Wednesday, May 16, 2007

イノさんの文箱 (2007/05/15)

平成19年5月15日

定年後の日本人男性の孤独

OECD(経済協力開発機構)が発行した「女と男」と言う報告書で日本人男性の非社交性が突出して居たと言うのですが、その報告書では「日本人男性の交遊活動は不活発で世界で最も孤独」と結論付けて居たと言うのですから団塊世代の大量退職者達はこれからどの様な人生を過すのか心配です。

OECD加盟国のうちの21カ国を対象にアンケートをしたところ日本人男性の16.7%が仕事以外のサークル活動他に参加した経験零と言うのですから仕事人間が多い事を裏付けて居ます。 ワーストNO.2のチェコ男性でもその数字は9,7%と言うのですから日本人男性で仕事以外で外出したり社外活動に参加したりした事がない人が如何に多いか判ります。

身体年令は10才は若くなったと言われて居る事から団塊世代の退職者達は未だ働き盛りと言えましょう。 政界では50/60は洟垂れ小僧と言いますが引退し家に引き籠る様な事がない様、第二の人生を趣味やボランティア活動に賭けて元気に生きて欲しいと願って居ます。 夢々女房に「濡れ落葉」等と蔑まれない様希望します。

井上 出    (07/05/15受信)

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平成19年5月15日

牛乳を飲もう!!

以前にも御伝えしたと思いますが亡父は坂川乳業と言うミルクプラントを経営して居た事があり、当時は市場には全く無かったヨ-グルトもどきを食べさせられた事を想い出します。 その父は牛乳が人間の成長に欠かす事の出来ないカルシウム・グルタミン酸・良質の脂肪や蛋白質が沢山含まれて居る魔法の水だと言って私達は毎日沢山牛乳を飲まされましたが、これが現在の丈夫な身体を形成して呉れたと私は信じて居ます。

牛乳に沢山含まれて居るカルシウムは血圧を上げるナトリウムを体外に排出する働きがあり、更に体内で出来るアンジオテンシンIIも血圧を上昇させる働きがあるのですが牛乳蛋白質のカゼインが消化されて出来るペプチドにはこのアンジオテンシンIIを抑制する働きがあり牛乳を飲む事で血圧の上昇を押える事が出来ると言う事なので最近ではミネラル・ウォ-タ-より安くなって終った牛乳を毎日飲んで健康管理に役立てて頂きたいと切望します。 酪農家は今大変な状況に置かれて居り日本から酪農が消えて終わない様1日に一度は牛乳を飲んで頂きたいと願って居ます。

井上 出    (07/05/15受信)

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平成19年5月15日

宗教曲の権威ドイツの巨匠ハンス・マルティン・シュナイト(76才)

神奈川フィル・ハ-モニ-管弦楽団の音楽監督に何とハンス・マルティン・シュナイトが就任したと聞き驚いたのですがシュナイト氏は2001年に東京藝術大学の客員教授を務めた事もある日本通と知りました。

1984年にカ-ル・リヒタ-の後継者としてミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団の芸術監督になり宗教曲の演奏で広く世界に知られる存在になったと言うのです。

朝食はご飯に梅干そして昆布の佃煮と言うのですからかなりの日本通と言えましょう。 そのシュナイト氏が1990年に初来日しベルリン国立歌劇場来日公演でモ-ツアルトの「魔笛」を振ったと言う事ですがその彼がその頃と比較して日本人は随分変わって終ったと嘆いて居ると聞きました。

彼によれば電車で若い男性が座りお婆さんが立って居ても当たり前。 そこで日本人に代って若者を叱ると言うのです。 又親にかまわれず泣いて居る子をあやしたりするという話を聞いて日本の最近の若者や若い親の再教育をする方法はないものかと考え込んで終います。

「皆それぞれに良い人なのに、何故公の場では人を思い遣れなくなって終うのか? 日本人が良き秩序を失いつつあるのが悲しい」と言う発言に他国の人に指摘される前に我々日本人が何の手も打てないで居る現状を残念に思います。

多くの肉親に先立たれた氏は「苦しい事が多い程人はより深く微笑む事が出来る。」として常に笑顔を絶やさないと言うのですからお手本にしたいと思いました。

井上 出    (07/05/15受信)

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