Friday, December 29, 2006

イノさんの文箱 (2006/12/27)

「永遠の命を求める人に朗報」

不老長寿は長年の人類の夢でしたがこれが実現する可能性が出て来たのです。 医学の進歩によって臓器を取り替える事が出来若い臓器を移植する事によって内臓を若返らせる事は既に可能です。

併し血管は一部は可能でも身体中の血管を取り替える等と言う事は出来ません。 従って血管を新しくする事に成功すれば人間は不老長寿の夢を実現する事が出来ると言われて居ます。

ところが最近色々な分野で注目される様になった千葉大学の小室一成教授(循環病態医科学)の研究室で白血球の一種に血管や心筋の再生を促す働きがある事が判明したと言うビッグニュ-スが入って来ました。

小室教授はこの白血球を脚の切断を迫られた患者の治療に使ったところ症状が改善し切断を免れた人が少くなく心機能回復にも著しい効果を見たと言うのです。

今回使われた白血球の仲間は単核球と呼ばれ細菌などが体内に入った際に攻撃して退治する役割りを担って居るものでこの単核球を集め筋肉に注入すると骨格筋細胞が増えそれが血管新生を促す物質を出して血管を再生させると言うのです。

臨床実験では26人の人が足首や膝から下を切断せずに治癒し13人が心臓の血流が良くなり血液を送り出すポンプ機能が回復したとの事ですから大変な発見と思われ大いに期待出来ると考えます。 この研究の完成迄長生きして不老長寿を目指しましょう!!

井上 出 (06/12/27受信)

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「『頑張って!!』は死語にしましょう。」

「ピンピンコロリ」を流行らせた医師の鎌田實さんは若い頃癌の末期患者の病床を離れる時「頑張ってね!!」と軽く声を掛けたところその患者が突然泣き出したのです。 それを見て鎌田医師は何故泣いたのかその患者さんのベットに戻ってその理由を聞いたところ「先生私は今迄長い間頑張って来たのにこれ以上頑張れと言われてもどうして良いか判りません。」と答え潸々と泣かれたと言うのです。

鎌田医師はそれ迄沢山の患者さんに「頑張ろうね!!」とか「頑張ってね!!」と言う言葉を頻繁に使って来たのですがその一件以来「頑張らなくても良いんだよ!!」「でもあきらめては駄目だよ!!」そして「大丈夫、大丈夫」と2度繰り返す事にしたそうです。 そして「大丈夫、大丈夫」と言う言葉が患者さんに心の安らぎを与える事を知ったと言うのです。

鎌田医師も言って居られますが「頑張って!!」と言う言葉は声を掛けられた側に圧力と負担を掛けると言うのですがその通りだと私も思います。 周囲から「頑張れ!!」「頑張れ!!」と言われそれに応えられない事から自殺したマラソン選手の事は皆さん御記憶にあると思います。 ところが日本人は直ぐに「頑張ってね!!」と声掛けをして終うのですがこの言葉はこれからは使う事を止め死語にすべきだと私は考えるのです。

一時大変な話題になった「新宿の母」と呼ばれ大勢の女性から慕われて居る占師栗原すみ子さんと言う人は手相を見て悪い相が出た時はその事を伝えた後「大丈夫、大丈夫」と繰り返し励ますそうです。

交通事故死は一時の年間1万人をピ-クに減り続けて居り今年は6,000人台になると言われて居ますが自殺者の数は3万人の大台を続けて居ます。 自殺予備軍の人達に「大丈夫、大丈夫」と誰か周囲の人が声を掛けて上げればきっとその数字を大きく下げる事が出来るのではないかと思います。 是非皆さんも「大丈夫、大丈夫」と言う言葉を多用して頂きたいと願って居ます。

井上 出 (06/12/27)

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「殺し合いはもう止めよう!!」

今年も残り3日になって終いました。 月日の流れの早さを嘆く前に今年も何とか無事に越し新年を迎えられる事に感謝すべきかもしれません。 それにしても私にとってこの1年は本当に信じられない様な早さで過ぎ去って終いました。

硫黄島の話は議論を呼んで大変興味深く阿部さんと根屋さんの意見交換を私なりの視点から読ませて頂きました。 因みに根屋さんはおいくつ位なのか年令を御聞きしたいと思います。 若い方なのか年配の方なのかそのCOMMENTからは推測出来ませんでした。

第二次世界大戦は間違いなく米国による挑発に乗せられた物でル-ズベルトの陰謀であった事は明白で真珠湾攻撃を事前に察知して居ながら当時反戦ム-ド一杯だった米国の世論を変える為に2,000人余の真珠湾に集結して居た米海軍の兵士たちを見殺しにしたル-ズベルトの行為は許されるべきではありません。

イラク戦もそうですが大統領の一存で戦争を開始する米国の悪しき伝統は二度と繰り返させてはならないのです。 中曽根さんではありませんが無知な国民が一握りの指導者達によって簡単に操られて終う米国が再び世界を混乱に陥れる事がない様国際社会は米国の動きを厳しく監視する必要があります。

硫黄島や沖縄戦は本当に無駄な戦いであったと私も思います。 戦死した人達には本当にお気の毒ですが犬死にと言われても仕方がないと思います。 そして東条はじめ大本営の連中は沢山の命を虫螻の様に扱ったのです。 東京裁判以前に彼等は日本人によって処刑されても仕方がない位の罪を犯したと私は考えるのです。

イラク戦争も馬鹿ブッシュをはじめチェイニ-副大統領そして今回退任したラムズフェルド達によって始められ米国に大きな財政赤字をもたらしました。 ラムズフェルドは感謝祭に数日間前戦基地を将兵を慰労する目的で訪問した際人気俳優の様に無知な兵士達によって歓迎されて居ましたが1人位カメラの前で罵倒する兵士が出て来て欲しかったと思います。 3,000人近くの兵士が何の為にイラクの地で死んで行かなければならなかったのか、そしてその責任は誰も取る事はないのです。

平和を求める為の戦争だとか民主主義実現の為の戦争だ等と言って戦争を始めその陰で軍事産業から膨大な寄付金を引出し私腹を肥やす連中を我々は許してはならないのです。

井上 出    (06/12/27受信)

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