イノさんの文箱 (2006/11/15)
「老人ホ-ムの話」
カナダの裕福な人達が入って居られると思われる今回御友人が入られた施設の入所費用や毎月の支払いはいくら位か判れば御聞かせ下さい。
日本では入所時1億円等と庶民では考えられない高額な費用を要求して居るところがありますし、日野原先生の聖路加国際病院の付属施設にも数千万円の入所金に毎月数十万円の費用と言うゴ-ジャスな老人ホ-ムがあります。 それが結構一杯なのですから世の中にはお金持が多いのですね。
一方で身寄りも無く収入も貯えも無い貧しい老人達の為の老人ホ-ムは個室ではなく大部屋でしかも充分なケアも受けられませんが、それでも沢山の人達が入居の順番待ちと言う状況なのですから格差問題は老いてからさらに大きくなり、悲しい寂しい思いで暮して居る老人達が大勢いるのです。
御友人はアルツハイマ-症状が出てからも1人で住んで居られたとの事ですが、最近日本ではホ-ムヘルパ-がそんな1人住いの老人の預金を勝手に下ろして着服すると言う事件が多発して居ます。 私の亡妻の介護で雇ったホ-ムヘルパ-は貴金属や洋服を大部盗んで居た事が後日判ったのですが、証拠がない為結局泣き寝入りする事になりました。
そればかりではなく私の居ない間に亡妻のリハビリをたのんで居たのですが、乱暴で時には足を蹴飛ばすと言う様な行為もあり、偶々マッサ-ジに来て貰って居た先生がそんな現場を見て私に報告して呉れたので判ったのですが、そんな冷酷な連中もヘルパ-の中には結構居る様です。
その点フィリピン人の介護士は宗教心篤く心優しい事から日本政府も規制を緩和し、フィリピン人を沢山受け入れる事を提案したいと思います。 メ-ルにもありましたがフィリピン人は陽気ですから老人ホ-ムの様なところの暗い雰囲気を変えて呉れるであろうと期待します。
ピンピンコロリと言う言葉を日本中に広めたのは鎌田實と言うお医者さんですが、この人は長野県を全国でNO.1の長寿県にしたばかりではなく老人の医療費でも日本で最低に押えたと言う大変な業績を残したお医者さんです。
昔は長野県と言うのは県民の塩分の摂取量が多く短命そして寝たきり老人が多く医療費も鰻登りだったというのですが、それを前述の様な長寿県にしたばかりではなく寝たきり老人の数をドラスティックに減らしたのですから大変な人物です。
この鎌田医師は患者さん達に「頑張ろうね」とは言わないそうです。 この言葉は患者に負担を掛ける事になると言うのがその理由ですが、代りに「大丈夫、大丈夫」と言う声を掛けるそうです。 この言葉で救われたと言う患者さん達が大勢居るそうですが、病気は患者本人が又元気になろうと言う気持を持つ事と心の安定を得る事が回復の為に大事だと言われて居ます。 きっとこの「大丈夫、大丈夫」が患者さん達に力を与えるのでしょう。
井上 出 (05/1/15)
* * * * *
年を取っても恋心を失わない事が若さを保つ秘訣
聖路加の日野原先生は95才の今も素敵な女性を見ると「心がときめく」と言って居られますし、映画「ブエナ・ビスタ ソ-シャル・クラブ」で紹介され世界的名声を博したキュ-バの歌のグル-プ「ブエナ・ビスタ・バンド」のコンパイ・セグンド氏は来日公演時93才でしたが「今40才の恋人がいる。もう1人こどもを計画中だ。未だ私の川に水は流れて居る。」とインタビュ-に答えたと言う話を10月5日のメ-ルで御紹介しましたが、残念ながらどうも計画は実現はしなかったようです。
セグンド氏に比べれば未だ小僧みたいな年令ではありますが、ブラジル音楽の巨匠ジョアン・ジルベルト氏(75才)には2才の娘が居る事が判明したとしてブラジルの有力紙「グロボ」他が11月9日に報じて居たと言うニュ-スがありました。 この娘さんが成人するには後18年掛る訳でジルベルト氏は92才と言う事になります。
このジルベルト氏こそボサノバと言う音楽を生んだ人で、「イパネマの娘」を世界中でヒットさせた事はある程度の年令の方なら覚えて居られる事でしょう。 このニュ-スが流れた時ジルベルト氏は東京で来日最後の公演を終えたところでしたからインタビュ-をして心境を聞いて貰えれば面白かったのにとチョット残念です。
ジルベルト氏は昔から仲々お盛んで、ブラジルの歌手アストラッド・ジルベルトさんとの間に息子がそして歌手のミウシャさんとの間に娘が居り、この娘さんは歌手として活躍中との事。 前述の2才の娘さんはリオデジャネイロ在住のファンとの間に生れた子供と言うのですが、未だ現役であることは間違いありません。
75才は日野原先生の新老人クラブの入会資格が取れたばかりの若年老人ですから現役は当然としても子造りはもう良いのではないかと思いますが、「NONE OF YOUR BUSINESS!!」と言われるかも知れませんね。
井上 出 (06/11/15)
カナダの裕福な人達が入って居られると思われる今回御友人が入られた施設の入所費用や毎月の支払いはいくら位か判れば御聞かせ下さい。
日本では入所時1億円等と庶民では考えられない高額な費用を要求して居るところがありますし、日野原先生の聖路加国際病院の付属施設にも数千万円の入所金に毎月数十万円の費用と言うゴ-ジャスな老人ホ-ムがあります。 それが結構一杯なのですから世の中にはお金持が多いのですね。
一方で身寄りも無く収入も貯えも無い貧しい老人達の為の老人ホ-ムは個室ではなく大部屋でしかも充分なケアも受けられませんが、それでも沢山の人達が入居の順番待ちと言う状況なのですから格差問題は老いてからさらに大きくなり、悲しい寂しい思いで暮して居る老人達が大勢いるのです。
御友人はアルツハイマ-症状が出てからも1人で住んで居られたとの事ですが、最近日本ではホ-ムヘルパ-がそんな1人住いの老人の預金を勝手に下ろして着服すると言う事件が多発して居ます。 私の亡妻の介護で雇ったホ-ムヘルパ-は貴金属や洋服を大部盗んで居た事が後日判ったのですが、証拠がない為結局泣き寝入りする事になりました。
そればかりではなく私の居ない間に亡妻のリハビリをたのんで居たのですが、乱暴で時には足を蹴飛ばすと言う様な行為もあり、偶々マッサ-ジに来て貰って居た先生がそんな現場を見て私に報告して呉れたので判ったのですが、そんな冷酷な連中もヘルパ-の中には結構居る様です。
その点フィリピン人の介護士は宗教心篤く心優しい事から日本政府も規制を緩和し、フィリピン人を沢山受け入れる事を提案したいと思います。 メ-ルにもありましたがフィリピン人は陽気ですから老人ホ-ムの様なところの暗い雰囲気を変えて呉れるであろうと期待します。
ピンピンコロリと言う言葉を日本中に広めたのは鎌田實と言うお医者さんですが、この人は長野県を全国でNO.1の長寿県にしたばかりではなく老人の医療費でも日本で最低に押えたと言う大変な業績を残したお医者さんです。
昔は長野県と言うのは県民の塩分の摂取量が多く短命そして寝たきり老人が多く医療費も鰻登りだったというのですが、それを前述の様な長寿県にしたばかりではなく寝たきり老人の数をドラスティックに減らしたのですから大変な人物です。
この鎌田医師は患者さん達に「頑張ろうね」とは言わないそうです。 この言葉は患者に負担を掛ける事になると言うのがその理由ですが、代りに「大丈夫、大丈夫」と言う声を掛けるそうです。 この言葉で救われたと言う患者さん達が大勢居るそうですが、病気は患者本人が又元気になろうと言う気持を持つ事と心の安定を得る事が回復の為に大事だと言われて居ます。 きっとこの「大丈夫、大丈夫」が患者さん達に力を与えるのでしょう。
井上 出 (05/1/15)
* * * * *
年を取っても恋心を失わない事が若さを保つ秘訣
聖路加の日野原先生は95才の今も素敵な女性を見ると「心がときめく」と言って居られますし、映画「ブエナ・ビスタ ソ-シャル・クラブ」で紹介され世界的名声を博したキュ-バの歌のグル-プ「ブエナ・ビスタ・バンド」のコンパイ・セグンド氏は来日公演時93才でしたが「今40才の恋人がいる。もう1人こどもを計画中だ。未だ私の川に水は流れて居る。」とインタビュ-に答えたと言う話を10月5日のメ-ルで御紹介しましたが、残念ながらどうも計画は実現はしなかったようです。
セグンド氏に比べれば未だ小僧みたいな年令ではありますが、ブラジル音楽の巨匠ジョアン・ジルベルト氏(75才)には2才の娘が居る事が判明したとしてブラジルの有力紙「グロボ」他が11月9日に報じて居たと言うニュ-スがありました。 この娘さんが成人するには後18年掛る訳でジルベルト氏は92才と言う事になります。
このジルベルト氏こそボサノバと言う音楽を生んだ人で、「イパネマの娘」を世界中でヒットさせた事はある程度の年令の方なら覚えて居られる事でしょう。 このニュ-スが流れた時ジルベルト氏は東京で来日最後の公演を終えたところでしたからインタビュ-をして心境を聞いて貰えれば面白かったのにとチョット残念です。
ジルベルト氏は昔から仲々お盛んで、ブラジルの歌手アストラッド・ジルベルトさんとの間に息子がそして歌手のミウシャさんとの間に娘が居り、この娘さんは歌手として活躍中との事。 前述の2才の娘さんはリオデジャネイロ在住のファンとの間に生れた子供と言うのですが、未だ現役であることは間違いありません。
75才は日野原先生の新老人クラブの入会資格が取れたばかりの若年老人ですから現役は当然としても子造りはもう良いのではないかと思いますが、「NONE OF YOUR BUSINESS!!」と言われるかも知れませんね。
井上 出 (06/11/15)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home