Thursday, October 26, 2006

イノさんの文箱 (2006/10/24,26)

「女優の死」

トロントの田中さんからのメール拝読しました。 「パパは何でも知って居る」は私達の年代の当時の若者達に田中さんの言われる様にアメリカのリビング・スタンダードに対する憧れを抱かせた事は間違いありません。

日本の新聞は全て簡単な死亡記事としてジェーン・ワイアットさんの96才での死亡を伝えて居ましたがトロントスターの様に大きく取り上げてくれたら当時を懐かしく想い出す人達が大勢居たであろうと思います。

「ピンピンコロリ」よりも自然に息を引取る方が好ましいと私も思いますが寝たきり老人にはなりたくないと改めて思いました。

井上 出 (06/10/23)

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「米国とソ連に対し終戦直前の不法行為の犠牲になった人々に対する国家補償を求めよう」

東京大空襲は違法行為であって一般市民を10万人も絨毯爆撃によって無差別に殺害した事は許されません。 又広島長崎に落とした原爆により30万人もの人が殺害されたばかりではなくその放射線による後遺症でその後亡くなった人達そして今でも苦しんで居る人達に対し謝罪と補償を米国は行うべきで国は米国政府に対し強く要求すべきです。

特に東京大空襲の被害者や遺族に対しては国から何の補償も行われて居らず損害賠償と謝罪を正式に米国に要求して貰う必要があります。

公平で公正な戦争被害者や遺族に対する補償制度の確立は当該者達の高齢化が進む中、国の急務と考えます。

さらにソ連の一方的な参戦と日本軍兵士や一般人の拉致と苦役による犠牲者に対する補償も併せ求められなければなりません。 四島返還運動の陰になってシベリア他でのソ連軍による日本人虐待の事実が忘れられて居ますが併せて日本政府にソ連に対する強力な抗議と賠償要請を求めます。 世界の注目を集め世論を味方に付ける外交手腕を見せて貰いたいと新生外務省に期待します。
                 井上 出    (06/10/26)

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「臓器売買について」

愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院での腎臓移植をめぐる臓器売買事件で今大騒ぎですがこれは偶々発覚しただけの事で同じ様な事が日本中で行われて居るのです。

最近幼児の臓器移植が日本で行えない事から海外で移植手術を受けるケースが増えて居ますが、1億円だ2億円だと言う高額の手術料が支払われて居ます。 北米が中心ですが高額な手術料を支払う事によって移植用の臓器が売買されて居るのです。

こんな高額な手術料は一般人にはとても負担出来ない事からNHKを含めマスコミがその都度募金活動に協力し資金を調達して居ます

がその為に現地で移植の順番待ちをして居る貧しい人達が後回しにされて居る事実を黙認してはいけないのです。

金に物を言わせ途中から割り込んで手術を受ける日本人を現地の人達がどの様な目で見て居るか考えて見なければなりません。又1人の子供の命を救う為に億単位のお金が使われる一方でこの地球上で毎日3万人以上の子供達が飢えや病気で死んで行って居る事を考えて見る必要があります。

自分達の周囲の人達の事だけを考えずもっと広い視野に立って物事を見ると言う事がグローバル時代には欠かす事が出来ない常識であるという事を再認識して貰いたいと思います。

井上 出    (06/10/26)

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