Thursday, December 13, 2007

米国にNOと言えない日本 (2007/12/13)

平成19年12月13日

【米国の要求にNOの言えない日本】

思い遣り予算と言う政界の寝業師として知られた自民党のドン金丸氏が米国に取り入る為に組んで現在に至る2,173億円(2007年度予算)を大幅削減すべく日本政府は高村正彦外務大臣に米側と交渉させて居ましたが全体予算の0.25%にもならない4億円を削る事で今後3年間はこの特別協定を継続する事になったと12月12日の夕刊で各紙が報じて居ました。

大幅削減を求める日本に対し米側からはイラク戦争他世界的な軍事費拡大を背景に逆に増額を要求して来た為この様な決着になったと言うのですが在日米軍基地で働く日本人従業員の給料から制服や靴に至る迄全て日本が負担して居るのですから実に馬鹿気た話です。

御承知の様に基地の中にはダンスホ-ルやバ-がありますがそのボ-イの制服から蝶ネクタイ迄も全て日本側が支払い。 米軍家族の住居の電気水道代までも日本が負担して居るのです。 米国は世界中に軍事基地を持って居ますが日本の様に地代も取らず唯ひたすら米軍の言うがままに費用を負担して居る国は他にないのです。

沖縄からグアムへの米海兵隊の移転に伴って隊員向けの住宅を日本側の負担で建設する事になって居ますがこの費用が一戸当り約7,000万円と言うのですからこんな大豪邸に国民の税金を使って貰う訳にはいきません。

米国は日本を植民地と位置付け出来る限り搾取しようとして居る事を認識しグアムへの移転経費見積を徹底的に洗い直す必要があります。

井上  出

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