庭が多かったとの事で今年のシ-ズン中の売上は昨年並み近くが見込めるのではないかと報じられて居ました。

ご指摘の様にアメリカの経済は一般消費によって支えられて居る事からブラックフライデ-からクリスマスに掛けての売上げが今後の米国の景気を占う指標になる事は間違いないと思われます。

七面鳥はカロリ-は低いのでダイエットには良いのですがパサパサした食感で私はあまり好きではありません。 併し北米やヨーロッパではクリスマスに限らず一年を通じて売れて居る様で価格も安く今後も消費は伸びる事でしょう。

井上  出

* * * * *


平成19年11月27日

【一人世帯拡大中】

一人暮らしの所謂単独世帯が急増中である事を総務省の2005年の国勢調査が示して居ます。 それにしてもお役所仕事はスローですね。 何故今頃2005年度の発表なのでしょうか? もう2007年も暮れようとして居るのにこの有様ですからそれこそ民間に委託すれば2006年度の調査結果も今頃には出て居る事間違いありません。

さてこの2005年の調査によれば一人暮しの一番多いのは東京で何と全世帯の42.5%が単独世帯だと言うのですからこの数字には驚きます。 東京では1DK/1LDKの単独者用マンションが多いのですがこの数字を見るとその理由が判ります。

第二位は京都の32.9%これは大学の数が多い事が原因と考えられますが続いて第三位が北海道の32.4%と言うのには驚きます。 広い土地に大きな家そして3世代同居と言うのが北海道の家族構成と一般的には考えられて居るにも拘らず第三位と言う事は子供達が家を離れ家には親がその連れ合いと死別して一人で住んで居る様子が見えて来ます。 この老人達は将来誰がお世話をするのでしょうか? 心配です。

私自身も単独世帯ですから他人の心配どころではないのですがやはりボチボチ後添を探す必要がありそうです。

因みに単独世帯が少ないのは奈良の20.9%そして山形・富山・福井が続きます。 これらの地方では昔ながらの大家族制度が残って居ると思われ子供達も両親や祖父母の愛を一杯に受けて育って居るであろうと想像し少年犯罪率も低いであろうと考えます。

井上  出

0 Comments:

Post a Comment

<< Home