Thursday, September 25, 2008

メディア

平成20年9月25日 

【日本のマスメディアは独自性を持て!!】 

先週TV朝日の「サンデ-プロジェクト」にレギュラ-出演して居る高野孟氏を囲む会に参加しました。 高野氏は情報誌「インサイダ-」の創刊に参加し現在その編集長として活躍中で又早稲田出身と言う事もあり早稲田大学客員教授に2002年に就任し「大隈塾」を担当して居られます。

最近の雑誌は広告主に気兼ねし思う様な記事が掲載出来ない事から「インサイダ-」は広告を一切取らずに運営して居るとの事ですがそれだけに費用持ち出しと言う事が多い様です。

今回話題になったのは日本のマスメディアの最近の傾向で何か問題が発生すると皆横並びで扱い独自の意見や取り上げ方をせず内容に殆ど差がないと言う事でした。

情報収集に際しても真剣味や突っ込みが足りずこのところ目立つのは他社の記事の焼き直しが多い事です。 それは記者達の勉強不足が原因でサラリーマン化が進み思想や哲学を持つ連中が減った事が横並び記事の氾濫につながって居る様に思われます。

今の若者の間に広がっている所謂「マイ・ホーム主義」がチャレンジ精神や出世欲を阻害して居るのではないかと言われて居ます。 最近はファストフードの店で優秀な若者に店長をやらないかと持ち掛けても断る連中が多いとの事。 一般企業にまでこんな傾向が見られると聞くと日本の将来が心配になります。

井上 出 

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