イノさんの文箱(2006/7/2)
「靖国神社参拝問題」
先週桜井よしこ女史の話を聞いて来ました。 彼女が強調して居た事は「日本人はもっと自信を持ち自分が正しい事はしっかり主張しよう!!」と言う事でした。
日本と米国そして中国の子供達の比較をすると日本の子供達の自信の無さが浮き彫りになると言うのです。 そしてお金に対する執着心が強い一方責任感に欠けると言う事が調査を通じ判ったとの事。 更に将来の夢が無い、愛国心に欠ける等全ての点で米中の子供達に遅れを取って居ると言うのです。
彼女はこの傾向は大人の日本人にも言える事で「長い物には巻かれろ」と言う古い悪習が今でも日本人の言動に見られる、特に政治家にこの傾向は顕著でこれが今回内外で大きく取り上げられて居る靖国参拝問題につながって居ると主張して居ました。
大平首相時代にA級戦犯が靖国神社に合祀され大平氏は何回も正式参拝をして居たにも拘らず中国側は6年半もの間唯の一度もその事に対し抗議して来た事がなく、又中曽根首相時代も最初の中は抗議は無かったにも拘らず突然に中国側は中曽根首相に対し靖国参拝をしない様申し入れをして来たのです。 それに対し中曽根首相は何の反論もせず諾々と中国の要求を受け入れ参拝を中止したのです。 そしてそれが今回の問題につながって居るのです。
腰抜けの中曽根首相の対応が問題を大きくし又韓国までもその尻馬に乗って騒ぎ出したのです。 この事からも判る様に中国政府は小泉首相の靖国参拝は軍国主義の復活だ等とは露程も考えて居らず、国内問題から国民の目を逸らす目的と自国の軍国主義の台頭を押し隠す為に利用して居るに過ぎないのです。
戦後60年日本は他国を侵略した事は一度もありません。 一方中国は全土の1/4を占めるチベット族の領地を占拠しチベット人を大量殺害したのです。 ベトナム戦争も自国の利益の為に参戦し最終的にはベトナムの一部を中国領にして終ったのです。
台湾は中国領ではありません。 言うならばハワイの様な島で独自の文化を持つ独立国です。 それを自国領土であると主張し圧力を掛け続ける中国こそ覇権国家なのです。 日本との領土問題も尖閣列島周辺に一方的に艦船を派遣し日本の立入りを武力で阻止して居るのです。
こんな国の言う事に従い靖国神社参拝を中止する必要は全くないのです。 朝日新聞こそが今回靖国問題を大きくした元凶ですが、朝日の主幹やその周辺に居る連中にもう少し常識を働かせる知恵がないものかと残念に思います。 売国奴的行為は止めて貰いたいものです。
井上 出 (06/07/02)
* * * * *
「脱税に体罰を与えよ!!」
先日もお伝えしましたが企業の決算期には脱税の摘発が新聞を賑わします。 そして今年は特に件数も金額も多いのは景気の回復の兆しなのでしょうか?
脱税は犯罪ですが殆んどの場合追徴税を払う事で刑罰を受ける事は日本ではありません。 一方他の先進国では脱税は厳しく処罰され体罰もあります。
体罰が無い事から企業も人も脱税に精出し又税務署OBで占められる税理士なる職業の先生方は脱税の指南役を演じて居るのです。 そして脱税が発覚してもその先生方がOBの立場を利用しその追徴税の減額の為に税務調査員とネゴをするのです。
そして税理士の評価はどれだけネゴの際に過去の人脈やコネクションを利用し脱税者に有利な決定を導き出せるかで決まるのです。 こんな国は他の先進国には見られません。
以前にもお伝えしました様に私の会社の米国の現地法人は設立して20年以上になりますが唯の一度も税務調査を受けた事はありません。 それは公認会計士の先生が厳しくチェックし少しでも公私混同があったり脱税の疑いのある取引があると直ちに指摘し正しい経理処理をさせるから不正の起きる可能性がないのです。
今年の脱税の大口を御伝えします。 大口からリストアップします。
(1) 武田薬品 1,000億円申告漏れ
300億円を追徴。 国内製薬会社トップの武田薬品工業がこれですから他の全ての製薬会社でも脱税は行われて居ます。
(2) ソニ- 744億円申告漏れ
海外子会社との取引巡り総額744億円の申告漏れが指摘され追徴税額は279億円。
(3) P&G日本法人 190億円申告漏れ
米国のプロクタ-・アンド・ギャンブル社の日本法人で追徴税は約60億円。
(4) シャ-プが8億円の申告漏れ
追徴税約3億円は可愛いものかもしれません。
(5) 蝶理の不正経理 7億8,000万円
商社と言っても弱小で利益も上って居ないにも拘らず不正経理で摘発と言うのですから情けない話です。 この他商社では三井物産が25億円、三菱商事が22億円の追徴税を支払う事になります。
浜の真砂ではありませんが特に最近は国際取引絡みの脱税が目立ち全国の国税局が2005年度に摘発したものは214件、そして今年は額も件数もそれを上回る事でしょう。 個人では大阪のタクシ-会社元社長による24億9,000万円の脱税が国際取引絡みの最大の事件でした。
脱税が見つかっても追徴税さえ払えばそれ以上のお咎め立てはないと言う現行法下では景気の上昇に伴い脱税は増える事でしょう。 消費税率を上げる前にやらなければならない事が談合問題も含め未だ沢山ある事を政府は認識し直ちに行動に移して貰いたいと思います。
井上 出 (06/07/02)
* * * * *
「極貧層9億人の中国」
外貨保有高は既に日本を超えその中から軍備費に膨大な予算を割き更には宇宙開発に天文学的な資金を投入し、最近では有人宇宙飛行迄実現させたとして先進国の仲間入りをPRして居る中国ですが13億の人口の70%を占める農民層は極貧生活を強いられて居るのです。
御承知と思いますが中国の戸籍は都市戸籍と農民戸籍に分かれて居ます。 都市戸籍保持者達は義務教育も無料で受けられますし医療費も保険でカバ-する事が出来、又国内の移動も自由です。 併し農民戸籍所持者は移動の自由が無いばかりではなく義務教育も受けられませんし医療費も自己負担です。 しかも地方に行く程共産党員による締め付けは厳しく、折ある各に上納金を要求されるのです。 結婚の届けを受付けて貰う為に一年分の収入に等しい額を共産党書記に支払ったケ-スもあり農民は怒り狂って居ます。
加えて農民の耕して居る農地は国の物ですから何時召し上げられるか判らないと言う不安は農民の生活を不安定にして居ます。 そして現実に一方的に土地を取り上げられその補償も貰えない農民達が沢山存在するのです。 国が補償金を支払っても共産党員が中間搾取し農民の手に渡らないのです。
農民や地方の炭鉱労働者達の不満は中国公安当局の公式発表で昨年が87,000件と言うのですから実際の数字は数十万件と推定され、それに参加した労働者の数は4千万人に達して居ると言われて居ます。 人口13億の国であっても暴動参加者の数が4千万人となれば大きな社会問題ですが、中国政府はその様な不満を力で押さえ込んで居るのです。
9億の極貧層が1日1ドルの生活をして居るにも拘らず大都市ではセカンドカ-を持ち子供達を外国に留学させる富裕層が年々増え続けて居ます。 こんな国が先進国の仲間入りが出来る訳がありません。
中国首脳部の連中が米国に対抗出来る様な超大国になる夢を描いて軍備拡張をしても近い将来中国は内部崩壊すると私は確信します。
井上 出 (06/07/02)
先週桜井よしこ女史の話を聞いて来ました。 彼女が強調して居た事は「日本人はもっと自信を持ち自分が正しい事はしっかり主張しよう!!」と言う事でした。
日本と米国そして中国の子供達の比較をすると日本の子供達の自信の無さが浮き彫りになると言うのです。 そしてお金に対する執着心が強い一方責任感に欠けると言う事が調査を通じ判ったとの事。 更に将来の夢が無い、愛国心に欠ける等全ての点で米中の子供達に遅れを取って居ると言うのです。
彼女はこの傾向は大人の日本人にも言える事で「長い物には巻かれろ」と言う古い悪習が今でも日本人の言動に見られる、特に政治家にこの傾向は顕著でこれが今回内外で大きく取り上げられて居る靖国参拝問題につながって居ると主張して居ました。
大平首相時代にA級戦犯が靖国神社に合祀され大平氏は何回も正式参拝をして居たにも拘らず中国側は6年半もの間唯の一度もその事に対し抗議して来た事がなく、又中曽根首相時代も最初の中は抗議は無かったにも拘らず突然に中国側は中曽根首相に対し靖国参拝をしない様申し入れをして来たのです。 それに対し中曽根首相は何の反論もせず諾々と中国の要求を受け入れ参拝を中止したのです。 そしてそれが今回の問題につながって居るのです。
腰抜けの中曽根首相の対応が問題を大きくし又韓国までもその尻馬に乗って騒ぎ出したのです。 この事からも判る様に中国政府は小泉首相の靖国参拝は軍国主義の復活だ等とは露程も考えて居らず、国内問題から国民の目を逸らす目的と自国の軍国主義の台頭を押し隠す為に利用して居るに過ぎないのです。
戦後60年日本は他国を侵略した事は一度もありません。 一方中国は全土の1/4を占めるチベット族の領地を占拠しチベット人を大量殺害したのです。 ベトナム戦争も自国の利益の為に参戦し最終的にはベトナムの一部を中国領にして終ったのです。
台湾は中国領ではありません。 言うならばハワイの様な島で独自の文化を持つ独立国です。 それを自国領土であると主張し圧力を掛け続ける中国こそ覇権国家なのです。 日本との領土問題も尖閣列島周辺に一方的に艦船を派遣し日本の立入りを武力で阻止して居るのです。
こんな国の言う事に従い靖国神社参拝を中止する必要は全くないのです。 朝日新聞こそが今回靖国問題を大きくした元凶ですが、朝日の主幹やその周辺に居る連中にもう少し常識を働かせる知恵がないものかと残念に思います。 売国奴的行為は止めて貰いたいものです。
井上 出 (06/07/02)
* * * * *
「脱税に体罰を与えよ!!」
先日もお伝えしましたが企業の決算期には脱税の摘発が新聞を賑わします。 そして今年は特に件数も金額も多いのは景気の回復の兆しなのでしょうか?
脱税は犯罪ですが殆んどの場合追徴税を払う事で刑罰を受ける事は日本ではありません。 一方他の先進国では脱税は厳しく処罰され体罰もあります。
体罰が無い事から企業も人も脱税に精出し又税務署OBで占められる税理士なる職業の先生方は脱税の指南役を演じて居るのです。 そして脱税が発覚してもその先生方がOBの立場を利用しその追徴税の減額の為に税務調査員とネゴをするのです。
そして税理士の評価はどれだけネゴの際に過去の人脈やコネクションを利用し脱税者に有利な決定を導き出せるかで決まるのです。 こんな国は他の先進国には見られません。
以前にもお伝えしました様に私の会社の米国の現地法人は設立して20年以上になりますが唯の一度も税務調査を受けた事はありません。 それは公認会計士の先生が厳しくチェックし少しでも公私混同があったり脱税の疑いのある取引があると直ちに指摘し正しい経理処理をさせるから不正の起きる可能性がないのです。
今年の脱税の大口を御伝えします。 大口からリストアップします。
(1) 武田薬品 1,000億円申告漏れ
300億円を追徴。 国内製薬会社トップの武田薬品工業がこれですから他の全ての製薬会社でも脱税は行われて居ます。
(2) ソニ- 744億円申告漏れ
海外子会社との取引巡り総額744億円の申告漏れが指摘され追徴税額は279億円。
(3) P&G日本法人 190億円申告漏れ
米国のプロクタ-・アンド・ギャンブル社の日本法人で追徴税は約60億円。
(4) シャ-プが8億円の申告漏れ
追徴税約3億円は可愛いものかもしれません。
(5) 蝶理の不正経理 7億8,000万円
商社と言っても弱小で利益も上って居ないにも拘らず不正経理で摘発と言うのですから情けない話です。 この他商社では三井物産が25億円、三菱商事が22億円の追徴税を支払う事になります。
浜の真砂ではありませんが特に最近は国際取引絡みの脱税が目立ち全国の国税局が2005年度に摘発したものは214件、そして今年は額も件数もそれを上回る事でしょう。 個人では大阪のタクシ-会社元社長による24億9,000万円の脱税が国際取引絡みの最大の事件でした。
脱税が見つかっても追徴税さえ払えばそれ以上のお咎め立てはないと言う現行法下では景気の上昇に伴い脱税は増える事でしょう。 消費税率を上げる前にやらなければならない事が談合問題も含め未だ沢山ある事を政府は認識し直ちに行動に移して貰いたいと思います。
井上 出 (06/07/02)
* * * * *
「極貧層9億人の中国」
外貨保有高は既に日本を超えその中から軍備費に膨大な予算を割き更には宇宙開発に天文学的な資金を投入し、最近では有人宇宙飛行迄実現させたとして先進国の仲間入りをPRして居る中国ですが13億の人口の70%を占める農民層は極貧生活を強いられて居るのです。
御承知と思いますが中国の戸籍は都市戸籍と農民戸籍に分かれて居ます。 都市戸籍保持者達は義務教育も無料で受けられますし医療費も保険でカバ-する事が出来、又国内の移動も自由です。 併し農民戸籍所持者は移動の自由が無いばかりではなく義務教育も受けられませんし医療費も自己負担です。 しかも地方に行く程共産党員による締め付けは厳しく、折ある各に上納金を要求されるのです。 結婚の届けを受付けて貰う為に一年分の収入に等しい額を共産党書記に支払ったケ-スもあり農民は怒り狂って居ます。
加えて農民の耕して居る農地は国の物ですから何時召し上げられるか判らないと言う不安は農民の生活を不安定にして居ます。 そして現実に一方的に土地を取り上げられその補償も貰えない農民達が沢山存在するのです。 国が補償金を支払っても共産党員が中間搾取し農民の手に渡らないのです。
農民や地方の炭鉱労働者達の不満は中国公安当局の公式発表で昨年が87,000件と言うのですから実際の数字は数十万件と推定され、それに参加した労働者の数は4千万人に達して居ると言われて居ます。 人口13億の国であっても暴動参加者の数が4千万人となれば大きな社会問題ですが、中国政府はその様な不満を力で押さえ込んで居るのです。
9億の極貧層が1日1ドルの生活をして居るにも拘らず大都市ではセカンドカ-を持ち子供達を外国に留学させる富裕層が年々増え続けて居ます。 こんな国が先進国の仲間入りが出来る訳がありません。
中国首脳部の連中が米国に対抗出来る様な超大国になる夢を描いて軍備拡張をしても近い将来中国は内部崩壊すると私は確信します。
井上 出 (06/07/02)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home