イノさんの文箱 (2007/02/08)
平成19年2月9日
「80 = 20の法則」
以前にも80 = 20の法則を御紹介した事がありますがこれは米国の学者が唱えた法則で日本では私が産経新聞に勤めて居た頃(学生時代のアルバイト先)上司だった広告局企画調査課長の渡紀彦と言う人が日本では著書や講演を通じて広めたものです。
渡紀彦と言う人は産経新聞からミツミ電機にスカウトされそのミツミの新会社㈱アンネと言う日本では最初に生れた生理用パッドメ-カ-を立ち上げた体験談を書いた「アンネ課長」と言う著書はミリオンセラ-になったので御記憶の方も居られると思います。
その後渡氏は東急エ-ジェンシ-と言う広告代理店にヘッドハンティングされましたがそのスカウト料1,500万円と言う高額の移籍料が当時週刊誌を賑わせた事もありました。 一日一万歩を励行し腹七分目(八分目では駄目)の生活をつづけて居られましたが20年ほど前に癌で亡くなりました。
以上余談になりましたが80 = 20の法則はこの世の全ての現象に当てはまると言う事で私自身もこの法則を物事を決める折に利用させて貰ったりして居ます。 例えば会社が左前になった際社員の給料を20%迄ならカットできるがそれを超えると退職者が続出すると言うものです。 企業の売上が減少しても20%迄であれば何とかやって行けますがそれを越えると倒産の可能性が出て来ると言うのです。
80 = 20の法則と言うのは世の中の事は全てこの法則に当てはめる事が出来ると言う事でその例を何件か上げて御説明したいと思います。
日本中に酒造りをして居る会社は数千社もありますがその20%のメ-カ-が市場の80%を押えて居ます。 これは化粧品でも薬品でも食料品でも殆んどの分野で見られる現象なのです。
地球上の陸地と海の比率は30対70ですが河川や湖を加えると陸地と水の比率は20対80になるのです。 世界の国の上位20%が世界の富の80%を保有して居る事もこの法則の正しさを証明して居ます。
大企業の中には何万人もの社員を抱えて居る会社もありますがその社員の中の20%が優秀で会社をリ-ドして居ますが一方で20%の社員が会社のお荷物になって居ます。 しからば優秀な20%の社員を別会社にしたら大変な企業になるであろうと考えるのですがそうするとその優秀な社員の中の更に20%が引続き懸命に働き会社に貢献する一方で20%の社員がお荷物社員になって終うのです。
蟻や蜜蜂は働き者と言う印象が強いのですがこれ又一生懸命に働いて居るのは20%で80%は遊んで暮して居るのです。 田川五郎と言う元目白大学教授が「おみこしの法則」と言う似た様な説を唱えて居ますがこれはお祭りのおみこしを一生懸命に担いで居るのは全体の20%に過ぎず80%は格好だけで20%の連中は棒にぶら下って遊んで居ると言うのです。 これも80 = 20の法則が生きて居る一例です。
日常の生活の中でこの80 = 20の法則に当てはまる例は沢山ありますので皆さんにも周囲を見廻してみて楽しんで頂ければと思いご披露しました。
井上 出 (07/02/08受信)
* * * * *
平成19年2月9日
「故高田好胤管長の事そして安田映胤現管長の教え」
法相宗大本山薬師寺の故高田好胤管長を招いて講話を聞かせて頂いた事がありましたがその際に「子供は親の背中を見て育つ」として親は子供の鑑にならなければならないと言う事を教えられました。 笑顔の実に優しい方でした。
現管長の安田映胤さんも仲々の人物の様ですが故高田管長を兄として慕って居られたと言う事でもあり何か共通点がある様な実に温厚な方の様にお見受けしますが眉毛が濃くギョロ眼に頑固な人の人相を見ます。
この安田管長が人間120才迄生きられると我々を元気付けて呉れます。 安田管長によれば「60才の還暦で人生ひと巡りしますがそれを2回繰り返すのが人間本来の寿命と心得なさい」と言うのです。
「人間の肉体成長のピ-クは20代前半。 動物も植物もそのピ-ク時の5倍位は通常生きる事から人間も120才まで生きられるはず」と言われるのです。
安田管長によれば「25才までが人生の春、65才までが夏、90才までが秋、それ以降が冬だ」との事。 そして「65才から90才迄は仕事でも家庭でも禁欲的な楔を外して自由に生きる事で人生を謳歌しなさい」として人生の秋を楽しむ事を奨めて居られます。
今年定年を迎える団塊世代の方々はまだ人生の夏ですから65才の秋に入る迄は仕事を続け秋を迎える為に身体を鍛える事を心掛けられる様に。
そして安田管長の言われる様に健やかに生きる為の5つの心を大切にして頂きたいと思います。 その5つの心とは
(1)感謝の心
(2)思い遣りの心
(3)敬う心
(4)赦す心
(5)詫びる心
以上ですが私もこれからの人生この5つの心を忘れない様生きて行きたいと思って居ます。
井上 出 (07/02/08受信)
「80 = 20の法則」
以前にも80 = 20の法則を御紹介した事がありますがこれは米国の学者が唱えた法則で日本では私が産経新聞に勤めて居た頃(学生時代のアルバイト先)上司だった広告局企画調査課長の渡紀彦と言う人が日本では著書や講演を通じて広めたものです。
渡紀彦と言う人は産経新聞からミツミ電機にスカウトされそのミツミの新会社㈱アンネと言う日本では最初に生れた生理用パッドメ-カ-を立ち上げた体験談を書いた「アンネ課長」と言う著書はミリオンセラ-になったので御記憶の方も居られると思います。
その後渡氏は東急エ-ジェンシ-と言う広告代理店にヘッドハンティングされましたがそのスカウト料1,500万円と言う高額の移籍料が当時週刊誌を賑わせた事もありました。 一日一万歩を励行し腹七分目(八分目では駄目)の生活をつづけて居られましたが20年ほど前に癌で亡くなりました。
以上余談になりましたが80 = 20の法則はこの世の全ての現象に当てはまると言う事で私自身もこの法則を物事を決める折に利用させて貰ったりして居ます。 例えば会社が左前になった際社員の給料を20%迄ならカットできるがそれを超えると退職者が続出すると言うものです。 企業の売上が減少しても20%迄であれば何とかやって行けますがそれを越えると倒産の可能性が出て来ると言うのです。
80 = 20の法則と言うのは世の中の事は全てこの法則に当てはめる事が出来ると言う事でその例を何件か上げて御説明したいと思います。
日本中に酒造りをして居る会社は数千社もありますがその20%のメ-カ-が市場の80%を押えて居ます。 これは化粧品でも薬品でも食料品でも殆んどの分野で見られる現象なのです。
地球上の陸地と海の比率は30対70ですが河川や湖を加えると陸地と水の比率は20対80になるのです。 世界の国の上位20%が世界の富の80%を保有して居る事もこの法則の正しさを証明して居ます。
大企業の中には何万人もの社員を抱えて居る会社もありますがその社員の中の20%が優秀で会社をリ-ドして居ますが一方で20%の社員が会社のお荷物になって居ます。 しからば優秀な20%の社員を別会社にしたら大変な企業になるであろうと考えるのですがそうするとその優秀な社員の中の更に20%が引続き懸命に働き会社に貢献する一方で20%の社員がお荷物社員になって終うのです。
蟻や蜜蜂は働き者と言う印象が強いのですがこれ又一生懸命に働いて居るのは20%で80%は遊んで暮して居るのです。 田川五郎と言う元目白大学教授が「おみこしの法則」と言う似た様な説を唱えて居ますがこれはお祭りのおみこしを一生懸命に担いで居るのは全体の20%に過ぎず80%は格好だけで20%の連中は棒にぶら下って遊んで居ると言うのです。 これも80 = 20の法則が生きて居る一例です。
日常の生活の中でこの80 = 20の法則に当てはまる例は沢山ありますので皆さんにも周囲を見廻してみて楽しんで頂ければと思いご披露しました。
井上 出 (07/02/08受信)
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平成19年2月9日
「故高田好胤管長の事そして安田映胤現管長の教え」
法相宗大本山薬師寺の故高田好胤管長を招いて講話を聞かせて頂いた事がありましたがその際に「子供は親の背中を見て育つ」として親は子供の鑑にならなければならないと言う事を教えられました。 笑顔の実に優しい方でした。
現管長の安田映胤さんも仲々の人物の様ですが故高田管長を兄として慕って居られたと言う事でもあり何か共通点がある様な実に温厚な方の様にお見受けしますが眉毛が濃くギョロ眼に頑固な人の人相を見ます。
この安田管長が人間120才迄生きられると我々を元気付けて呉れます。 安田管長によれば「60才の還暦で人生ひと巡りしますがそれを2回繰り返すのが人間本来の寿命と心得なさい」と言うのです。
「人間の肉体成長のピ-クは20代前半。 動物も植物もそのピ-ク時の5倍位は通常生きる事から人間も120才まで生きられるはず」と言われるのです。
安田管長によれば「25才までが人生の春、65才までが夏、90才までが秋、それ以降が冬だ」との事。 そして「65才から90才迄は仕事でも家庭でも禁欲的な楔を外して自由に生きる事で人生を謳歌しなさい」として人生の秋を楽しむ事を奨めて居られます。
今年定年を迎える団塊世代の方々はまだ人生の夏ですから65才の秋に入る迄は仕事を続け秋を迎える為に身体を鍛える事を心掛けられる様に。
そして安田管長の言われる様に健やかに生きる為の5つの心を大切にして頂きたいと思います。 その5つの心とは
(1)感謝の心
(2)思い遣りの心
(3)敬う心
(4)赦す心
(5)詫びる心
以上ですが私もこれからの人生この5つの心を忘れない様生きて行きたいと思って居ます。
井上 出 (07/02/08受信)
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