Friday, December 28, 2007

携帯、ゲーム、TVの害 (2007/12/28)

平成19年12月28日

【携帯電話とコンピュ-タ-ゲ-ムそしてテレビの使用制限を!!】

携帯電話による各種犯罪は毎日の様に報じられて居ます。 このところあまり話題にならなくなった援助交際や売春買春も相変らずで減っては居ないのです。 又子供による携帯関連のイジメや犯罪も増え続けて居ます。

内閣府が最近行った青少年に関する意識調査によれば携帯電話の使用率は高校生女子が96.5%男子が95.4%中学生は男女平均で57.6%少学生でも31.3%と言う驚くべき数字が出て来ましたそして携帯を持たない高校生は仲間はずれにされて居る有様です。

特に高校生の2割は情報サイトを1日平均10回以上使って居ると言う事で友人・知人との交信も含めると女子高校生の場合1日平均124分も携帯を使って居ると言うのです。 これに加えパソコンの使用(主にゲーム)が増えて居る事から恐らく1日に3時間位は携帯とゲームに時間が取られて居ると思われます。

テレビはその他で高校生が1日平均約3時間中学生が2時間45分そして小学生が2時間41分見て居ると言うのですからこれでは読書や勉強の為の時間は殆んどないと言う事になります。

このところ問題になって居る日本の子供達の学力低下は間違いなく携帯電話・コンピュ-タ-ゲ-ムそしてテレビの影響でこの状況を変えない限り学力向上は望めないと私は考えます。

テレビもない時代に育った私達は良く本を読みました。 そして読書を通じて想像力そして創造力が培われたのですが今の高校生は本を読む時間は高校生で平均1日27分中学生と小学生が28分と言うのですから救いがありません。 若者が創造力に欠けると言う批判を受けるのは当然の帰着なのです。
この状況を変え子供達が勉強や読書に充分な時間を割り振る事が出来る様な環境を作る事が急務だと判って居ても妙案は浮かばないのです。

井上  出

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