Thursday, August 28, 2008

敗者復活

平成20年8月28日
オバマもマッケインも脛に傷を持つ者同志となれば互角と言うところでしょう。 こんな2人が次期大統領と言うのも米国人の懐の深さと見るべきなのでしょうか?
一時は圧倒的優勢と伝えられて居たオバマですが日本のメディアによれ ばあまりにも頻繁にTVに顔を出したり既に大統領気取りの言動が顰蹙を買ったりと言う事に加え先日のハワイでの一週間の休暇が問題視されたりと言う事で最 近では支持率はほとんど両候補共拮抗して来て居るとの事ですがそちらのメディアではどの様に戦況を見て居ますか? 御聞かせ下さい。
子ども時代に成績優秀な子は大人になってから性格に問題が生じると言う見方は的を射て居る様に思います。 私の周囲を見廻しても該当する人達が居ます。
多くのスポーツにある敗者復活戦と言う制度も恐らくアメリカ人の好む敗者復活制度の流れかもしれません。 今回女子ソフトボールで日本が優勝出来たのも敗者復活戦のお陰でチャンスを2度与えると言う方式には私も大賛成です。
日本では企業を倒産させて終うとその人の人生は終わりと言うような受け取り方をされ再起する事は大変でこれが自殺につながったりしますが北米では銀行が個人資産を担保に取るケースが少ない事もあって倒産後新会社を設立したり第二の人生を優雅に過ごしたりして居ます。
このところ日本では大企業の倒産が続いて居ますが大企業の経営者達は個人保証を差し出す必要はありません銀行が要求しないからです。 一方中小企業の経営者達は自宅は勿論の事生命保険から家族の預金迄担保として求められますから会社が倒産すると裸になって終います。
大企業の倒産となると何百億円と言う貸付金が零になる訳でそんな事態は許容しながら中小零細企業から少額の貸付金を取り立てる銀行のあり方を見直す必要があると私は考えるのですが実現の可能性は零です。
日本経済は中小企業によって成り立って居る事を国としても再認識し現在の担保による貸付制度を改める事を検討して貰いたいと願って居ます。
日本の様に幼児期から家庭教師を付けたり塾通いをさせたりして自由に遊ぶ時間を与えない様な事では心身共に健康な子供が育つ訳がありません。 最近親殺し事件が頻発して居るのもこんなところに原因があると思います。
子供達に先ずはスポーツを通して身体を鍛えさせ体力が出来てから勉強に精出させると言う事にしなければひ弱な協調性のない根暗(ネグラ)な子供達ばかりになって終うと私は憂うのです。
井上 出

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