Wednesday, May 14, 2008

トラック事故

平成20年5月14日 
 
【高速道路にトラック重量測定器の設置を!!】

東名高速道路の吉田インタ-チェンジ付近で4月11日に起きたトラックのタイヤ脱落事故によって名鉄バスの運転手関谷定男さん(57才)が死亡しました。

関谷さんは殆んど即死状態であったにも拘らずバスを静かに停止させサイド・ブレーキを引いて居たと言う乗客の証言にプロ魂を見た思いがします。

それにしても事故を起したトラックは整備不充分であった上に過積載だったと言うのですから事故は起きるべくして発生したと言えましょう。

このトラックの運行会社である京阪産業と言う会社の専務は「過積載でないと採算がとれない」と発言して居るのですから中小トラック業界は全て過積載でトラックを走らせて居るのは間違いないのです。

私は時々東名を三島迄運転しますが高速追越車線をトラックが猛スピードで走って居り通り過ぎる際にその風圧と轟音に恐怖を感じます。

 
正に走る凶器です。

北米の高速を走った事のある方は御存知と思いますが実に沢山のトラックの積載量計測の為の場所が設置されて居ます。 

土地が広い事からこんな事が可能なのでしょうが日本の東名高速は過積載のトラックでも一切チェックなしにノン・ストップで走り抜ける事が出来る為に過積載が日常化して居るのです。

暫定税率再可決は仕方のない事で認めますがその税金で高速道路にトラックの積載量をチェックする場所を少なくとも100 KMに1個所位の割合で至急設置する様求めます。
 
又過積載しなければ採算が取れないと言う状況を運輸省は直ちに改める努力をする必要があります。

井上  出

0 Comments:

Post a Comment

<< Home