Wednesday, February 14, 2007

イノさんの文箱 (2007/02/12)

平成19年2月13日

「読者の減少」

北米でも新聞購読者が減って居るとの事ですが日本も一緒で私が学生時代に御世話になった産経新聞は夕刊廃止で朝刊だけになりましたし毎日新聞は廃刊になるのではないかと言う噂もある程読者が減って居ます。

一方で広告代だけを収入元として無料配布をする雑誌が日本では今急速に増えて居ます。 駅や大きなショッピングセンタ-そして町の中の小売店の店頭に置かれて居り無料と言う事から結構の読者を持ち部数が増える事で広告料が上り収入が増えると言う事で新しい雑誌の流れになって居ます。 無料と言うとペラペラの紙質の悪い無料誌を想像されると思いますが最近見かける物は有料雑誌と比較しても遜色が無い程の頁数・紙質そして沢山のグラビア付きで立派な雑誌です。 結果として一般誌が部数を減らし廃刊に追い込まれるケ-スがこのところ増えて居ます。

インフォティメントと言う言葉は始めて聞きました。 不勉強でそんな造語が生れて居たとは知りませんでした。 情報も色を付けないと読者に受け入れられないと言うのは問題ですがそんな時代なのでしょう。

先日も御伝えした様に私の夢の1つにピアノを弾ける様になると言う事があります。 母親に強制されて小学校から中学迄ピアノをやらされましたし盛岡放送局発信で東北6県にピアノ独奏をした事もあるのですが今では全く弾けません。 続けて居れば良かったと今頃になって反省頻りです。

井上 出 (07/02/12受信)

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ALOHAさんへ      平成19年2月13日

貴信拝受しました。 前回お会いしたのが昨日の事の様に思われるのですがこちらこそ長い間御無沙汰して居ります。 零細企業の親父にはユックリ寛ぐ時間も無く毎月の事ですが資金繰りに追われて居りますが何とか元気にやって居ります。 ALOHAさんも御元気の御様子何よりとお喜び申し上げます。

ALOHAさんは英語ばかりではなく仏蘭西語も堪能と知りその広い知識に加えその語学力に改めて感服致しました。 やはり私の様な凡夫とは脳の構造が違うのでしょう。

それにしてもQUEBECで使われて居る仏蘭西語がすごいズ-ズ-弁とは知りませんでした。 昔学校で仏蘭西人は正しい仏蘭西語を子供達に使わせる為に仏蘭西語を放課後に塾の様なところに通わせて学ばせると教わり、仏蘭西人は自国語を大事にして居る事に感銘を受けた事を想い出しました。

そんなに大事に正しい仏蘭西語を使う事に心を配って居る仏蘭西人とQUEBECの多国籍人によって使われて居る仏蘭西語が大きく違って行く事はあるいは当然の事かもしれませんね。 大変興味のあるお話を御聞かせ頂きました。

いずれ御帰国されるとの事で是非お会いしこの話の続きを御聞かせ頂きたいと今から楽しみにして居ります。 ではお元気で。

井上 出    (07/02/12受信)

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平成19年2月13日

「モントリオ-ルの思い出」

10年もモントリオ-ルに住んで居られたとの事。 単なる旅行者ではなく住んで居られたのですから沢山の体験をされた事でしょう。 ケベックの人達は人情にあつく、親切で温かな味があると言う事ですが恐らく日本の田舎の人達の様な優しさで包んで呉れるのでしょう。

カナダでは法律で紙幣にしてもカタログ類や商品説明についても英語と仏蘭西語を併記しなければならないと聞かされて居たのですがQUEBECでは英語の表示が無いと言うのはどう言う事なのでしょうか? カナダからの独立を希求する人達が英語を使用する事を拒否して居るからなのでしょうか?

マレ-ヌ・ディ-トリッヒの様な街との事ですが大変面白い見方に思われます。 実は私はマレ-ヌ・ディ-トリッヒのファンで確か「リリ-・マルレ-ン」と言う歌だと思うのですがこの歌が戦場に流れると敵も見方も戦いを止めその歌に聞き入って居た映画の場面を想い出します。

彼女の脚線美はホレボレするもので保険が掛けてあったと記憶しますがその美しい脚は常にストッキングの中にあり美肌は見せなかったと言われて居ます。

特に美人であった訳でもないのに大変魅力のある女優で男で言えばジャン・ギャバンと言うところでしょうが退廃的な雰囲気が何とも言えない怪しい魅力を醸し出して居ました。 昔は素晴しい俳優が沢山居ましたね。

マレ-ヌ・ディ-トリッヒの様な街モントリオ-ルは私も使わせて頂きます。

井上 出 (07/02/12受信)

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