イノさんの文箱 (2006/12/18)

「商魂逞しい日本人」

大部古い話になりますがイスラム教徒が聖地に向って一日に何回も礼拝することを知った日本人のビジネスマンが磁石(方位測定器）付きの小さなカ－ペットを開発しました。　これで聖地の方向が判り又カ－ペット上で礼拝が出来る為衣服が汚れないと言う二重のメリットがあり世界中のイスラム教徒の間で大変な数を売上げたと言うのです。　恐らく最近は発展途上国製のコピ－品が出回って居り日本製は既に駆逐されて終ったと思いますが、そんな事がありました。

世界中に10億人以上存在するイスラム教徒をTARGETにすれば大きなビジネスが見込めると思うのですが今度はイスラム教の戒律が厳しい地域で暮らす女性達が全身をすっぽり覆うチャドルでも日本製が一番人気というニュ－スを見ました。　特にイランでは年間800万人分のチャドル用の布地が売れて居ると言うのですがその中でイラン製は1割しかないそうです。　理由はイラン製は直ぐに変色する為との事。

一方日本製は色あせしない、肌触りが良いし色もキレイと言う事で1着分50万～70万リアル（6,500～9,000円相当）と高値であるにも拘らず良く売れて居るとの事。　商魂逞しい日本人の存在を久し振りに知りました。　頑張れ日本!!

井上　出　　　(06/12/18)

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「紅葉狩り」

「忙中閑あり」と言うと格好良いのですが先日高尾山に両親の墓参りの帰途寄ったにも拘らず未だ紅葉にはチョット早過ぎたので六義園に先週の土曜日行って来ました。　ところが今度はチョット遅過ぎた様で奥の方に行かないとキレイな紅葉は見る事が出来ず落葉の積った遊歩道を園内2周程しました。

日本も異常気象でポカポカして暖かい一日でしたので園内の池の亀がこの時期には珍しく沢山甲羅干しをして居ました。　小鴨達がこれ又何組も泳いで居ました。　そんな様子を眺めながら園内の茶店で抹茶と和菓子を頂きましたが赤毛氈の床几に座って居ると茶人にでもなった様な気分で久し振りに豊かな時間が持てた様な気持になりました。

茶店に年配の着物姿のご婦人3人組が居られたのですがその近くの木の上からカラスが白い糞を落とし御婦人方は大騒ぎ。　兎に角園内にはカラスが沢山住み付いて居りそのうるさい事。　そしてその多くが暖かい事から水浴びをして居ました。　最初は鵜かと思ったのですが全部カラスでした。　街中のカラスは東京都が力を入れて駆除して居る事から大部減ったのですが都内の公園は何処も相変らずでカラスと鳩で一杯なので更なる駆除を希望しますが動物愛護協会の人達にそんな事を言ったら攻撃されるかも知れませんね。

井上　出 (06/12/18)