Tuesday, May 20, 2008

聖火

平成20年5月20 日

聖火の行く先々に現れた大勢の中国人と中国国旗】

TVの中継を見て居て中国人の大集団が各国で大きな中国国旗を振り回して気勢を上げて居る様に違和感を抱いたのは私だけではないと思います。

間違いなく中国政府が動員し日当を払い旗を提供して居るのです。

一方チベット旗を掲げて「フリ-・チベット」を唱えて居た集団は少人数でこれは手弁当で駈け付けて来た人達である事は明白です。

この両陣営が各国で衝突して居ましたが長野も例外ではなく常に中国側から仕掛けて居ました。 

数が多いのと若い人が殆んどですから年配者中心のチベット支援グル-プは常に暴力の被害者であったことを忘れてはならないと思います。

中国も韓国も「歴史観は唯一つ」で「唯一つのイデオロギ-」を国民に押し付け異論は一切認めないのです。 

今この両国特に中国では「愛国心」の美名の下に強烈な「ナショナリズム」が台頭して居ます。 

そして政府がそれを煽って居るのです。

フランス首相がオリンピック開会式に出席しないと発言するとフランス品ボイコットやフランス系ス-パ-であるカルフ-ルにデモを仕掛ける。 

靖国神社問題で日本の料理店や日本大使館を襲った暴徒たちを想い出しますが全く同じ行動パタ-ンなのです。
韓国の若い人達も中国の若者も最も忌み嫌う国が日本と言うのは悲しい事です。 

これ全て学校教育の結果で胡錦涛氏が「日本が提供して呉れたODAのお陰で中国の近代化は成し遂げられた」と発言した位では状況は変わりません。

福田首相が「オリンピック競技の応援は冷静にする様希望する」と述べて居ましたが中国の誤ったナショナリズムは世界の顰蹙を買う事でしょう。

井上  出

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