Friday, February 02, 2007

イノさんの文箱 (2007/01/31)

「平成19年1月31日: トヨタに続く世界NO.1企業になれるかブリジストン?」

御承知の様に今年中に生産販売台数でGMを抜いて世界NO.1の自動車メ-カ-になる可能性が出て来たトヨタですがその自動車用のタイヤメ-カ-としてNO.1を目指すブリジストンが再生タイヤメ-カ-最大手のバンダグ(アイオワ州)を10億5千ドル(約1,280億円)で買収することになりました。

再生タイヤ等縁が無いと一般の人は考えて居ますが世界市場では需要が急拡大して居り、前述のバンダグ社は世界90ヶ国で再生タイヤを販売して居り2005年の売上高は何と9億2千百万ドル(約1,124億円)と言うのですから驚きます。

昔は再生タイヤは貼り付けたゴムが剥がれて事故になったりして敬遠されて居たのですが接着剤の改良と再生の技術の向上で新品タイヤと比べても遜色のないところ迄来て居り今後も欧米や新興国で需要は更に拡大する事間違いありません。

ブリジストンは1988年に米タイヤ大手のファイアストン社を約3300億円で買収し傘下に収めて居り一時フォ-ドとその品質問題で裁判にまでなった事件も乗り越え日米共増収増益を更新して居る事から世界のトップメ-カ-になる可能性は充分にあります。

このところSONYが元気がありませんが是非ブリジストンにはNO.1の地位を狙って貰いたいと願って居ます。

井上 出    (07/01/31受信)

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