海外企業の買収
平成20年9月19日
【海外企業の買収を加速する日本企業】
日本のバブル華やかなりし頃日本の企業は米国のロックフェラ-センタ-ビルをはじめ多くの不動産やゴルフ場を買い漁り結局は皆大損をして撤退した事は皆さん御記憶にあると思いますがこのところまた日本企業が海外企業買収に動き出して居ます。 そしてその総額は今年の1月から8月末まででも前年同期の2.8倍の四兆五千六百億円に達しバブル絶頂期を上回る見通しです。
併し今度は過去の失敗から勉び浮付いた動きではなく大変堅実な投資が見られ大変好ましい事だと思います。 そしてその殆どが企業買収です。
そこで今年の目立った買収案件を金額順にリストアップしてみます。
(1) 鉄鋼大手5社によるブラジル鉄鉱石鉱山への入札(100億ドル)
(2) 武田薬品工業による米医薬品会社ミレニアム・ファ-マシュティカル社の買収(88億ドル)
(3) 新生銀行のGEコンシューマー・ファイナンスの買収(57億ドル)
(4) 東京海上ホールディングスによるフィラデルフィアの買収(49億ドル)
(5) 第一三共のランバクシー・ラボラトリーズと言う印度の製薬会社買収(36億ドル)
(6) 丸紅のチリ-のアントファガスタの買収(19.4億ドル)
(7) TDKによるドイツの電子部品大手エプコス社の買収(18.7億ドル)
(8) リコ-による米事務機器販売大手のアイコン・オフィス・ソリュ-ションズ社の買収(16.1億ドル)
欧米ではサブプライムローンの影響で信用収縮が進み金融機関が与信に慎重である為M&A資金供給が細って居り日本の最近の動きが世界で注目されて居ます。
日本の前述の各社は傘下に収めた企業の効率運営を図り従来の日本で物を作って外国に輸出すると言う輸出立国と言う国の方針を大きく変換すべく努力して貰いたいと願います。
井上 出
【海外企業の買収を加速する日本企業】
日本のバブル華やかなりし頃日本の企業は米国のロックフェラ-センタ-ビルをはじめ多くの不動産やゴルフ場を買い漁り結局は皆大損をして撤退した事は皆さん御記憶にあると思いますがこのところまた日本企業が海外企業買収に動き出して居ます。 そしてその総額は今年の1月から8月末まででも前年同期の2.8倍の四兆五千六百億円に達しバブル絶頂期を上回る見通しです。
併し今度は過去の失敗から勉び浮付いた動きではなく大変堅実な投資が見られ大変好ましい事だと思います。 そしてその殆どが企業買収です。
そこで今年の目立った買収案件を金額順にリストアップしてみます。
(1) 鉄鋼大手5社によるブラジル鉄鉱石鉱山への入札(100億ドル)
(2) 武田薬品工業による米医薬品会社ミレニアム・ファ-マシュティカル社の買収(88億ドル)
(3) 新生銀行のGEコンシューマー・ファイナンスの買収(57億ドル)
(4) 東京海上ホールディングスによるフィラデルフィアの買収(49億ドル)
(5) 第一三共のランバクシー・ラボラトリーズと言う印度の製薬会社買収(36億ドル)
(6) 丸紅のチリ-のアントファガスタの買収(19.4億ドル)
(7) TDKによるドイツの電子部品大手エプコス社の買収(18.7億ドル)
(8) リコ-による米事務機器販売大手のアイコン・オフィス・ソリュ-ションズ社の買収(16.1億ドル)
欧米ではサブプライムローンの影響で信用収縮が進み金融機関が与信に慎重である為M&A資金供給が細って居り日本の最近の動きが世界で注目されて居ます。
日本の前述の各社は傘下に収めた企業の効率運営を図り従来の日本で物を作って外国に輸出すると言う輸出立国と言う国の方針を大きく変換すべく努力して貰いたいと願います。
井上 出
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