Wednesday, August 06, 2008

銀行の貸し渋り

平成20年8月6日

【銀行の貸渋りの結果中小企業に広がる資金不足】

メガバンク信金・信組まで資金供給パイプが急速に詰り始めて居ます。 ビジネスローンと呼ばれる無担保融資で金利2~3%で借りられて居た物が審査基準が厳しくなったと言う理由で断られたり又金利を倍近い4%にされた等と言われるケースが続出して居ます。

原油高の影響で景気が悪化し倒産が増えて来た為に審査基準が厳しくなって来て居り審査を通過する案件がピーク時の40%にまで落ち込んできて居ると言うのです。

不動産を担保にした融資までもこのところ審査落ちが出て居るとの事で運転資金確保の為に商工ローンを申し込んで来る上場企業まで出て来て居ると6月16日付日経ビジネス誌は報じて居ますから零細企業に至っては銀行からの借入は殆んど可能性なしの状況です。

私 の会社も例外ではなく資金調達には苦しんで居ます。 最近の円高で輸入品の動きが活発になって居ますがその仕入れ代金支払いが追い付かないのです。 販売 先は一流企業ですから昔なら客先の注文書でいくらでも銀行から融資が受けられたのですが今は全くその様な形での資金調達は出来なくなって居ます。

私共のグループが支援して居る衆議院議員の深谷隆司氏が通産大臣の折不況対策で中小企業に対し無担保低利で上限5,000万円迄貸出す制度を考案実施して呉れましたが今後更に落込む可能性の出て来た景気に再度大型の融資策が求められて居ます。

井上  出

0 Comments:

Post a Comment

<< Home