Thursday, September 25, 2008

F牧師

平成20年9月25日 

【心の目の退化】

藤田昌孝牧師が大変興味深い話を師のクリスチャン・ライフと言うブログで紹介して居られました。 それは眼の見えない魚の話です。

メキシコ北東部の洞窟に棲む「ブラインド・ケ-ブ・カラシン」と言う魚は体長最大12cm程の小さな魚ですがこの魚には眼がないと言うのです。

もともとは洞窟の周りに棲んで居たメキシカン・テトラと言う普通の魚であったものが長年にわたって洞窟の中の暗闇の中で暮らして居る間に不要となった目を鱗が覆って終い今は完全に眼が退化して終ったそうです。

師は人間の心の眼も他人に対する寛容さや寛大さを失えば濁り、物惜しみをしたり物欲が深くなったりすれば澄んだ目を失ってしまうとして他者の幸福の為に貢献する心を持ち続ける様訴えて居られるのです。

エレン・ホワイトと言う宗教家が次の様な言葉を遺して居るそうです。

「自然界と同じ法則が精神の世界の法則でもある。 暗闇の中に住む者は遂に視力を失って終う。 - 何時迄も悪を心に抱き神の愛の訴えを敢えて無視するならば罪人は善を愛する心と神を慕う心と天の光を受ける能力そのものさえも失って終うのである。」

これからの人生を澄んだ心の眼を持って生きて行く努力をしたいと思います。

井上 出

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