Friday, February 22, 2008

社員採用試験

平成20年2月22日

【社員採用試験】

一流企業は先ず書類選抜続いて筆記試験そして最後に面接と言う順序で採否を決める訳ですが書類選抜では一流大学出身者が優先されるのが普通です。

そんな中でソニーあたりは出身校は一切考慮に入れず筆記試験の後の面接を一番重要と考え採用を決めて居ます。 

その結果有能な人材が集まる様になったと言われて居ます。

ところが朝日新聞は2009年4月入社の社員募集に際し先ず全員に面接をした後で筆記試験を行うと発表しました。 

これは画期的な事でソニーより更に一歩前進した採用方法だと私は考えます。
 
この新しい採用試験方法は今年の4月初旬にスタ-トするそうです。 

旭化成は出身校も性別も新卒も既卒も問わず応募は完全に自由化し学校推薦も不要にすると先日新聞広告をして居ました

この様な動きは大歓迎でこの流れが更に広がる事を願って居ます。

人間の能力とか魅力そしてやる気は筆記試験では評価出来ません。 

先ずは面接でその適正や性格そして人間的な魅力を判定した上で筆記試験の成績と併せ評価すると言うのは手間は掛りますがかなりの確率でそれぞれの会社の求める人材を獲得出来るのではないかと思われます。
 
又応募者を学校別に数字で割当て推薦させる様な従来の学校推薦方式は間違いなく今後減って行くと確信します。
 
これは一流企業に入る為に一流校に希望者が殺到する傾向を緩和する事につながります。

最近の若者は折角就職しても簡単に退職すると言うケースが多い事から朝日新聞の様な試験方法が広く採用される事で改善されるのではないかと期待して居ます。
 
学校の成績ではなくやる気こそが最も重要視される必要があると私は思います。

井上  出

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