教科書問題１ (2007/12/18)

平成19年12月18日

【韓国の国選教科書について（その1）】

中国も韓国も子供達にはあるいは教師には日本の様に教科書を選択する自由は全くないのです。　国定教科書を強制的に使う様なシステムになって居るからです。

中国の教科書の問題点については過去に御紹介しましたので今回は韓国の教科書について何回かに分けて現実を御伝えしたいと思います。

中韓共に日本の教科書に問題ありとして強く抗議をして来て居ますが日本は沢山の教科書の中から自由に選ぶ事が出来るのですから問題にされて居る教科書はその中の一部に過ぎないのです。

今回は韓国で果たして歴史が正しく取上げられて居るかどうかと言う事を実例を上げて御紹介しますが今回は如何に韓国では史実が歪められて居るかと言う事の具体例を御紹介する事にします。

知日家韓国人金完燮（キム・ワンソプ）と言う人が居ます。　この人は歴史学者として有名な人なのですがこの金さんが当局によって逮捕されたのです。　理由は史実を誤って伝えた為と言う事なのですが金さんこそ正しい歴史を語って居るのです。

金さんはその著書「親日派のための弁明」の中で次の様に語って居りこれは事実なのです。　その内容を要約すると次の様になります。

韓国人が朝鮮王朝を慕い日本の統治を受けず朝鮮王朝が継続して居たならばもっと現在の暮しが今以上に良くなって居ると考えるのは当時の朝鮮の実態について判って居ない為だ。

日本が来る前の朝鮮はあまりにも未開で悲惨な状況下にあったと言う事実を知らなければならない。　1910年の日本への併合から1945年の独立までの35年間に韓国は見違える様に発展し併合前はソ－ルも藁葺き小屋しかなかったものがブリック造りの近代建築に変わった。　当時は風呂に入ると言う習慣もなかったのだ。

以上の記述が全て事実に反するとして前述の金さんの著書は有害図書の指定を受け販売禁止となったのです。　正しい歴史を語る事は韓国を貶める事だとして真実を子供達には教えて居ないのです。
こんな国が日本の教科書に注文を付けたり発禁を求めたり出来るのでしょうか?

次回から具体例を上げて如何に韓国の子供達が幼児期から反日感情を植え付けられて居るかを御説明したいと思います。

井上　　出