海外売春事情
平成20年6月24日
【インドの売春組織が少女に成熟ホルモン剤投与】
6月21日朝日新聞朝刊に10代の少女達の身体の成熟を早める為にインドの売春組織が女性ホルモン剤を投与し結果として心身のバランスが崩れ精神的問題が多発して居ると言う記事が載って居ました。
インドでは国内や隣国のネパ-ル・バングラディッシュの貧しい家庭から売春目的で10代前半の少女が売春組織に売られて居りその数は実に30万人に達すると言うのですから大変な売春組織が存在するのです。
今回の報道はインド西部のムンバイからのものですが地元のNGO「レスキュ-財団」によれば救出した少女の15%がエイズ・ウィルスに感染して居ると言うのですからインドに於けるエイズ患者は今後も増え続けると思われます。
私も10年程前にインド訪問の折所謂売春宿を見学した事がありますが殆んどが駅の近くにあり狭い煉瓦作りの間口半間のドアも無い様な真暗な部屋に女性たちが屯して居り奥のベットにはシーツではなく新聞紙が敷いてありました。
こんな状況下でも性処理をする男の欲望を悲しく思ったものですがそれ以上にこの様な条件下で売春を強要されて居る少女達を救ってやりたいと願った事を想い出しました。
世界最古の職業と言われる売春ですが日本でも第二次世界大戦終了前後迄は農家(特に東北)の少女が口減らしの為に売られて居た悲しい過去があり他国の事と見逃す事が出来ません。
イ ンドネシアで今大人気の健康マッサ-ジ店が台湾の床屋の一部で行われて居る様な売春方法を真似て個室内で売春を行って居るのですが売春撲滅に手を焼くジャ カルタ特別州観光局が女性マッサ-ジ師のズボンに鍵をつける事を検討中と言うのです。 紐状のベルトの両端とズボンのチャックを南京錠でつなぎ鍵を掛ける と言う仕組みとの事で女性マッサ-ジ師が客と個室に入る際に店長がズボンを脱げない様に施錠すると言うのです。
勿論こんな事で売春を防ぐ事は出来ずいくらでも抜け穴があると思いますがこんな事を国が考えなければならないと言う事はそれだけ売春が広く行われて居る事の証明で実に困った事です。
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