Tuesday, December 05, 2006

イノさんの文箱 (2006/11/27)

「教育基本法の改正について」

教育基本法の改正が必要である事は誰もが認めるところではありますがそれをどの様に改めるかと言う点では沢山の意見があり政府も腰を据えて取組むべきであると私は考えますがどうも政府は一日も早い改正案の国会通過を狙って居る様です。

日教組が戦後の日本の教育を駄目にしたと言うのも事実であり丸山公紀さんの言われる様に教育基本法第10条が政府をはじめ良識ある人達の教育現場への立入りを阻止し日教組の意のままに日本の教育が歪められて来た事は間違いありません。

教育委員会なるものが日教組の支配下にあると言う現実は一刻も早く改める必要がありますが事は教育問題ですから日本の将来の為に最も望ましい基本法として作り直す為に時間を掛けて貰いたいと願う点では私も丸山さんの意見に賛成です。

井上 出    (06/11/27)

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「人種偏見といじめについて」

日本に住んで居ると日本人に対する差別がある等とは殆んど考えず逆に黒人や東南アジアの人達に対する偏見を露にする人達が多い事に気付きます。

ところが一歩外国(先進国)に足を踏み入れると日本人に対する人種差別が強い事に驚きます。 経済大国として一時は「米国からもう学ぶ物はない」等と豪語した日本ですが先進国の連中は日本が一流国だ等とは思っても居ない現実がある事を我々は知る必要があります。

アナウンサ-の久保純子と言う人は父親が英国の駐在員であった事から子供時代英国に住んで居た訳ですが現地で通りかかりのバスから「ジャップ」と言う言葉を掛けられたり生卵をぶっつけられた事もあったそうです。 そんな時両親特に母親が一生懸命一緒に考えて呉れたそうです。

私の会社の営業部長はサンフランシスコに13年間ある商社の駐在員として住んで居り一人娘は現地の学校に通わせて居たのですが現地の学校では無視されたり嫌がらせを受けたりした事から逆に勉強に精出す事になりエ-ル大学に進学したとの事。 いじめが今の自分を育てたと思うと話して居ましたが現在は一流銀行のエリ-ト社員として活躍して居ます。

こんな風にいじめが励みになる様なケ-スは多くはないと思いますが例外なく家族が相談相手になり悩みを聞いてやったり解決法を見付けてやったりと大きな支えになって居ます。 いじめの結果自殺に向う子供達には相談出来る相手が居なかったのでしょう。 親子の会話が昔と違って極端に減って終った日本ですがいじめ問題解決には親子関係の改善が不可欠でその為にも子供部屋など廃止すべきだと私は考えます。 ニ-トやフリ-タの増加も子供部屋等与えた結果だと思うのですが皆さんはどの様にお考えでしょうか?

井上 出    (06/11/27)

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