熟年離婚
平成20年7月16日
【「年金分割制度」が離婚率を押し上げて居ます】
2007年4月に始まった「年金分割制度」は離婚時に年金を夫婦で分ける事が出来ると言う制度ですがこれが施行されてから熟年離婚率が上昇中です。
熟年離婚(35 年以上の結婚生活者の離婚)は2003年の4,963組が最高で2004年から2006年は毎年約4,700組で殆んど横這いの状態であったものが 2007年は5,507組と前年を760組も上回ったと言う事が厚生労働省の人口動態統計で判明したと言うニュースは世の亭主族に大きなショックを与えま した。 三行半を定年退職後に女房から付きつけられた時の驚きは想像以上と思われます。
一方弱年離婚率は逆に減って居ると言うのは大変興味ある現象です。 期間別では5年未満が3.4%減そして5~10年が2.9%減との事でした。 結婚前の同棲生活が一般的になって来た事がプラスに働いて居るのかもしれません。
御承知の様に米国に於ける離婚率は大変高く2組に1組は離婚経験者と言う事ですから日本は未だ離婚数は少ないのですがそれでも2007年度の離婚件数は25万4,822組と言うのですから日本もいずれ米国並みになるのではないかと心配です。
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