Thursday, September 06, 2007

イノさんの文箱 (2007/09/06)

平成19年9月6日

農山漁村体験学習

私達が子供の頃には海や山に夏休み期間中に課外活動と言う事で先生に引率されて一週間程の学習体験に参加した物です。

親から離れた事のない低学年の子供達にとってそれは大変な試練であってホームシックで泣く子も居ました。併し今から思えば大変想い出に残るイベントでキャンプファイヤ-を囲んで皆で肩を組んで歌った事や海で地引網を引いて色々な魚を取った事等懐かしく今でも鮮明にその時の事を覚えて居ます。

最近の小学校ではそんな学習は殆んど行われず残念に思って居たのですが、総務・文部科学そして農林水産の3省が共同で企画立案した小学生に農家等で1週間程度の宿泊体験をして貰う「子供農山漁村交流プロジェクト」なるものが2008年度からスタ-トする事になったと知りこのプロジェクトの立案者達に賛辞を贈りたいと思います。

2008年にスタ-トしますが全国に約23,000ある小学校全てにこのプロジェクトを拡大し2012年迄には全校で実施する予定との事でそれに伴い学習指導要領の改訂も行われるそうです。 都会の子供達が地方の集落をそして山村の子供が海辺の漁村の生活を体験すると言う事で大変結構なプロジェクトだと思います。

子供の自立心や社会性をはぐくみ、同時に過疎化や住民の高齢化が進行中の地域の活性化に効果をもたらすであろうと言う願いからこのプロジェクトが生れたとの事ですが是非成功させて欲しいと祈って居ます。

井上  出

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平成19年9月6日

ドイツ並に犬税の徴収を!!

安易にペットを飼って飽きたり嫌いになったり又時にはお金が掛るからとして捨てる飼主が増えて居ます。 一方で老犬の散歩に寄り添ってヨロヨロする犬を支えて居る優しい飼主も居ます。 ペットを家族の一員として大事に育てる人達も多いのですがペットを物扱いする特に若者達には困ったものです。 その結果野犬として薬殺される犬が増え続けて居るのです。

猫は放し飼いする人が多く私のオフィスの駐車場は屋外である事から猫の溜まり場になって居り今度フェンスの上に猫が入れない様な先端の尖ったプラスチック製の猫避けグッズを設置しようやく猫の侵入を押える事が出来ましたが野良猫に餌をやる人が多く野良猫は都内で急速に増えて居ます。 これもペットとして飼って居た人達が放置した結果なのです。

兎に角無責任なペットの飼主が多く最近は大蛇やイグアナが放置されて居たケースもありこんな連中を減らす為に何か良いアイディアはないかと思って居たところドイツには犬税があると言う事を知りました。

ドイツの犬税は各自治体によって異なるそうですがベルリン州の場合1匹につき年間で120ユ-ロ(約2万円)もするとの事で2匹の場合税額は更に上乗せされると言うのです。 そして闘犬種には大変高額な税金が掛けられて居るそうです。

このドイツの犬税と言うのは1810年に始まったそうですがペットは贅沢品として課税されたのがその始まりでそれ以降200年近くにわたって犬は課税対象になって来たとの事です。

日本でも1950年代後半に2,000を超える自治体が犬に市町村税を掛けて居た事があるとの事でもありその復活と犬のみならず全てのペットに課税する事でペットを安易に飼う人達を減らす様提案したいと思います。

井上  出

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