Wednesday, October 22, 2008

江戸老人

平成20年10月22日 

【老人力と江戸時代の老入(おいいれ)】

江戸時代に老人の楽しみと言う風に使われたと言う老入(おいいれ)と言う言葉は老いを悲しい事と捕えるのではなく付加価値が付いたとする言葉で沢山の人生経験を積んだ人達を評価する言葉だと思います。 そしてそれが老人力として発揮される社会が望ましいのです。

核家族化が進み老人の知識や知恵を貰う機会を持てない今の子供達は不幸だと私は考えます。 確かイタリ-の長寿村ですがそこでは老人は大家族の中でその中心となり家族全員の尊敬を集め何かを決める際にはその老人が最終結論を出すと聞きました。 そこの老人は自分の存在価値を見い出すのです。

私は生涯現役の奨めを持論として居ますがやはり毎日の生活を目的を持って暮らす事がそして前述の村の長老の様に自分が必要とされて居ると自覚する事が生き甲斐となり元気で長生き出来る最大要因であると思います。

生涯現役と言っても会社勤めを死ぬまで続けると言う事ではなくボランティア活動でも良いですしサークル活動に精を出すのも良いでしょう。 そして兎に角毎日他人と接すると言う事がピンピンコロリの近道だと私は信じ頑張って居ます。

井上 出

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