平成20年6月19日
【四川被害地に殺到する火事場泥棒】
中国四川大地震の被災地で窃盗が多発して居ると言うのです。 壊滅的な被害を受け
た北川チャン族自治県の中心部で被災者を狙う所謂「火事場泥棒」等が跋扈して居る
と知り情けなくなります。 しかもこの連中は遠方の省から集団でやって来て被災者
の限られた金品までも奪い去ると言うのですから人間以下の連中です。
この連中はパソコンや携帯電話に加え支援物資迄も奪って行くと言うのですから許せ
ません。 奪った物品を転売する目的で集団を組んで被災地に入り込んで来て居る
のです。
この犯罪集団は被災地の全てに入り込んでいる事から地元政府は警官の巡回を増やし
逮捕に力を入れ毎回相当数を拘束して居ると言うのですがその数は減らず人民解放軍
風の迷彩服を着たり引越し会社の社員を装ったりこのところ手口が実に巧妙になって
来て居り思う様に逮捕出来ないと言うのです。
災害復興や防疫が最優先の被災地では警官の増員があっても火事場泥棒の逮捕にまで
仲々手が回らないと言うのが実情である事から地元住民は自衛団を組織し警戒を始め
たと言う事です。
日本では神戸の大地震時も新潟地震の時も盗難事件は皆無に近かった事を考えると中
国は先進国とは程遠いと言う事を改めて実感すると共にこんな連中の存在を残念に思
います。
井上 出
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