Thursday, December 14, 2006

イノさんの文箱 (2006/12/13)

「カナダ在住日本人が第二次世界大戦中強制収容された話」

やはり私有財産は米国在住の日本人同様没収され奥地の原野や廃鉱になったゴ-ストタウンの収容所に送り込まれたと知り折角苦労して築き上げた財産を一方的に処分された時どんなに悔しい思いをした事であろうかと同情します。

併し一方で貧しい生活をして居た日本人達にとっては働かずに食べられる収容所は毎日が日曜日だったと知り立場によってはそんな受け止め方をした人達も居たと知り何事も色々な角度から見なければ真実は判らないと言う事を教えられました。

ケベックのほうがバンク-バ-より住み易かったし人も親切だったと言う一世二世の人達の話も大変興味深く読ませて頂きました。 仏蘭西人は宗教心が篤い事から貧者には優しいのかもしれませんね。

いずれにしても戦争は人々に悲しみや苦しみしかもたらさない訳で「平和を求めて戦う!!」等と言うのは十字軍の時代から現在に至る迄空言である事は間違いない訳でこの地球上から戦争をなくす為に今一度人類は国連を中心に世界平和の為に智恵を絞って貰いたいと心から願います。

井上 出    (06/12/13)                 

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