イノさんの文箱 (2007/18~20)
平成19年9月18日
久し振りに連休をのんびり休みました。 又今日から頑張ろうと気持を引き締めて早朝出社しました。 朝が早いと交通量が少ない為自宅からオフィスまで20分で来れますが通常はその倍の40分近く掛ります。
久し振りにカナダ政界の動きを御聞きし何処の国でも首相への国民の支持率の低い事を残念に思います。 併しハ-パ-内閣の支持率が30%台で動いて居ないと言う事は可も不可もなしと言う事なのでしょう。
御存知の様に日本の自衛隊は今迄のところ犠牲者零ですからカナダ兵が70名もアフガニスタンの地で命を落したと知ると本人も家族もどれ程無念であったろうかと想像し殆んど犬死にと等しい彼等の死を悼みます。
アフガニスタンにしてもイラクにしてもそれぞれの国民が外国からの軍事的な支援を拒否する姿勢を示し事ある度に撤退要求を突き付けて来るのですからこの際外国の軍隊を全員引上げてそれぞれの国民に今後の国の建て直しを委せる事でこれ以上無駄な犠牲者を出さない様にすべきだと考えます。 馬鹿ブッシュが両国を救い様の無い状況に追い込んだ訳ですが米国民もこの辺でブッシュに”NO”を言わなければベトナムの二の舞いを演じる事は間違いありません。
首相が議会開会を9月17日から1ヶ月遅れの10月16日に先送りしたと言うニュースには驚きました。 忙しいからと言って議会を1ヶ月も開かないと言うのは日本では考えられない事です。 学校の教師は休暇が多くて羨ましいと思って居ましたがカナダの国会議員の方がもっと休みが多い様ですね。 議員たちは夏期休暇の延長を楽しんで居る事でしょう。 有給休暇が1ヶ月も増える等日本では考えられません。
ケベックの補欠選挙の結果は是非御聞かせ下さい。
井上 出
* * * * *
平成19年9月19日
認知症の治療と予防について
私の友人に父親が認知症になり在宅看護をして居る夫婦が居ますが夜間の徘徊・糞尿の垂れ流し時には排泄した糞を壁に塗り付ける様な行為があったりで彼に言わせれば「生地獄」と言う状況との事。 このところ若年認知症患者も増えて居る様で特に働き盛りの一家の大黒柱に倒れられた家庭は崩壊して終うケースも多いのです。
米国では治療薬が次々と開発され又FDAの認可を得て販売されて居り薬によっては病状の進行を止める事が出来る様な症例を沢山生んで来て居ますが日本の厚生省は新薬の認可承認には大変厳しく米国から直接薬を購入する患者さんのケースも出て来て居る様です。
エイズの特効薬も出て来て居る事から認知症の進行を止めるだけではなく回復を助ける効果を持った薬もいずれ近い将来誕生すると期待して居ます。
御承知の様に脳の中の司令塔的存在の「前頭前野」の機能低下が認知症の原因ですから「前頭前野」の働きを活発にさせる事で薬を使わなくても機能を回復出来るとして東北大学の川島隆太教授の治療法を以前にも御紹介した事がありますが薬と併せ川島教授の唱える脳トレ-ニング法によって前頭前野の働きを活発にする為の「読み書き」と「計算」を患者さんの居られる御家庭では是非実行される事を御奨めしたいと思います。
川島教授によれば下記の8条が認知症予防の為に必要な点だと言う事ですので健常者も日頃から心しましょう。
(1) 思考する。
(2) 行動を抑制する。
(3) コミュニケ-ションする。
(4) 意思決定する。
(5) 情動の制御をする。
(6) 記憶のコントロールをする。
(7) 意識・注意を集中する。
(8) 注意を分散する。
認知症にならない様皆さん即日実行に移される様に。
井上 出
* * * * *
平成19年9月20日
異宗教を容認する流れを作ろう!!
私は無神論者ではありませんが特定の宗派に属して居ません。 それはこの世に存在する全ての宗教は辿って行けば大神様(お天道様)に行き着くと考えて居るからです。
キリスト教もユダヤ教もイスラム教も全て大元は一緒であった事を考えると私の言う大神様の存在を否定する事は出来ないのではないか等と人に説くのですが勿論こんな考えが大勢の人に支持される訳が無い事は承知して居ます。
併しこんな考えをベ-スに全ての宗教信者が他の宗教を容認し共存する事に同意して貰いたいと願って居ます。 イラク国内で最近同じイスラム教信者達が宗派の違いから殺し合いをして居る状況を見るにつけ何故同じ宗教間で争わなければならないのかと悲しくなります。 神が殺し合いをお許しになる訳がありません。 聖戦などあり得ないのです。
バンクーバーは最近では白人よりも有色人種の数の方が多い位色々の国からの移民が異なった宗教を持込んで来て居ますが幸いな事にそれぞれの住み分けが出来て居り平和共存して居ます。
9月15日付日経の「ところ変われば」と言うコラムに「屋根の色で宗教を示す」と言う面白い記事が載って居ました。 場所はフィジ-との事で私も昔亡妻と年末から正月に掛けて友人夫婦と行った事がありますが実にのんびりとした穏やかな生活がそこにはありました。
そのフィジ-では赤い屋根はヒンズー教徒の家、緑の屋根はイスラム教徒そして黄色がシ-ク教徒となって居り学校の屋根も同様に色分けされて居るとの事でこれ等の色はそれぞれの宗教のシンボルカラ-なのだそうです。
英国領であった事もありインドからの移民が多く最近では人口の1/2はインド系と言う事ですがそれでもキリスト教徒は全体の58%居りヒンズ-教が34%そしてイスラム教が7%との事。 イスラム教徒はパキスタンからの移民が中心の様です。
宗派各に屋根の色を違えるのはお互いの宗教や習慣を尊重し合い干渉を避けると言う知恵で過去にフィジ-ネ-ティブとインド系との対立を経てこんな社会が出来上がったとの事です。
フィジ-で出来る事がイラクやその他の宗教対立で苦しむ国々に出来ないはずはないのです。 それこそ国連が中心になって世界平和構築の為の努力をして欲しいと心から願って居ます。
井上 出
久し振りに連休をのんびり休みました。 又今日から頑張ろうと気持を引き締めて早朝出社しました。 朝が早いと交通量が少ない為自宅からオフィスまで20分で来れますが通常はその倍の40分近く掛ります。
久し振りにカナダ政界の動きを御聞きし何処の国でも首相への国民の支持率の低い事を残念に思います。 併しハ-パ-内閣の支持率が30%台で動いて居ないと言う事は可も不可もなしと言う事なのでしょう。
御存知の様に日本の自衛隊は今迄のところ犠牲者零ですからカナダ兵が70名もアフガニスタンの地で命を落したと知ると本人も家族もどれ程無念であったろうかと想像し殆んど犬死にと等しい彼等の死を悼みます。
アフガニスタンにしてもイラクにしてもそれぞれの国民が外国からの軍事的な支援を拒否する姿勢を示し事ある度に撤退要求を突き付けて来るのですからこの際外国の軍隊を全員引上げてそれぞれの国民に今後の国の建て直しを委せる事でこれ以上無駄な犠牲者を出さない様にすべきだと考えます。 馬鹿ブッシュが両国を救い様の無い状況に追い込んだ訳ですが米国民もこの辺でブッシュに”NO”を言わなければベトナムの二の舞いを演じる事は間違いありません。
首相が議会開会を9月17日から1ヶ月遅れの10月16日に先送りしたと言うニュースには驚きました。 忙しいからと言って議会を1ヶ月も開かないと言うのは日本では考えられない事です。 学校の教師は休暇が多くて羨ましいと思って居ましたがカナダの国会議員の方がもっと休みが多い様ですね。 議員たちは夏期休暇の延長を楽しんで居る事でしょう。 有給休暇が1ヶ月も増える等日本では考えられません。
ケベックの補欠選挙の結果は是非御聞かせ下さい。
井上 出
* * * * *
平成19年9月19日
認知症の治療と予防について
私の友人に父親が認知症になり在宅看護をして居る夫婦が居ますが夜間の徘徊・糞尿の垂れ流し時には排泄した糞を壁に塗り付ける様な行為があったりで彼に言わせれば「生地獄」と言う状況との事。 このところ若年認知症患者も増えて居る様で特に働き盛りの一家の大黒柱に倒れられた家庭は崩壊して終うケースも多いのです。
米国では治療薬が次々と開発され又FDAの認可を得て販売されて居り薬によっては病状の進行を止める事が出来る様な症例を沢山生んで来て居ますが日本の厚生省は新薬の認可承認には大変厳しく米国から直接薬を購入する患者さんのケースも出て来て居る様です。
エイズの特効薬も出て来て居る事から認知症の進行を止めるだけではなく回復を助ける効果を持った薬もいずれ近い将来誕生すると期待して居ます。
御承知の様に脳の中の司令塔的存在の「前頭前野」の機能低下が認知症の原因ですから「前頭前野」の働きを活発にさせる事で薬を使わなくても機能を回復出来るとして東北大学の川島隆太教授の治療法を以前にも御紹介した事がありますが薬と併せ川島教授の唱える脳トレ-ニング法によって前頭前野の働きを活発にする為の「読み書き」と「計算」を患者さんの居られる御家庭では是非実行される事を御奨めしたいと思います。
川島教授によれば下記の8条が認知症予防の為に必要な点だと言う事ですので健常者も日頃から心しましょう。
(1) 思考する。
(2) 行動を抑制する。
(3) コミュニケ-ションする。
(4) 意思決定する。
(5) 情動の制御をする。
(6) 記憶のコントロールをする。
(7) 意識・注意を集中する。
(8) 注意を分散する。
認知症にならない様皆さん即日実行に移される様に。
井上 出
* * * * *
平成19年9月20日
異宗教を容認する流れを作ろう!!
私は無神論者ではありませんが特定の宗派に属して居ません。 それはこの世に存在する全ての宗教は辿って行けば大神様(お天道様)に行き着くと考えて居るからです。
キリスト教もユダヤ教もイスラム教も全て大元は一緒であった事を考えると私の言う大神様の存在を否定する事は出来ないのではないか等と人に説くのですが勿論こんな考えが大勢の人に支持される訳が無い事は承知して居ます。
併しこんな考えをベ-スに全ての宗教信者が他の宗教を容認し共存する事に同意して貰いたいと願って居ます。 イラク国内で最近同じイスラム教信者達が宗派の違いから殺し合いをして居る状況を見るにつけ何故同じ宗教間で争わなければならないのかと悲しくなります。 神が殺し合いをお許しになる訳がありません。 聖戦などあり得ないのです。
バンクーバーは最近では白人よりも有色人種の数の方が多い位色々の国からの移民が異なった宗教を持込んで来て居ますが幸いな事にそれぞれの住み分けが出来て居り平和共存して居ます。
9月15日付日経の「ところ変われば」と言うコラムに「屋根の色で宗教を示す」と言う面白い記事が載って居ました。 場所はフィジ-との事で私も昔亡妻と年末から正月に掛けて友人夫婦と行った事がありますが実にのんびりとした穏やかな生活がそこにはありました。
そのフィジ-では赤い屋根はヒンズー教徒の家、緑の屋根はイスラム教徒そして黄色がシ-ク教徒となって居り学校の屋根も同様に色分けされて居るとの事でこれ等の色はそれぞれの宗教のシンボルカラ-なのだそうです。
英国領であった事もありインドからの移民が多く最近では人口の1/2はインド系と言う事ですがそれでもキリスト教徒は全体の58%居りヒンズ-教が34%そしてイスラム教が7%との事。 イスラム教徒はパキスタンからの移民が中心の様です。
宗派各に屋根の色を違えるのはお互いの宗教や習慣を尊重し合い干渉を避けると言う知恵で過去にフィジ-ネ-ティブとインド系との対立を経てこんな社会が出来上がったとの事です。
フィジ-で出来る事がイラクやその他の宗教対立で苦しむ国々に出来ないはずはないのです。 それこそ国連が中心になって世界平和構築の為の努力をして欲しいと心から願って居ます。
井上 出
0 Comments:
Post a Comment
<< Home